【天体別】月の世界を徹底解説!月は生命の源を運ぶ未知の天体!

「初心者が最初に巡り会いたい『深楽しい』西洋占星術講座に」ようこそ!

ホロスコープを読み解く上で、① 星座、② 天体、③ ハウスの3つは特に重要です。

星座の徹底解説を読んでいただいたところで、太陽系10天体について解説させていただきます!

太陽系に存在する星たちは、必ず自分の役割を持ち、今日も宇宙全体の創造活動に貢献しています。

もちろん宇宙全体の中には、あなたも入っていますし、あなたが関わっている人すべての人も一緒です。

個々の天体が持つ力は、宇宙の働きが成り立つために分配されています。

そしてどの天体がどのような力を発揮するのかは、あなたのホロスコープに詳しく描かれているのです。

それでは、ホロスコープを読み解き、あなたがご自分の魂の計画を知る上で大切な、あなたの月の役割を見ていきましょう。

天体別の解説のトップバッターは、月です。

どうぞ最後までお付き合いくださいね!

執筆者

月の基本情報

占星術はただの神話やおとぎ話ではありません。

占星術には、神話に登場する神の名前や、宗教や神秘主義の影響が多分に含まれますが、現実に則した学問であり、概念です。

まずはじめに、言葉の定義をハッキリさせておきたいと思います。

  1. 恒星は太陽
  2. 惑星は、地球、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星
  3. 準惑星は、冥王星
  4. 地球の惑星は月

* 1930年に惑星として発見された冥王星は、2006年に準惑星に降格されましたが、占星術では現在でも、冥王星は惑星として解釈されています。

4つの言葉を紹介しておいてなんなのですが、占星術では『天体』という言葉を使うので、あまり迷うことはないのですが、前知識として知っておいてくださいね。

今回の講座でも知らない言葉が度々登場しますが、後々の講座で詳しく説明しますので、そんな言葉もあるんだ、という感じで読み進めてください!

  • 月は地球の衛星である
  • 月の公転周期は、約27.3日(月が地球を一周する
  • 月の満ち欠けの周期は、約29.5日
  • 月は時間を司る天体の1つである
  • 月は約3日で星座を移動する (=イングレス)
  • 月は個人天体であり、個人の性質の一部を表す

*天体は大きく分けて、① 個人天体、② 社会天体、③ トランスサタニアンに分かれます。

月の年齢領域

占星術には、「年齢領域」または「年齢域」という考え方があります。

太陽系10天体すべてが、人生のステージ・成長段階に対応しているということです。

月の年齢領域は0~7歳で、私たちの人生の誕生~幼少期にあたります。

この天体別の解説講座が月から始まったのは、年齢領域が理由です。

是非あなたの人生のステージを振り返りながら、天体別の講座を読み進めていってくださいね!

月が象徴するもの・キーワード

月の象徴

月の象徴は、主に3つあります。

  1. 心・感情・内面に存在する『未知なるもの』
  2. 安心・安全・自分を守り満たすもの
  3. 影・損なわれているもの・手に入らないもの

感情・心・内面に存在する『未知なるもの』

月は私たちの心の器であり、心に生まれる感情を表します。

心も感情も物質ではありませんが、確かに存在し、私たちの人生にとてつもなく大きな影響を持つものです。

また私たちは、心や感情が自分自身のものであるにも関わらず、所有物とは違い、制御したりコントロールすることに手こずります。

私たちは一生を通して、心と感情に向き合い続け、自身の在り方や生き方、他者との関わり方を模索し続けるのです。

なぜ私たちは、心や感情にこれほどまでに左右され、また支配されるのでしょうか?

