【星座別】獅子座の世界を徹底解説!意志によって輝きが生まれる!

「初心者が最初に巡り会いたい『深楽しい』西洋占星術講座に」ようこそ!

今回は黄道12星座・星座別解説の第3弾として、獅子座の世界を解説させていただきます!

すべての星座別・徹底解説のページは、「太陽星座」のみの解説ではありません。

今回も占星術のシステムにおける、獅子座の世界観や、星座に関する深い知識を解説していきます。

それでは、獅子座の世界にご招待いたします!

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獅子座の季節

獅子座の時空間である季節は、7月23日~8月22日の間です。

前回の蟹座の段階で、夏至を迎え、物語は第2章に突入しました。

日本の四季と宇宙のサイクルはかなりシンクロしていて、文字通り、春夏秋冬の順番に、星座の物語も進んでいきます。

獅子座とは、「太陽の季節」です。

太陽のエネルギーが最も強く、多く降り注ぎ、大地は熱を吸収し、地球の核にまでエネルギーが届きます。

蟹座が自分の感情と向き合ったお陰で、またその反動で、夏を全身全霊で感じ取るために、獅子座は外で自身がどれくらい輝けるのかを試したくなります。

誰もが自分の役割を持っていて、その役割は、常に誰かに影響を与え、宇宙の循環への貢献になることを、私たちの魂は知っています。

だからこそ、ホロスコープには感受点があり、2つ目の感受点である夏至は、獅子座により主体性を身につけさせようとします。

獅子座とは、自分の人生に立てる意志と情熱を抱き、それらを実際に具現化する役割を持っています。

内と外の出入りを繰り返していく中、獅子座は何を獲得し、何を苦手とするのかが気になりますね!

