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【星座別】魚座の世界を徹底解説!螺旋状に続く物語こそ魂の計画!

【星座別】魚座の世界を徹底解説!螺旋状に続く物語こそ魂の計画!

「初心者が最初に巡り会いたい『深楽しい』西洋占星術講座に」ようこそ!

今回は黄道12星座・星座別解説の第12弾として、魚座の世界を解説させていただきます!

すべての星座別・徹底解説のページは、「太陽星座」のみの解説ではありません。

今回も占星術のシステムにおける、魚座の世界観や、星座に関する深い知識を解説していきます。

それでは、12星座最後の魚座の世界にご招待いたします!

魚座の季節

魚座の時空間である季節は、2月19日~3月20日の間です。

占星術は、太陽が牡羊座に入る春分点を起点としているため、魚座の季節は宇宙のサイクル的に言うところの『極地』という風に表現することができます。

私たちが住む地球は、天の川銀河の中の太陽系にあり、太陽系は太陽を中心としているため、太陽を重要視するわけです。

ですから春分点を迎えるということは、太陽系が宇宙の創造活動が1段階上がる、という風に解釈することができます。

太陽系全体がステージアップする前の『夜明け』という時空間が、魚座の季節に当たるのです。

私たちや地球だけでなく、太陽系全体のシステムがアップグレードされるという風に解釈していただいて問題ありません。

さて、これまで11つの季節・物語を経て、魚座はどのような心境に至っているのでしょうか?

それは「成長・進化に終わりが無い」という俯瞰的、且つ、刹那的な心境です。

世界に生まれ出て、1つひとつの物事に触れ、消化し、身につけていく中で、これまでの星座たちは、それぞれ見事に成長を遂げて来ました。

魚座はその成長段階の『一時的』な終着点となります。

なぜ『一時的』なのかと言いますと、終わりを迎えた瞬間、次の生命活動にスイッチが入るからです。

身近で分かりやすい例えで言えば「時計」になるでしょうか。

深夜0時を迎えた時、確かに夜が更け、眠りについている人も多いですが、状況は全く変わっていないように思えます。

太陽と月は追いかけっこを繰り返し、1日の時間の経過を見せてくれますが、時間とは果たして、太陽系や銀河全体にも存在するのでしょうか?

また誕生日を迎えた時、瞬間的に何かが変わる!ということを経験した人はほとんどいないはずです。

私たちは『概念的』な時間の制約を意識せざるを得ないのですが、それは時間が空間とタッグを組んでいるからに他なりません。

空間とは、私たちの身体と同じ『器』であり『箱』です。

魚座はこれまでの旅路を思い返しながら、再び同じ旅を繰り返そうという気持ちは抱きません。

なぜなら魚座は雪が溶けていくように、ありとあらゆる概念から解放されていく境地に至ったからです。

少し回りくどい説明になりましたが、私たちの人生は、こういった時間の経過や節目を強く意識する余り、自ら不自由さを経験している、ということをお伝えしたかったのです。

水瓶座の段階では、「真の自由」を追い求め、志を集め、物質世界の矛盾を解決しようとしました。

ですが魚座には、内側から鳴り響く鐘の音が聞こえて来ることに気づきます。

『この世を目に見えない世界に変える必要は無い』のだと。

それはまさに『目から鱗』という表現がピッタリの心境です。

この世は、目に見えない世界の『違う側面』として表現され、そして自分は生かされているのだと、魚座は気づいたのです。

どれだけ歴史を築こうと、時間を経ようと、私たちは寿命から逃れることはできません。

現実には目を背けたくなることや、どうしようもなく打ちひしがれることもあります。

ですが現実に『エコヒイキ』を期待することができません。

私たちはただ、最善の選択を選び続けるのみなのです。

魚座の季節とは、一見無常にも思える世界の実相を垣間見て、しばらくは放心的になった後、これまでは受け止められ切れなかった世界の精妙さを認める時間となるでしょう。

すべては、宇宙のシンプルな原理に基づいて成り立っていて、経験を重ねることによってこの事実を『自分事』として捉える成長プロセス。

また太陽の季節がやって来るけれど、これまでと全く同じ道にはならないのだと、魚座は確信するのです。

魚座の世界

魚座の世界観は、「浸透」や「同調」といった言葉が似合います。

それは魚座がこれまでの経験から、『感情を経験することが最も尊いことである』ということを確信しているからです。

私たちの人生は、感情によって突き動かされている側面が非常に強く、感情や欲求が無ければ人間や、知的生命体とは呼べないのかもしれません。

魚座とは魚を指しますが、それは単に海が生命の源である、ということを意味するわけではなく、『すべては連なって
いる』ということを指し示すためです。

前回の水瓶座の講座で、水を摂取する時、不純物がある場合は吸収率が悪くなるという話をしましたね。

水は物理世界において、最も重要な要素の1つです。

属性的な観点だけでなく、『物』が働くためには水が必要不可欠だからですね。

そこで水を別のモノに置き換えてみると、どうでしょうか?