獅子座の世界

獅子座は「自己実現」や「自己表現」に、心を燃やそうとする願望が強まる世界観です。

心を燃やすとは、1つ前の蟹座で抱いた感情を発散するために、実生活で生きている実感と、生きていく意義や意味を確信することが目的になります。

自分の感情を知ったことで、獅子座はそれに対する答えを求めながら、世界を半ば『試す』ように、自尊心を高らかに掲げて旅を再開します。

その存在感には、恐れや迷いなど無く、自分が最も輝ける場所や手段を探しに出かけるのです。

獅子座の姿は頼もしく、根拠の無い自信であっても、魅了されてしまうような「存在的」な重力があります。

蟹座が引力の世界であったのに対し、獅子座は自分を中心とすることで、周りを重力で動かす、といった具合です。

それもそのはず、12星座の物語は、太陽系の物語なのですから。

獅子座の世界は、太陽の声が響き渡る季節であり、自分をいかに輝かせるかが鍵です。

それは成長段階とはいえ、目を離せなくなる迫力や魅力があり、ますます物語の続きが気になることでしょう。

獅子座の世界観は、この後続いていく陰の季節を生き抜くために、太陽のエネルギーを溜め込むように、活発で眩しく、勢いのあるのです。

獅子座のキーワード

獅子座ほど、無邪気に自分をアピールし、その評価を一心に受ける星座はありません。

『百獣の王』とは、貫禄だけでなく、生き方がそのまま在り方に反映するライオンそのものと言えるでしょう。

獅子座のキーワードは、「 I Will 」=「私は意志する」

日本語の日常会話で、「意志する」という表現を見聞きする機会はあまりありません。

似た言葉で「意図する」がありますが、これも日常会話では使わず、意識して使う言葉の部類に入ります。


そもそも「意志」とは、頻繁に決めたり、変えたりすべきものではありません。

意志とは一貫性があり、目的を達成するための『誓い」だからです。

獅子座は、自己実現を達成することを使命に感じる星座です。

獅子座の段階では、「世界と一体化する」という最終目標にまでは至っていませんが、「この世界で自分を確立する」という意識で行動します。

後に世界と自分との融合を果たしていくのですが、蟹座の内面を潜る作業を終え、地上に戻った時、まだまだ世界を駆け回る必要があると感じるのです。

それは精神世界からの反動でもありますが、より具体的な成果に意識が向き、内面を投影できる対象が欲しくなるからでしょう。


獅子座が「意志する」時、それを支配せんとばかりに、あらゆるものを1つずつ自分のモノにすべく動きます。

進んだ先々で、興味を惹かれるものに近づき、少しずつ自己実現に必要な要素を集めるとともに、自信と実績を作っていくのが生き甲斐になっていくのです。


獅子座の底力は、『諦めないこと』でもあります。

それは太陽の恩恵を受け、大地全体を照らし、自分自身が輝くこと自体が、世界への恩返しだと直感するからです。

とはいえ、太陽の光でさえ照らせない場所があることを、獅子座は薄々勘付いていきますが、その意識が強まるのは、また後の星座になってからになります。

獅子座の支配星

獅子座の支配星 (ルーラー) は、太陽です。


太陽は太陽系の中心であり、全惑星を引率して、宇宙銀河を前進していく役割を持つ、『王様』とも言える惑星。

その太陽の加護を受けているとなると、さぞかし獅子座は輝かしい星座なのかと思いますよね?

その直感は正解でありますし、また危険な要素でもあります。

水星は太陽の最も近い軌道を運行することで、惑星内は高温です。

また水星は大気を持たないために、彗星による衝突を防御することができません。

強大な力の影響は、あらゆる変化をもたらします。

それは『光と影』も同じことです。

強い光を当てれば当てるほど、同じくらいに影ができ、それぞれに影響が起こります。

概念的に言う『後ろ盾』の場合は、サポートを受け、エネルギーの供給を受け続けるという意味で、大変恵まれているということになります。

ただ真正面から光を浴び続けると、目は暗み、熱気で疲労してしまうのは目に見えていますよね?

これは獅子座が自身の力を過信して、長時間の狩りで疲弊してしまい、獲物を仕留めるどころか、力尽きてしまう、というリスクを連想させます。

強大な力を使いこなすためには、それ相応の時間が必要です。

確かに獅子座は、太陽を支配星 (ルーラー) に持っていますが、占星術では、太陽は人生のテーマであり、簡単に獲得できるものではありません。

前回の月の話のおさらいになりますが、星座の物語では、星座の太陽と月との出会いは、表面に1度触れ、その難解さを悟って出直す、という流れがあるのです。

ですから獅子座が太陽の恩恵を受けながらも、100%太陽の力を受け継いでいるわけではなく、むしろ太陽の力を使いこなすための器を磨く旅をします。

そのためにはまず、自我を使い、願望や欲求を叶えてから、世界との融合へと舵を切っていきます。

獅子座と蟹座は、重大なミッションを託され、戸惑いながらも、物語を進めていく重要なポジションなのです。

すぐに答えが出ないからこそ、その後ずっと答えを探し続けます。

その答えを探す姿こそが、獅子座の「意志力」であり、太陽からの『挑戦状』なのです。

獅子座とハウス

獅子座が対応するハウスは、第5ハウス (室) です。

ハウスについては、後の個別のページ深く解説させていただくとしても、双子座と第5ハウス (室) の関係性だけはピックアップしていきます!

第5ハウスのテーマは、以下の通りです。

  • 楽しみ、喜び
  • 子ども
  • 恋愛
  • 芸術、美術、ダンス、音楽
  • 嗜好品、贅沢品
  • ファッション
  • 休暇
  • 趣味
  • スキャンダル etc