そう、私たちが常日頃感じている「感情」や「情緒」です。

魚座はこれまでの体験から、感情に崇高さを見出しました。

なぜなら感情こそが、私たちが楽しみ、味わい、学ぶべき要素だからです。

深い安らぎや喜びだけでなく、時には、気が狂ってしまいそうになるくらいの葛藤や絶望といった感情が、私たちを成長させます。

魚座は、宇宙の意識と同調するまでに成長したため、「感情に良し悪しは無い」ということを確信したのです。

水瓶座の段階では、感情を野放しにするのではなく、全体性に理性を注ぎ、あらゆる可能性を汲み取ろうとしました。

ですがその試みは、あと一歩というところで上手くいかなかったのです。

なぜなら「個性」と「全体性」は、理性だけで繋ぎ、結びつけることができなかったから。

そのことを理解することが収穫になり、魚座では外部からの影響や支配を含め、ありとあらゆる感情を受け止める覚悟を持つことができたのです。

これまでの星座の物語は、実は感情を学ぶ旅であり、感情を昇華することで、太陽系にエネルギーを送るというカリキュラム通りに事が進んでいました。

魚座はこの事実に対して、もはや憤りや不快感など抱かず、ただ『そうだったんだ』という腑に落ちた心境で世界を見つめます。

魚座は全体性を最もよく理解する星座であり、学びが終わることなく、連綿と続いていくことを喜びに感じられる段階です。

私たちが学ぶべき感情とは、外部からの操作や支配、誘導や影響、干渉や攻撃によって生まれるものではありません。

内面と世界を『ありのまま』に肯定した時、本心のまた更に奥から沸き上がる『未知の曖昧さ』を明らかにしようという意識が生まれます。

魚座にとって感情とは、決して厄介で邪魔な存在ではなく、誰もが持っている生命を輝かせるためのエネルギーだということを確信しているのです。

魚座のキーワード

魚座はもはや、物理世界に生まれ、分離や、制約や制限があることに対して、どうしようもない虚無感を感じていません。

① 生まれること、② 生きていること、そして、③ 器を世界に返すという3つの目的は、私たちが平等に持っている使命です。

これまで散々な目にも遭ったけれど、確かに喜びもかけがえのない体験も積み重ね、それらを宇宙がちゃんとエネルギー的に受け取っていたことを、魚座は分かったのです。

それはあらゆるモノに対する、魚座が抱く「信頼」であり、「神聖な情」と言えるでしょう。

魚座のキーワードは、「 I Believe 」=「私は信じる」

ここで言う『信じる』とは、盲目的に、また偶像崇拝的に自分以外の存在に決定を委ねる、ということではありません。

身を持って体験し、理性と感情を超えて、『意識として確信した境地』を指します。

ここまで読まれたあなたは、もしかしたら魚座が『浮世離れしている』という印象を持たれるかもしれません。

それはそれで正解です。

水瓶座では、物理世界を壊し、世界を再創造しようと意気込んでいました。

ですが魚座には、そのような勢いや意志が抜け落ちているのですから。

それは海に浮かぶように、川の流れのように漂うように、命が働きによって運ばれて行く『理 (ことわり) 』を感じているからです。

信じることで救われるのは、肉体や物理世界ではなく、感情であり情緒。

確信の上で信じられることで得られるものは、『何も心配要らない』という「底無しの安心感」なのです。

ですから魚座は、安心して冬にお別れを告げ、春を迎えることができます。

また誰かの感情に傷つけられたり、自身が誰かを傷つけてしまうことも当然であり、起こることにはちゃんと意味や役割、発展があるのだと考えられるのです。

もちろん信じることで失敗し、信じさせられ利、用されることもあります。

ですが魚座が迎えた境地とは、その次元ではありません。

物事の道理を体験し、理性も理屈も承知の上で、感情というエネルギーがこの世を動かす大きな働きであり、それを誰もが生み出せる存在だからです。

その大きな働きが宇宙に貢献できるのは、『持ちつ持たれつ』という、上下関係の無い信頼であり、信じられる境地や在り方があるからなのです。

魚座の支配星

魚座の支配星 (ルーラー) は、海王星です。

また古典占星術で、海王星がまだ発見されていなかった時は、木星が支配星 (ルーラー) でした。

ですから現代の占星術では、支配星 (ルーラー) が海王星で、副支配星 (サブ・ルーラー) が木星となります。

*現在でも木星を魚座の支配星(ルーラー)と位置づける人もいますが、本講座では海王星を支配星 (ルーラー) としています。

海王星は『曖昧さ』や『酔い』、『神秘性』などがキーワードです。

いわゆる『ゾーン状態』や『変性意識状態』の時に、海王星の影響が出ると言われています。

魚座は感情を司る星座ですが、感情を通して、真理にアクセスすることに価値を見出す星座でもあります。

ですから海王星に象徴される「未知の働き」は、魚座にピッタリなのです。

木星は射手座の支配星 (ルーラー) であり、どちらも神秘性や高次の学びに通じていますが、それは概念的であり、物理世界の次元内の範囲。

魚座はこの世界で、肉体に留まりながら、目に見えない世界と『通信』や『交信』する瞬間を持つことができるようになっています。

それは『勘違い』や『思い込み』ではなく、瞬間的な意識のアクセスが叶った、と言えるでしょう。

繰り返しになりますが、物理世界には物理次元のルールがあり、そのルールに反することは適応されません。

それは私たち当事者もそうですが、宇宙の働きを支える存在たちも同じなのです。

海王星はそういった真理の一端を見せつつ、この世を楽しむことを促す天体。

スピリチュアリティや感応性、直感は、日頃の感情の整え方・捉え方次第で鍛えることができます。

海王星が最も魚座をサポートする時は、『自分が最も喜びを感じられる行為をしている時空間』を感じられる時です。

それは趣味であれ、仕事であれ、スポーツであれなんでいいのですが、身体と心が直結し、意識が澄み渡っている時、海王星は未知の回路を繋いでくれるでしょう。

またお酒や薬、麻酔といったものも、海王星の管轄下にあります。

知的生命体である私たちは、理性を整えたり、身体的な能力を麻痺させたり、感情を解放するために、『何かに酔う』ことで痛みを逃がそうとします。

誰もが強靭な肉体と精神力を持ち併せているわけではありません、不必要な我慢や忍耐を自身に強いる必要はありません。

違法で不健康、むしろ危険なドラッグは『百害あって一利なし』ですが、それは物理世界でのみ通用する話です。

アマゾンのシャーマンの儀式では、意図的に変性意識に入るため、アヤワスカという薬草を使うのは有名な話ですね。

医療大麻が多くの病気や症状を改善させることも実証されていますが、利権が絡むことで、人類は自然の大いなる力を軽視し、物理世界を支配したい願望に駆られています。

魚座と海王星は、このような都合や概念を超えた意識に繋がり、現実と目に見えない世界を分け隔てなく捉えるように導いてくれる存在と言えるでしょう。

魚座とハウス

魚座が対応するハウスは、第12ハウス (室) です。

言い換えるなら、第12ハウス (室) が魚座の『ナチュラルサイン』。

ハウスについては、後の個別のページ深く解説させていただくとしても、魚座と第12ハウス (室) の関係性だけをピックアップしていきます!

第12ハウスのテーマは、以下の通りです。

  • 未知
  • 秘密
  • 隠されたモノ
  • 抑制
  • 過去
  • 自我意識の及ばない領域
  • 束縛
  • 孤独
  • 献身
  • 救済
  • 世捨て etc

魚座・12ハウス (室) は、これまでのハウスを総括する10ハウス (室) であるとともに、やり残しや課題を明らかにする部屋です。

水瓶座・11ハウス (室) では、個人が社会性という枠組みを超える志に気づき、仲間とネットワークを築く体験を学ばせてくれました。

ホロスコープは円ですから、12星座・12ハウス (室) を一巡すると、また始まりに戻ります。

終わりと始まりが切り替わり、時計の針が12時を超えるまでの相対的な消化が、12ハウス (室) で行われるのです。

山羊座・10ハウス (室) で物質世界・社会性の世界は、きちんと収まりました。

ですがその世界は水の流れのようなものではなく、人工的で、また意図的に仕組まれた流れです。

そこで整備された河川と、手が加えられていない川の違いをイメージしてみてください。

整備するということは、部分的に埋め立てたりすることが必要になります。

ですが埋め立てられた土地の下には、元々の流れがあり、不自然な地形によって弊害が生まれる恐れがあるでしょう。

魚座や12ハウス (室) は、このように表からは見えないけれど、『確かに存在するモノ』を象徴します。

誰にでも消せない過去や、人に言えない秘密、人生に課せられた課題があるものです。

何かの出来事が起こった時、その現象だけ、その時間や場面だけを切り取ってしまうと、良し悪しや吉凶だけで物事を判断してしまいかねません。

魚座・12ハウス (室) は、滝つぼのようなもので、常に水が流れ落ちて来ると同時に、深い水の底はハッキリと見ることはできないのです。

それは目に見えない世界や、魂の還る場所、エネルギーが生まれる源へと繋がる入口。

物質世界では、物事を1つひとつ手に取り体験し、あらゆる感情を体験することができる場所です。

それは『分離』による学びなのですが、何もかもが繋がっていては、何から学べばいいか分からなくなります。

私たちが目に見えない世界に持って帰ることができるものは、感情という経験であり、感情から生まれるエネルギーです。

感情というエネルギーが渦巻き、調和と混沌が混ぜ合わさっている世界が、12ハウス (室) に表されていると言えるでしょう。

私たちが生まれた理由や意味は何だったのか?

あなたの人生はあなただけのためだったのか?

宇宙は私たち1人ひとりの生命に、何を授けたのか?

あなたはそういった問いかけを12ハウス (室) から読み解くことができます。

成功も失敗も、運の良し悪しも、人間関係も生き甲斐も、すべてはこの12ハウス (室) に表される『霊的』で『精妙』なテーマに行き着きます。

時計が日付を超えても、現実が引き継がれるように、私たちの成長・進化は止まることはありません。

魚座のキーワードである『曖昧さ』や『同調』、『連帯感』といったものは、誰もが行き着き、そして共有することになる12ハウス (室) 的な世界を表しているのです。

魚座と身体の関係

星座は、私たちの身体の部位と対応しています。

魚座が対応する身体の部位は、「足先」です。

牡羊座が頭部を象徴し、母胎から生まれ出る時は頭から出る、というお話をしたことを覚えているでしょうか?