牡羊座と獅子座は、『自我意識』に重きを置いているため、欲求や願望に対して素直になる星座です。

特に獅子座の場合は、自分で選び、決めることができるまでに成長したため、上記のようなテーマに行き着きます。

全体的に陽気で、楽しそうなものばかりに思えますが、浪費や人とのトラブル、日常とのギャップなどが生まれることも忘れてはいけません。


私たちが『慢心』すればするほど、自意識と客観性は離れてしまいます。


ですが第5ハウス (室) のテーマは、結果的に「与えること」によって、人に喜びを与え、世界に貢献していく事柄ばかりです。

願望や欲求は『自由』という印象がつきものですが、ちゃんと責任を伴った学びが起こって来るので、獅子座の「意志力」にエネルギーを注ぐことが大切。

行動範囲が広がり、影響力も備わって来た獅子座は、楽しさや喜びと並行して、誰かのために責任を負うことに生き甲斐を感じる器を作っていきます。

獅子座の支配星 (ルーラー) の太陽が、人生を通して獲得する天体であり、意識です。

それは第5ハウス (室) に表現されるテーマの1つひとつに、しっかりと組み込まれているのです!

獅子座と身体の関係

星座は、私たちの身体の部位と対応しています。

獅子座が対応する身体の部位は、「目」と「背中」です。

エサを狩る時の猛獣の目は、獲物の些細な動きも逃しません。

また獲物を追いかける時に使う筋肉は、脚も大切ですが、身体の大部分を占める背中の筋肉が、全身で動く時の原動力になります。

とはいえ、獅子/ライオンには持久力が備わっていません。

長期的な狩りは不利になりますから、一瞬一瞬のミスが命取りになります。

この『真剣さ』は、意志を実現させることにも通じること。

短期的に決着をつけるためには、目を逸らすことは許されません。

また猫背は、エネルギーや気を停滞させ、不健康になる姿勢です。

背中を伸ばし、本来の力をいつでも発揮できるように、身体は柔軟にしておかなければいけません。

神経は全身を巡っていますから、特定の部分だけが秀でているだけでは、狩りや自己実現の確率を上げることはできないのです。


星座の物語には、1つ1つの身体の部位に意識を当て、身体という器を育てていく側面もあります。

それは私たちの身体が、20代までに成長していくプロセスと同じです。

獅子座は、ある程度身体が完成され、その能力を活かし切るために、TPOに合わせ、また意志を貫くために、意識をはじめ、身体も心も使うということですね!

獅子座と時間の流れ

蟹座で感情に触れ、月の影を知った後、太陽はナチュラルサインである獅子座に入ります。

それによって、感情に意識という光と熱が入ることで、物語の展開は、よりドラマティックになっていきます。

よく『エゴは無くさなければならない』という表現を見聞きしますが、この言葉だけをピックアップすると、少し混乱してしまうでしょう。

それは瞑想中に、雑念や煩悩が出て来ることで、余計にイライラしたり、逆に落ち着かなくなる、ということと似ています。

獅子座は自己実現を目指すため、エゴを最大限に活かして、世界を駆け回ります。

私たちは小宇宙であり、太陽系の中心を回る地球に生きていますし、大宇宙は誰にでも力を与えてくれます。

私たちからエゴを取り去ってしまうということは、宇宙に捧げるエネルギーが失われることを意味するのです。

無知の状態から世界に出会ったことで、物語の第2章で、自分の感情に触れ、エゴを持つことで、全体の一員としての自覚も表れます。

エゴを持つことや、手放せないことに問題があるのではなく、「エゴの使い方」に焦点を当てるべきなのです。

このことは、後の獅子座とタロットカードの関係性で説明していますので、このまま読み進めてくださいね!