魚座は足先やつま先という『末端』に対応しているのですが、これは物質世界との結びつきの『完了』を意味します。

完了するとは、そこから引き返すことができないということでもあります。

それは身体の完成はもちろんのこと、物質への執着からの解放を意味し、地から足を話す時を連想させます。

魚は足を持っていませんし、地上で泳ぐことはできません。

これを裏返すと、海の中・水の中では歩くことはできない、となります。

足を持つこと、歩くということは、そのまま物質世界に繋ぎ止められることの表れです。

私たちは水だけでなく、火・土・風の要素があるからこそ生きていられますし、生かされています。

物質・物体が無い世界、エネルギー体としての世界では、そのような要素は必要ありません。

むしろ存在することで、分離が起こります。

最後の最後に足で物質世界を踏みしめながら、魚座は意識によって宇宙の無形の領域に繋がることができるようになりました。

そこで魚座は、物質世界に生きながら、無形の存在を意識して生きることの素晴らしさを感じるのです。

足には無数の神経がありながら、全身からの重さに耐え、重力と繋がる場所でもあります。

空間という枠と、時間という概念、重力や引力という圧が結びつくことで、この世界は分離の働きがまとまっているのです。

魚座はこの制約・制限を、『宇宙からのギフト』と捉えることができ、身体と心を労り、更に意識を深め、次の成長・進化の旅へと歩みを進めていきます。

魚座と時間の流れ

魚座は春分を迎える手前の騒がしく、忙しい時間の流れを泳ぐことになります。

私たちは新年が明けてからというものの、次に旧正月を迎え、そして宇宙のサイクルのリセット・リスタートを1月・2月・3月の間に体験します。

12月の師走の忙しさは、どちらかというと『閉店時間』をイメージさせ、3月中の忙しさは『総決算』をイメージさせるでしょう。

暗く寒い厳しさを乗り越えた後に残るものは、単なる解放感ではありません。

それまで隠れていたもの、覆い被さったものが取り払われることによって、目に見えなかった、または見なくても済まされたことが表面化するからです

それをやり残しや課題と捉えることもできますし、新たな成長の糧とすることもできます。

過去の出来事や経験は完了していますが、それらは消えることなく、情報として補完されるため、私たちはいつでも活用することができますよね。

それは自分自身の体験だけでなく、他人の知識や人生観、歴史の出来事も同じです。

魚座は潜在意識を超えて、大いなる宇宙の働きにアクセスすることで、未知なる導きを得ることを実感し、次の季節やサイクル、時代や世代へと引き継いでいきます。

春を目前にして、忙しさに埋もれるだけでなく、望めばいくらでも学びと気づきを得ることができるのは、私たちが意識で繋がっているからですね。

魚座は、これまでの長い旅と成長をただ区切りで済ませるのではなく、『スパイラル』させていく重要な役割を担っているのです。

魚座を構成する要素

魚座を構成する、属性・宮・性の3つの要素について解説していきます。

属性別に星座を表現する時、以下のように表現していきます。

  • 火の属性 = 火星座
  • 土の属性 = 地星座
  • 風の属性 = 風星座
  • 水の属性 = 水星座

魚座の属性

魚座の属性は、水です。

水星座の最終段階である魚座は、理性をも包み込む在り方を実現する星座です。

私たちの人生は、感情を体験する旅であることは何度もお伝えしていますね。

また心や潜在意識を通して、私たちは目に見えない世界と繋がっています。

ですが顕在意識や執着が強すぎることで、私たちの意識は狭く窮屈な時空間に閉じ込められてしまうのです。

水瓶座がその枠組みを突破する試みをし、見事、意識の上で自由を実現したのが魚座。

瞑想やリラクゼーションが重要とされるのは、感情を整えることで、理性も整いいます。

そして安心と安全が約束された状況や心境を獲得することで、私たちは物理世界にもたらされる恩恵が、一体どこから来るのかを感じる取ることができます。

とはいえ魚座の意識状態が、真理をすべて見通すことができる、というわけでもありません。

あくまで私たちは身体を持ちながら、感情を体験し、現実を創造するためにこの世界に存在しています。

魚座の段階は、感情の奥深さを真に体験することで、真理へと繋がる意識を獲得し、森羅万象の中で、自身の存在意義を肯定することができるのです。

魚座の宮

魚座の宮は、柔軟宮です。

感情はまるで水のようですが、空気のようなものでもあります。

魚座の性質には、『滑らかさ』や『器用さ』、『自由さ』があり、それらをシンプルに表現するなら、柔軟であるということになるでしょう。

魚座は、何がなんでも執着を無くそうだとか、分離や統合、調和を実現しなければならない!というような義務感を持ち併せていません。

脅迫的に願望実現を果たそうとしても、たいていの場合は無理が出て来るでしょう。

なぜなら恐怖や不安から始めることは、更なる恐怖と不安を生む結果を呼び寄せるからです。

それは宇宙の原理そのものであり、意識の中で意志を持った願望は、何らかの形で実現化します。

魚座はそういった宇宙の仕組みを理解し、思考や感情に振り回されることは既にやり終えているのです。

感情が水のようであれば、染まることも、勢いで周りに破壊を引き起こすこともできます。

また感情が空気のようであれば、どこまでも可能性を追いかけ、距離や時間を超越しようという意識に至ることもできるでしょう。

魚座はあらゆる苦労と経験の末、人生に起こることすべては連動していることを確信しています。

だからこそ、底知れぬ器の大きさと深さを持って、世界を受け入れ、柔軟に現実を創造することができるのです。

魚座座の性

魚座は、女性性の星座・女性星座です。

女性性は、すべてを包み込む『膜』のようなイメージと言えるかもしれません。

卵子が精子を飲み込む様子は、器の大きさと、生命の神秘性が備わり、女性性によって全体のシステムが稼働しているように思えます。

魚座が持つ女性性とは、すべてを受け入れ、『純化する働き』を表し、すべての行いと変化が必然であるということを示します。

よく感情を整理するためには、ノートにありったけの思いを綴ったり、日記を書いたり、人に悩みや思いを打ち明けることが大事であると言われます。

それは留めておくことで、エネルギーが濁ってしまい、新しい働きを生むことができないことで、腐敗が起こってしまうからです。

私たちは生きていると、自分と似たような境遇にある人や、同じような気持ちを抱いている人に出会います。

そこでこんな思いに駆られるでしょう。

私が考え、感じていることは、果たして私だけの問題なのだろうか?

私のことを理解しようと、受け止めてくれる人がいるのだから、私も誰かを受け止めてあげられるかもしれない…。

私たちの人生は最初から、与えられることから始まりました。

無償の愛により育てられ、見守られ、そして1人前になると同時に、他者との関係性が耐えることなく生まれます。

一部の地域や文化を除き、人を避けて生きることはとうてい不可能ですし、孤独を貫く理由を探す方が難しいかもしれません。

もちろん孤独や孤立から学ぶことは多いのですが、いつまでも1人で人生を独占していると、発展が生まれないのは明らかです。

魚座が持つ女性性は、私たち1人ひとりが、自分自身の生命を賢明に生きる強さと、他者を受け入れる逞しさを教えてくれます。

私たちはどこにいても、いつの時代でも、存在しているだけで価値があり、またそれが宇宙が私たちに望むことなのです。

星座の物語は、女性性の受容性により完結し、その受容性によって生かされた魂が、また新たな生命活動を繋いでいくのが、宇宙や占星術の世界ということになります。

私たちは性別に関係無く、男性性と女性性どちらの働きも与えられていますが、人それぞれどちらの働きを強く活かすかは、本人の魂次第です。

あなたがご自身のホロスコープを深く読み解くことで、あなたが持つ生命力の働きの傾向がわかりますよ!