獅子座の時間の流れは、ここで「意識」というものにエネルギーを注ぎつつ、外界とどのように付き合えば良いかの学びになります。

その学びは輝かしく、また難しい局面に立たされる場面もあるかもしれません。

ですが物語も時間も、宇宙からの教育カリキュラムも進んで行くのみ。

獅子座の季節は、主体的に生きていく喜びと、思い通りにいかない現実とを両手に携えて、旅を続けていくのです。

獅子座を構成する要素

獅子座を構成する、属性・宮・性の3つの要素について解説していきます。

獅子座の属性

獅子座の属性は、火です。

意志には熱が帯びていて、その灯りや眩さは、他者を勇気づけたり、その人が気づいていない可能性を照らします。

獅子座の火は、自らが太陽となるように、激しく意志を貫く役割を担っています。

獅子座の宮

獅子座の宮は、固着宮 (不動宮)です。


活発に動くようで、実はタイミングを狙うのが獅子座の性質。

それは本能的であり、野性的です。

だからこそエゴに直結した動きをし、行く先々に獅子座の足跡が残されていきます。

獅子座の性

獅子座は、男性性の星座・男性星座です。

獅子・ライオンは『百獣の王』ですから、間違いなく外に働きかける力を任されています。

圧倒的な存在感で、タイマンであろうと、四面楚歌であろうと、自身の意志を貫こうとします。

獅子座とその他の11つの星座との関係性

獅子座は、その他の星座にとって、『輝かしい存在』です。

太陽が支配星 (ルーラー) ですから、そういった印象を持っても不思議ではありません。

ですが獅子座が自分本位になり、周りを省みなくなった時、『裸の王様』に成り下がってしまいます。


リーダーや指導者は、自分を律することができなくてはいけませんから、一時的に我慢をしてもらっても、煙たがられる時は訪れます。

その他の星座は、獅子座を牽制するとともに、色んな角度からアドバイスを通して、獅子座にチャンスを掴む機会を与えるでしょう。

獅子座・火の属性とその他の星座

属性別に星座を表現する時、以下のように表現していきます。

  • 火の属性 = 火星座
  • 土の属性 = 地星座
  • 風の属性 = 風星座
  • 水の属性 = 水星座

獅子座 (火)  x 火星座

獅子座以外の火星座は、牡羊座と射手座の2つです。


これら2つの星座と比べると、どうしても獅子座は我を張ってしまいます。

その様子を見て、牡羊座は引き、射手座は安全圏まで離れることもあるでしょう。


ですが、さすがは火星座同士です。

目的意識が合致した時、そのやる気は燃え上がり、意志と統率力が爆発的に増大するでしょう。

獅子座 (火)  x 地星座

地星座は、牡牛座・乙女座山羊座の3つです。


獅子座にとってこれらの星座は、少し反応が薄いように感じられるでしょう。

牡牛座は自分のことで忙しく、乙女座は目の前のことを優先し、山羊座は体系的に戦略を組みます。

ですから獅子座の熱意は、時に折られてしまうこともあります。


ですが獅子座は簡単には折れず、これらの星座の心に訴えかけることで、協力関係に発展し、地に足の着いたサポートを受けることができます。

獅子座 (火)  x 風星座 

風星座は、双子座・天秤座・水瓶座の3つです。


獅子座にとってこれらの星座は、タイミングが合えば、大変良好な間柄に発展します。


ですが獅子座には獅子座のタイミングがあり、フットワークの軽い風星座を待たせてしまい、タイミングが揃わないこともあるでしょう。


とはいえ、火は風になびくもので、けしかけられることで獅子座が腰を上げることもあり、普段とは違うタイミングで動くことで、運を引き寄せることもできます。


総じて悪い関係性には発展しにくいのですが、方向性が異なることで、口論になったりするので、感情的・衝動的にぶつかり過ぎないように注意が必要です。

獅子座 (火)  x 水星座 

水星座は、蟹座・蠍座・魚座の3つです。

熱意と感情には、決定的な違いがあります。

意志や熱意は、根本的に根差した軸から生まれるもので、感情は一時的であったり、過去から引き出され、繰り返されるもので在ることが多いのです。

ですから火と水の相性は、『相克』と言って、打ち消す相性であるとされています。

ですがどちらかが折れ、相手に譲歩することで、代わる代わる相手の要望に応え、友好関係を結ぶことが可能です。


ただ感情を司る水星座に、口で勝てることは少ないかもしれないので、獅子座は順序立てて話をし、感情論に発展しないように気をつけた方がいいでしょう。

獅子座 (固着宮/不動宮) と活動宮・柔軟宮

占星術的なシステムについては、何度も同じ表現を繰り返しますが、それはあなたに「いつの間にか覚えていた!」という感覚を掴んでいただきたいからです。

3つの宮は、「トリプリシティ」といって、星座を3つの分類をするシステムです。

宮は、星座毎の性格や雰囲気ではなく、自然のサイクルの3つの流れを役割として持っています。

  1. 活動宮 = 始まり
  2. 柔軟宮 = 変わり目
  3. 固着宮 (不動宮) = 定着

獅子座・固着宮 (不動宮) x 固着宮 (不動宮)