魚座とその他の11つの星座との関係性

魚座はこれまでの歩みから、自身がどれだけ宇宙から与えられ、生かされて来たかを十分に理解しました。

与えられていることさえ気づかず、当然のように生きていることと、与えられながらも恩返しをしようと生きることには大きな差があります。

その差とは、与えられることに留まるか、自身も他者に与える立場になろうとするか、という意識の違いです。

また与えられているモノは、本来素直に受けってもいいはずなのですが、受け取ることを拒否してしまえば、それは無礼や失礼になる場合もあります。

『◯◯上手』という言葉は何も、図々しさや遠慮を知らないということではありません。

相手が厚意を抱いたからこそ、あなたに贈るあらゆるモノは、あなたは喜んで受け取ってもいいのです。

魚座は受け取ることに喜びを感じ、与えてもらえる自身を認められる星座。

それは当たり前・当然という態度ではなく、自然・自然体で享受する、という在り方です。

魚座には、他の11つの星座が求める意識を持っています。

それは、感情の深みと包容力です。

そして魚座は自身を全体性に活かすために、また他者との関わりの中に愛とエネルギーを浸透させるために学び続けます。

それでは魚座と、その他の星座の関係性について見ていきましょう。

魚座の属性とその他の星座

魚座 (水)  x 火星座

火星座は、牡羊座・獅子座・射手座の3つです。

魚座にとって火星座は、感情に熱量をもたらしてくれる存在。

若々しい生命力に溢れた牡羊座、自己実現に情熱を燃やす獅子座、そして世界と自分自身の真理を繋ぎ合わせようと駆けまわる射手座。

魚座は時に達観し、あらゆる経験を昇華していることで、『新鮮さ』を忘れてしまうことがあります。

未知の体験への恐怖は、情熱の原動力となり、また達成感は生命力を活性化させるのです。

もし、この世のすべての人が同じような感情を持っていたとしたら、私たちが異なる感情をシェアすることができなくなります。

ですから魚座はもはや学び終わった、と思っていたことを再度振り返り、その機会を他者から得ることができます。

とはいえ、火と水は相対する属性です。

時に多すぎる熱量は、感情を蒸発させ、思考停止状態に追いやってしまい、自身と身の回りの状況を見失ってしまうことがあるかもしれません。

特に牡羊座と獅子座は、自我意識や自己実現に執着し、全体性を部分的にしか見れない時があり、衝突や争いが生まれることがあるでしょう。

また射手座は、自身の興味関心を掘り下げ、自身の尺度で世界を見ることで、選り好みする恐れもあります。

魚座はそういった狭い視野や、共感・同調が難しい相手や状況を前にすると、持ち前の存在感を消してしまうでしょう。

そして時に感情の波を被らせ、どれほど調和が重要であるかを訴え、収集がつかなくなることもあるかもしれません。

ですが、火と水が合わさることで、新たな創造性が生まれます。

それは錬金術的で、化学反応と呼べる、素晴らしい発展であり、相互理解と相互作用の繋がりを生むでしょう。

魚座は火星座に対して、慈しみと慎みを持って接し、また自身の感情を震えさせてくれることを心待ちにしています。

情熱と感情、火と水という相対する立場は、決して犬猿の仲で終わらず、互いと周りに変化や動きをもたらす関係性でもあるのです。

魚座 (水)  x 地星座

地星座は、牡牛座・乙女座山羊座の3つです。

大地は水によって生かされ、大地は水に変化や収穫をもたらします。

水と地の関係は、『お隣さん』のような関係でもあり、『大家と住居人』のような関係でもあります。

水が氾濫すれば大地は崩れ、大地が広大過ぎれば水の恵みは全体に行き届きません。

牡牛座は身体の感覚と実体験に喜びを見出すため、感情の深みを真に理解するには時間がかかるところがあります。

乙女座は環境を整え、現状に必要なことを整理し、分析しようとする働きがあるものの、感情がグラデーションであることに抵抗感を示します。

山羊座は影響力や統率力に長け、仕組みを万全にすることに注力しますが、感情をおざなりにする傾向があると言えるでしょう。

ですから物質や目に見えるもの、自身が信用するものに執着する地星座は、魚座との関わりに、抵抗感と安らぎの両方を覚えます。

魚座としても、形や器への執着が強すぎることで、感情を最適に活かすことができていないと感じるでしょう。

そのため魚座は、自分自身と身の回り、また自身が携わるものにしか興味を示さず、力を部分的にしか使わない地星座の特徴は苦手と感じる時があります。

水と地は、素晴らしい協調性を持つとともに、物質と精神という面で言えば、距離が出てしまい、歩調が合わないこともあるでしょう。

とはいえ魚座は、物質や形への執着から生まれる感動や、自身の内面に隠された才能や生き甲斐に気づかされるため、地星座から多くを学びます。