獅子座以外の固着宮 (不動宮) の星座は、蠍座と水瓶座の2つです。


獅子座は常に動き回るわけではなく、ここぞという時の瞬発力を大事にします。

その点、蠍座と水瓶座は、無駄な時間や行動が嫌いなため、獅子座と馬が合います。

ただ蠍座は感情や情緒に敏感でうるさく、水瓶座は公平さや理想を掲げるため、獅子座が『俺様』的な態度を取り過ぎると、冷たくされてしまいます。

確固たる意志には、相手に理解される創意工夫が必要になり、獅子座は周りからの評価を素直に聞き入れることが大切にです。

獅子座・固着宮 (不動宮) x 活動宮

活動宮の星座は、牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座の4つの星座です。

固着宮 (不動宮) は、決してノロマというわけではないのですが、流行や周りの流れについていかない性質を持っています。


またそのことを悩みながらも、根本的に改善しないことが多いため、これらの星座からけしかけられることが多いかもしれません。


獅子座はオープンに自己主張・自己表現しますから、人と成りは受け取ってもらいやすいですが、思い通りになってもらうという意図は拒絶されます。

やはり譲歩や尊重の心無くして、違いを補い合うことは難しいのです。

獅子座・固着宮 (不動宮) x 柔軟宮

柔軟宮の星座は、双子座・乙女座・射手座・魚座の4つです。

獅子座の頑固さは、意志の固さが反映されているため、これらの星座からの言葉がうっとおしく感じてしまうことがあります。

柔軟宮グループとしては、意固地になるだけ時間が無駄になると考えるので、獅子座が自分から根を上げるのを待つことが多くなりそうです。


とはいえ、獅子座の掲げる理想は輝かしいため、ちゃんとサポートする人は集まります。

側近の言葉を聞き入れることで、獅子座は慕われるリーダーになり、また獅子座自身も、自分に関わる人を引き上げることに生き甲斐を感じ始めるでしょう。


蟹座から2度目のトリプリシティが始まり、獅子座は世界の多様性に驚き、思い通りにいかない体験に行き詰ることがあるかもしれません。

ですが勝者が存在するということは、必ず敗者や、支えてくれる人がいる、という構図が存在しているということ。

獅子座は自分にだけスポットライトが当たっているわけではなく、それぞれの色のスポットライトが世界を照らしていることを知っていきます。

その際に宮の違いは、牽制し合い、サポートし合う働きをし、それぞれの星座にとって必要な学びが訪れるように仕組まれているのです。

2極の性と星座の移り変わりについて

この世には、仲良し夫婦や似た者夫婦がいる半面、対極の性格をしている夫婦もいて、家庭の在り方は様々です。

実のところ、私たちは自分自身の成長で、このような違いを知らないうちに体験しています。

それが星座の移り変わりだり、二極性の切り替わりです。

特に内面に没入し、引きこもっていた蟹座が、急にアウトドアになり、自己実現のために旅に向かうなんて、カメレオンみたいな変わり様ですよね!