なぜなら自身の感覚や身体能力が希薄である時、深い感情を味わうことを逃してしまうからです。

魚座は地星座に包容力を、地星座は魚座に具体性を与え合う関係と言えるでしょう。

魚座 (水)  x 風星座 

風星座は、双子座天秤座・水瓶座の3つです。

風は情報や知性を司り、風星座は、魚座に幅広い見識とその機会を知らせる存在。

双子座は、自身の興味関心を追求することに力を使いますが、結果的にはそれが全体のためになっていることが多いです。

天秤座は、自身の判断や感性だけでなく、客観性を持つことを重要である信じ、全体性に貢献しています。

水瓶座は、調和や統合というものは、従属意識や囚われの意識を体験し、そして超えることで実現されることを体現し、全体の成長に大きく貢献します。

風と水が混ざり合うことはありませんが、エネルギーが同調・共有されることで、相互的に豊かな関係性が育まれます。

ただ双子座は、その時々の感情を感じ切ることなく、見切り発車で次の物事に手をつけることがあるため、体験に深みを見出せないところがあります。

天秤座は、客観性を持ちすぎることで、自身の感情を蔑ろにすることで、突然自身の存在意義を疑ってしまうこともあるでしょう。

水瓶座は、本来目指していた理想や自由の実現が難しい時、心にフタをしてしまうことがあります。

そういった場合の風星座は暴走し、感情まで乱れてしまうのです。

そのため魚座は、風星座に対して寛容的に接することが必要になります。

ですがあまりに相手の感情に共感し、自身のスタンスや意志を崩してしまうと、共倒れになると危険です。

魚座は風星座から、共感や同調に留まるだけでなく、言葉や対話を通して相手に語りかける力と意識づけを教わることが大切になるでしょう。

魚座 (水) x 水星座 

魚座以外の水星座は、蟹座と蠍座の2つです。

この講座では何度か、『グラデーション』という言葉を使ってきました。

エネルギーの本質は高い・低いという高低差ではなく、浸透性と軽さにあります。

感情も同様で、軽い感情と重い感情があり、それぞれに旨味も苦みもあり、感情を消化し終わった時は、爽快感と解放感を味わうことができます。

水星座は、高低差やレベルの違い、といった偏見ではなく、『感情の違い』を吟味する星座です。

蟹座は自身から溢れる愛と喜びを、近しい人に向け、環境を常に心地良くしようとします。

蠍座は深い愛と情熱を抱き、限定的で排他的な関係性の中で、相手との同化を望み、障害となるものは受け流す星座です。

蟹座の懐の深さは、魚座と共通するものがありますが、蟹座の視野の狭さや、社会性に欠ける部分は不安要素と言えるでしょう。

蠍座が求める深みには、魚座は賛同してもし切れませんが、蠍座の極端な判断や感情のふり幅は、魚座にはリスキーに映ります。

感情はグラデーションである、ということは、感情はぶつかり合うこともあるし、同調することができる、という両方の側面があるということです。

ですから水星座同士は、必ずしも最高の関係性を結ぶとは約束できません。

特に理性が外れ、暴走した感情は、理性や都合などお構いなしにする力を宿していますし、共倒れ覚悟で衝動的な行動を起こしてしまうこともあります。


全体性という点においては、魚座は達観してはいますが、相手を尊重するあまり、相手の感情を自身の感情とすり替えてしまうことがあるため、注意が必要です。

それは水星座が相手の場合、特にその傾向が強くでるでしょう。

蟹座は家庭や居場所の大切さを、蠍座は、持てるだけの愛情を捧げる意識を感じる機会を、魚座に伝えます。

それらは魚座にとって、かけがえのない感情の源泉となり、そこから生まれる感情を世に広めることで、全体性への貢献が達成されるのです。

魚座 (柔軟宮) と活動宮・固着宮/不動宮

占星術的なシステムについては、何度も同じ表現を繰り返しますが、それはあなたに「いつの間にか覚えていた!」という感覚を掴んでいただきたいからです。

3つの宮は、「トリプリシティ」といって、星座を3つの分類をするシステムです。

宮は、星座毎の性格や雰囲気ではなく、自然のサイクルの3つの流れを役割として持っています。

  1. 活動宮 = 始まり
  2. 柔軟宮 = 変わり目
  3. 固着宮 (不動宮) = 定着

魚座 (柔軟宮) x 固着宮 (不動宮)

固着宮 (不動宮) の星座は、牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座の4つです。

これらの星座は、外に働きかける動機が限定的、もしくは選択的であると言えます。

魚座は全体性への意識が強いため、限定的に力を使い続けることに躊躇いを覚えます。

例えばコップに水を絶え間なく注ぎ続ければ、水は溢れてしまいますよね?

何事もほどほどに、というわけではありませんが、スタンスやペースを守り過ぎると、視野が狭くなり、チャンスや閃きを逃してしまうことになりかねません。

傍らから見れば、そのような在り方・生き方は、『自業自得』や『身から出た錆』と呼ぶでしょう。


自身が信じることを追求することが悪い、ということではなく、自身が信じること以外に答えも可能性も無い、という判断が偏っているということです。


魚座は目的や目標を達成することだけでなく、そのプロセスや誰もが成果を得て、充実感や達成感を感じているか、ということに意識を向けます。

ですから魚座は、在り方も生き方もフレキシブルであることを心がけ、また行き詰っている相手に対して、柔らかさと包み込むような愛を差し出します。


とはいえ自分自身を守ることや、決めたことに注力することは、魚座の背筋を伸ばすこともあるでしょう。


これらの星座は、それぞれに理由や事情、動機を持ち、またそのことに誠実だからです。


柔軟さは正義ではなく、潤滑剤や流れを生み出す性質ですが、魚座にとって留まることや、一心不乱に集中することも大事な学びと言えるでしょう。

魚座 (柔軟宮)  x 活動宮

活動宮の星座は、牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座の4つです。

柔軟宮と活動宮の性質は一見似ていますが、役割が異なります。

柔軟宮は変わり目というように、臨機応変さや器用さを発揮するのに対し、活動宮は始まりや創造性といったことに力を発揮するのです。

属性は違えど、活動宮の星座たちは、自身が発信源となり、それぞれの役割と動機を全うします。

ですから活動宮の星座たちは魚座に、物事の始め方や進め方、創造し、維持することの責任を伝えるのです。

魚座は星座の物語で言えば、既に達成されたことや与えられたものが多い星座。

そのため『物事を興す』ということに関して言えば、当事者という意味合いが薄いと言えます。

ですから活動宮が持つ情熱や生命力、維持し続ける意識は目を見張るものがあります。

魚座はより濃い感情を味わうためにも、これらの星座の在り方が参考になるでしょう。

『始まりが肝心』という言葉があるように、何事においても、動機や目的は非常に重要です。

それは仕事や恋愛、趣味やスポーツ、習い事、人間関係などあらゆることに通じます。

魚座は柔軟で、対応力に優れ、感情を汲み取ることに長けているからこそ、自身から沸き上がることを実現させるために、活動宮の力が大いに助けるになるのです。

魚座 (柔軟宮) x 柔軟宮

魚座以外の柔軟宮の星座は、双子座・乙女座・射手座の3つです。

同じ柔軟宮といえど、それぞれの星座にはそれぞれのスタンスや志があって当然ですね。

双子座は、常に知的好奇心と見聞を広め、軽いフットワークで動き回り、情報や経験を自身のためだけでなく、周りにも伝えていきます。

乙女座は、点在していた情報を整理するだけでなく、自身の居場所を整える延長で、関わる人に洞察力や分析力で貢献します。

射手座は、楽観性と思慮深さ、そして見識の深さでもって、あらゆる事象と自身の意識を照らし合わせる中で、他者を巻き込んで、経験に深みを持たせていきます。

対して魚座は、あらゆる物事が必然的に起こり、その中に自身が存在していることの意味を理解し、周りにその感覚や意識を伝える星座です。

どの星座も、自身の目的や役割だけに注力しているわけでなく、自身に与えられることは、世界に貢献するためだということを理解しています。

双子座は素早い判断を下し、乙女座は適切な着眼点を持ち、射手座は開けたマインドと深い洞察力を発揮し、それぞれの特長を魚座に伝えてくれるのです。

水瓶座の講座で、「みんな違ってみんな良い」という言葉を使いましたが、それは属性・宮・性の働きすべてに共通します。

柔軟であることは、決定力や志が無いということではありません。

活動宮が始め、固着宮 (不動宮) が定めたものを精査し、またサイクルが循環するために、柔軟宮がその力を発揮するのです。

2極の性と星座の移り変わりについて

両隣の星座は常に真反対の性質を持ち、それが男性性と女性性の働きとして表れる、というお話をしてきました。

魚座は1つのサイクルを完結させるため、女性性の働きを発揮します。

前の星座・水瓶座と、次の始まりである牡羊座は、『生み出す』ということに力を発揮し、女性星座はその力を包み込むフォースを使うのです。

水瓶座がこれまでの枠組みを壊すことを試みたお陰で、魚座は不自由さの中に自由を見出すことができました。

物質世界は『器を与えられる世界』です。

その本質は、不自由さを体験することで、生まれることや死ぬこと、そして生きることそのものが自由であること。

制限や制約、枠や仕組みが存在することで、私たちは何が真の自由かを問い続ける意識を持つことができます。

水瓶座はこの本質を知りたくて、既成概念や仕組みにメスを入れました。

それは男性性の働きだったからこそ成し遂げられたのです。

魚座は、宇宙が完璧な循環のシステムを稼働させていること、またその真理を知るためにこれまでの経験があったことを悟りました。

悟るとは、すべての障害や制限から解放されるということではありません。

事実を認め、大いなる働きに身を委ねながらも、自身に授けられた使命を粛々と全うする、というスタート地点です。

この受容的な在り方と生き方は、女性性ならではの働きで、これまでの成長を宇宙に還元し、洗練された感情を持って新たなサイクルへと入っていきます。

すべてにおいて、成すべきことは目の前のことであり、過去や未来に意識を囚われることではありません。

魚座は、私たちが肉体という器に意識を宿し、物質世界と宇宙の両方から支えられていることを知りました。

この気づきは、私たち1人ひとりのホロスコープに表れる『魂の計画』に含まれ、1人でもこの気づきを内面で見出すことが、宇宙を喜ばせることになるのです。

魚座を客観視するのは?