ですが、自分の感情をある程度味わった後、獅子座はその手応えを現実化したくて仕方がなくなるのです。

気分屋とも思えるこの切り替えは、覚えたての言葉を話したい子どもの心境と何ら変わりはありません。

なぜなら私たちは「生まれた感情を味わうこと」と、「世界で新しい感情を体験すること」を交互にすることで刺激を得て、成長していくからです。

自分の感情に振り回されてしまう傾向が強い人は、ホロスコープ上に示される、蟹座や月、第4ハウス(室) などの位置や関係性が参考になるでしょう。

テクニカルな解説は、もうちょっと後になりますが、成長段階における変化や事象は、すべてあなたの魂が準備したものです。

獅子座の季節は、エゴを駆使して、準備された材料をどのように料理して、人生を楽しめるからを探っていく流れと言えるでしょう。

獅子座を客観視するのは?

獅子座の場合、正反対に位置する星座は「水瓶座」です。

水瓶座は獅子座と同じ固着 (不動) 宮で、属性は風。


獅子座にとって水瓶座は、『意志を向ける対象』が異なります。

獅子座が「自己実現」、つまり自分自身に意識が向いているのに対して、水瓶座の意識は、全体に向いています。

水瓶座は、星座の物語のラスト1歩手前の段階ですから、自己実現を既に達成し、それを世界に浸透させ、一体化させようと働きます。

獅子座に「全体性」を強要するだけでは酷ですが、『自己実現が全体のためになる』という意識は叱咤激励になります。


客観性は、何も自分を蔑ろにしたり、自己犠牲をしなければならない、ということではありません。

水瓶座はその点を十分に弁 (わきま) えていて、全体の中に自分を含められるまでに成長した星座です。

私たちはある時点で、自分だけが得をしたり、成長したりしていることに飽きます。

その理由は、私たちの本能の奥に、他者や全体に貢献することの『本質的な喜び』が組み込まれているからです。

獅子座は、このことをまだ体験的に確信していないため、手探り状態で発展途上なだけで、十分すぎる伸び代があります。

ですから『外から自分を見る』意識を持ち、他者の意見を受け入れたり、周りの人の生き方や在り方を参考にすることで、大きな成長が期待できるのです。

『正反対』とは、『自分に無いモノ』ではなく、まだ意識が当たっていない部分を指します。

目を見開いても、目を凝らしても見えないモノがある時、それは意識の中に存在して居ないからに過ぎません。

成長を続けていくことで、意識は拡大し、見えなかったはずのものが立ち上って来るはずです。

水瓶座は、単にみんなに優しくあれ!ということを諭すのではなく、なぜ優しくあることが自分と全体に恩恵をもたらすのか、を教えてくれます。

それはまるで、弱肉強食の残酷な世界で生き抜くライオンに、天から恵みの雨が降り注ぐような『啓示』のようなものになるでしょう。

獅子座と数秘【5】

星座の物語は、獅子座の持つ意志によって、安全や制限を突き破って行きます。

それは数秘にも表れ、また形としても表れます。

数秘5は、柱や建物の土台を安定させる数秘4の、『維持』や『秩序』から飛び出し、新たな世界を自ら作っていく働きなのです。

数秘術とは、宇宙の原理を1~9の数字で表したものです。

獅子座は12星座の5番目の星座であり、数秘5の意味合いを持ちます。

数秘5には、以下のような意味があります。

  • 変化、成長、進化
  • 拡大
  • 冒険、好奇心
  • 好奇心、か発
  • 発展的な自由
  • ヴィジョン
  • 機知に富む
  • 推量 etc

獅子座は決して「安心」や「安全」を嫌い、捨てたわけではありません。

より一層安心と安全を強化するためにも、自分の意志を立て、その情熱が突き動かす先へと歩みを進めるからです。

「石橋を叩き過ぎる」と、橋は割れてしまいます。

ですから勢いだけでなく、橋の向こう側にある何かが待っていて、その何かが、自分の意志に対してどう応えるか、ということに獅子座は燃えます。

それは危険かもしれませんし、未知の体験かもしれません。

どちらにせよ、行ってみなければ分からず、時間は常に進んで行きます。

数秘5は『突破する』ことにより、意志を実現しようとする働きです。

そのため進み続けること、動き続けることにより、不安や迷いを払拭していきます。

不安や迷いは、無尽蔵に生まれて来ますから、それらの感情に身を委ねてしまうと、意志の炎は水をかけられ、どんどん輝きを小さくしてしまいます。

『決して意志は絶やさない』という決意は、数秘にも表れ、もちろん獅子座という星座本来の力にこそ相応しいものです。

なにより、太陽が獅子座の意志をサポートしています。

占星術の世界観においては、太陽が後ろ盾であるということは、不安や恐怖、謎や秘密といった曖昧なモノに、果敢に挑んでいく力を得るということです。

この世界は、常に循環する働きによって支えられ、また太陽系も宇宙銀河を進んで行きます。

数秘5と獅子座は、進み続けるという『原動力』と『推進力』により、「変化」をもたらす重要な役割を持っているのです。

獅子座とタロットカード

獅子座に対応するタロットカードは、「力:Strength 」です。

「力」のカードには、以下のような意味があります。

  • 手懐ける
  • したたかさ
  • 頑張り
  • 正念場
  • 情熱
  • 誠意
  • 創意工夫
  • 克服 etc

このカードが表現するものは、物理的な力ではありません。

むしろ焦点は、『力を行使する者の在り方』にあるのです。

これは「パワーかフォースか」という問題にも通じるものがあります。

パワーとは、力と言い換えることができ、フォースとは、働きと言い直すことができます。

『アメとムチ』という言葉もまた、このカードの真意を知るために参考になります。

アメを与え過ぎても甘やかすだけですし、ムチを振るうばかりでは、いつか反逆されてしまうでしょう。

暴力には、物理的に傷つける暴力と、精神的に追い詰める暴力の2種類があります。

暴力や支配という恐怖や痛みに基づいて、従属させることのために力は使われることが多く、フォースとは、自ずと自分から慕ってくれる関係性を築くものです。

獅子座の象意は「意志」ですが、自発性や自意識だけで突き進むだけでは、物事はスムーズに進みません。

獅子座はこれまでの経験から、既にこのことを心得ていて、力を持ち、働きにまで繋がるために、このカードを教訓や戒めとしているのです。

『力』のカードには、ライオンとライオンを素手で触る女性が描かれています。

実際のところは、あなたはライオンであり、ライオンを手懐ける女性の両面を持ち併せているのです。

ただ現時点での星座の物語は、ライオンの意識が強く、これから世界と一体化するために、フォースの力を目覚めさせていくのが、これからの成長の物語。

自分を活かし、他者を活かすという意味でも、この世界の働きにアクセスしていくことが、自他を尊重することに繋がるのです。

獅子座の意志は、自分と世界に輝きをもたらす!

今回の講座では、獅子座の全貌を詳しく解説させていただきました。

獅子座の物語は、自由と自身の存在の確立のために、意志を行使するを挑戦し、成果を受け取る、という内容です。

自信や能力、カリスマ性というものは、他人から認めてもらうことも必要ですが、まずはあなたがご自信を信じることが大事になります。

あなたがご自分を認められる時、他者を、世界を認めることができるようになっています。

この真理は、意志に基づいて行動し、日常生活に定着することにより、存在感をましていくことにも繋がります。

世界は、誰に対しても平等で、その人を中心に回るようにデザインされています。

それは意志を行使し、世界に貢献することを見越し、誰もが人生の主役であり、宇宙という舞台の観客でもあるからです。

そのような華やかな舞台に立つためには、まずは自分という存在を確立させる必要があります。

そのために、蟹座で感情を獲得し、獅子座ではエゴを使い、人を喜ばせ、自分の願望や欲求を叶えようとしたのです。

星座が移り行く毎に、物語のTo Do リストは、確実にこなされていっています。

特に獅子座は、太陽の光を世界に知らしめた星座です。

この功績は、次の乙女座に引き継がれていきます。

星座の物語は、もうすぐ折り返しを迎えます。

どのような変化や成長が見られるのかが楽しみですね!

それでは、次の乙女座の講座でお会いしましょう。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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