魚座の場合、正反対に位置する星座は「乙女座」です。

魚座が最終段階の物語といえど、完全性に到達したわけではありません。

物語や成長・進化は、無限に続いていきます。

魚座が強く意識せざるを得ない関心事は、神秘性であり、全体性との繋がりです。

ですが肉体や物質世界との関わりが薄くなり過ぎると、宇宙が私たちに求める意図は叶えられなくなります。

なぜなら私たちは、物質や器を持ちながら、意識やエネルギーの働きを扱えるようになることが、この世での学びだからです。

そこで、魚座は乙女座を意識することで、意識を大地に繋ぎ止めることができます。

乙女座は分析力に長けていますが、それ以上に五感や感性を使って、この世界と繋がろうとする特徴が重要になります。

また乙女座が対応する身体の部位は、腹部でしたね。

腹部とは、出産や生命の誕生を司る部位であり、大宇宙から運ばれてくる魂を受け入れる器です。

それは言い換えると、『生命力の源泉』と言えます。

魚座が神秘性やエネルギーだけに意識を取られてしまうと、身体性や体感が鈍くなり、自身の内側から生命力を引き出すことができなくなるのです。

おへそから指3本分下に『丹田』があり、第3チャクラがあるといわれています。

更にその下には生殖器があり、第2チャクラがありますが、強い生命力によって、次の生命の誕生を迎えることが可能になります。

魚座は、身体の足先に対応している星座だからこそ、地に足をつけ、大地からのエネルギーを受け取り、腹部や丹田にある生命力を強化する必要があります。

『グラウンディング』という言葉があるように、私たちは大地から離れて生きることはできません。

魚座が最も目に見えない世界に近いにも関わらず、地に足がつきにくい意識に陥りやすいというのは、なんとも不思議な話ですね。

魚座が曖昧さや感情の渦に飲まれ、意識が現実から乖離 (かいり) してしまいそうな時、乙女座が象徴する『生命力』を身体で体感することが非常に大切なのです。

魚座と数秘【12=3】

数秘術とは、宇宙の原理を1~9の数字で表したものです。

数秘12は、単に1と2の数字が並んでいるだけではありません。

前々からお伝えしている、宇宙の原理である1・2・3は、この世の理 (ことわり) をシンプルに表現し、数秘12には『三位一体の原理』が表れているのです。

もし星座が射手座までの9つまでしかなかったら、世界を知るだけで終わってしまうでしょう。

ですが9つの物語の後に、3つの段階を設けることで、物語は完結し、私たちの魂の進化はスパイラルしていきます。

数秘1は始まりや自我意識、自立を表し、数秘2は対称性や対極性、関係性を表します。

数秘3は創造性や主体的な行動、結果などを表し、物質世界や囚われた意識から突き抜けて、真理に到達する数字です。

また1~9、10,11を経た3(12)という数字は、神に繋がる数字でもあり、宇宙に意識を直結させる作用があります。

この事実は、知識や他者の助けによって体験できるものではなく、私たちそれぞれがあらゆる経験と内省の結果得られるものです。

双子座・数秘3は、ある意味、純粋無垢・無知だからこそ恐れを持たず、知的好奇心に突き動かされることによって行動力を発揮します。

ですが恐れを知らないということは、未知の領域の存在を知らないことを意味し、成長段階としてはまだまだ若いと言えるでしょう。

対して魚座は、数々の経験から生まれ変わりを経験し、意識によってこの世とあの世を行き来することができるようになりました。

それは理性と感情、愛と恐れ、物質と精神といった、相対するものを受け止めることができた証拠です。

数秘12とは、1つのサイクルを真に完結させる働きと到達点を表し、魚座はその完全性に身を委ね、意識によって宇宙と一体化する星座なのです。

魚座とタロットカード

魚座に対応するタロットカードは、「月:The Moon 」です。

月のカードには、複数の生き物が夜空に浮かぶ月に向かっている様子が描かれています。

魚座は目に見えない世界との深い繋がりを表す星座ですから、月のカードが示す『未知の領域』という象徴とマッチします。

私たちが住む世界では、あらゆるところに『区切り』があり、それは扉や窓によって出入りが可能になっていますよね?

月のカードでは、この世と『実体の無い世界』の境界線を示すために、2つの門が描かれています。

これは私たちが物質的に示されるものに執着し、また信用を置いている証拠です。

ですが魚座は、『意識』によって境界線を超えるため、私たちが形や物質そのものではなく、それらを生み出す源にフォーカスする重要性を示します。

少し極端な例になりますが、私たちが身心ともに、また意識的にも健全であれば、お守りやお札は必要ありません。

ですが私たちは物を持つことによって、『守られる』という概念を強化します。

実際のところ、他を脅かす原因となるものが無ければ、私たちは傷つけられる心配がありませんが、残念ながら現実はそうではありませんよね。

私たちの意識には、新しい概念を創造し、現実に働きかける力を生み出す力を持っています。

ですから魚座は、あらゆる物事を知ったがゆえに失う経験もすれば、その経験を教訓にすることも覚えました。

魚座がこれまでの星座と最も異なる点は、いつか手放すことを前提に、執着を持ってもいいと達観していることです。

補助輪をつけたまま自転車を乗り続ける大人はいませんし、身体を持ったままあの世に逝くこともできません。

どのような生命も最初は何も持たず、そして何も持たずに命を全うする流れは、『原点回帰』と言えるでしょう。

私たちはこの世界で、時空間と概念によって生き、成長し、そしてそれらの制約・制限から解放される時まで執着を持ち続ける存在です。

魚座は『いつかは何もかもを手放してもいい自分』になれることを予感し、月のカードが示す『未知を恐れない』という意味を体現する星座なのです。

終わりを受け入れられるのは、始まりがあるから!

今回の講座は、水瓶座の全貌について深く解説させていただきました。

魚座で12星座の物語は一巡し、ひとまずの完結を迎えましたが、物語はすぐに新たな局面を迎えます。

魚座は、私たちの魂は目に見えない世界にあり、意識が身体を使って物質世界を体験しているということを理解しました。

その理解をもって、更なる成長を迎えるのですが、これは単に物事が『ループ』しているということではありません。

私たちの寿命や人生は、物質世界で感情を体験するための制約・制限ではありますが、決して私たちが『囚われの身の存在』ということではないのです。


今回の講座では、『感情の体験』が宇宙に還元するエネルギーである、とお話しました。

『生きていること以外はかすり傷』という言葉は、魂が永遠であり、成長・進化が果てしなく続く、という真理に通じる表現です。

それは『スパイラル』という言葉が通じるニュアンスがあります。

スパイラルするとは、螺旋階段のようにグルグルと昇っていく、という意味です。

今回のタイトルに『螺旋』と入れたのは、終わりと始まりが背中合わせであることを示すためでした。


終わりとは、ただ単に物質の崩壊ではなく、1つの役割が全うされた時、必ずその功績は受け継がれていきます。


私たちは形や物質、目に見えるものに大変な信頼を置いていますが、それは体感や具体性が与えてくれる安心感によるものです。

ですが形あるものは、いつかその形を失っていくのが常ですし、毎瞬その時に向かって変化し続けています。

魚座は、この事実を恐れなくていいことを悟り、またあらゆるものが『毎瞬生まれ変わっている』ことの神秘性に感動する自分に気がつきました。


時計の針は何の干渉や影響も受けることなく、ただひたすら変化を知らせる存在。

ですから時計は、ただ単に概念的な時間の経過を知らせるだけでなく、私たちが魂の計画に沿って確実に物語を進み続けていることを教えてくれるのです。

今回で12星座の解説は終わりになりますが、今後講座が進むにつれ、各星座の物語と体験は幾度となく思い出されることでしょう。

ホロスコープは私たちの人生を切り取るだけでなく、宇宙のサイクルや魂の声を教えてくれるツールです。

あなたがご自身の過去を振り返ったり、現状に向き合う時、占星術は主観がすべてではないこと、また客観が答えではないことを教えてくれます。

次は太陽系10天体についての解説をさせていただきますが、12星座は常に関わってきますので、何度も読み返してくださいね!

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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