それこそが『未知なるもの』という月の象徴です。

未知とは、『正体が分からないもの』であり、私たちは内側に自分でさえも理解できない未知を抱えているのです。

占星術を活用することで、あなたはご自身の心と感情の傾向や癖はもちろんのこと、あなたの内面に根差している、『あなたの魂という未知』を読み解くことが出来ます。

月はあなたの日常的な心模様から、生涯のテーマとしての心の在り方を教えてくれるでしょう。

安心・安全・自分を守り、満たすもの

月は、あなたの心の安心・安全を象徴します。

安心・安全の定義は人それぞれです。

なぜかというと、私たちの生まれ育った環境が異なり、最初から与えられている環境を基準にするから。

月はあなたの内面・心の『初期設定』と言えるでしょう。

また私たちは、どれほど歳を重ねても、幼少期に味わった安心・安全を維持し、繰り返し体験しようとします。

客観的に見れば、人の安心・安全は完璧ではないこともありますが、当人にすれば初期設定が最善です。

私たちは成長することで、他者の意見を尊重することができるようになりますが、決して外からの安心・安全で心が満たされることはありません。

対人関係で衝突や葛藤が起こる原因は、実は私たちの月の設定により、価値基準が異なるからと言えます。

物に囲まれていることに安心感を覚える人もいれば、ミニマムな環境に満足を覚える人もいる。

あなたは人生の初期設定を、月によって読み解き、あなたの内面の満たし方を明らかにすることができます。

月は無意識を象徴しますから、意識的に過去を振り返り、家庭環境や幼少期の癖を辿っていくことで、『あなたの月』が姿を現すのです。

月を知ることで、あなたの心という『形の無い器』が、どのような感情を求めているのかが分かります。

私たちは大人になっても、心の中に純粋さを秘めていますし、その純粋さによって満足感や喜びを深く感じるものです。

ですがいつまでも子どものように振る舞ったり、何でも与えられることを期待する幼稚さは純粋さとは呼びません。

あなたは内面にある、あなただけの感情のシステムを理解する時、月の無意識の影響力は影を潜めるでしょう。

無意識の影響力が強いということは、まるで夜明けが来ない空のようです。

私たちが意識的に生きることで、この世界には明るさと鮮やかさが表れます。

私たちが幼少期の記憶が薄いのは、無意識の力が強く、感情に従順だからと言えるでしょう。

影・損なわれているもの・手に入らないもの

そして月には、『影・損なわれているもの・手に入らないもの』という役割もあります。

私たちが心を満たすために、何度も同じことを繰り返すのはなぜでしょうか?

もちろん心が満たされることが嬉しいからですが、見方を変えてみると、とんでもない事実が浮かび上がります。

それは、手に入らないものを得たいという執着であり、自分自身には与えられていないです。

月は自分で光輝くことができない天体ですから、常に太陽の光を受けることでしか、周りに自分の存在を認識してもらうことができません。

ですが外側から光を受けることで、自分の中にある影が表面化します。

太陽と月は、光と闇の対の関係性を表しますので、太陽が月を照らす時、月が持つ本質的な影の存在を否定することはできません。

私たちの人生は、『感情の体験』を積み重ねる物語ですから、感情を生み出す月の本質を肯定する必要があります。

月の影の側面は、言葉にすると直接的過ぎるため、最初は反射的に否定したくなるのが自然です。

影には否定や拒否、拒絶の働きがありますから、事実を認めることに抵抗感を感じることは至って当たり前のこと。

私たちは自分自身を満たしたいがため、幼少期の世界観や心の在り方を否定されることを恐れます。

だからこそ私たちには、『本音と建て前』が必要で、誰もが同じような内面の作りを持っていないという証なのです。

1つ例え話をしますね。

認知症の方は、時系列に物事を判断することができなかったり、短期記憶の出来事を忘れてしまいます。

関わる側からすると、記憶を保持できないことで生き辛いと感じるものですが、果たしてそうでしょうか?

私たちは時間と空間の中に閉じ込められ、それが当たり前だと思っています。

赤ちゃんや認知症の方は、意識が時間と空間の外にあることを体現していますから、私たちが当たり前と思っている世界観と異なる振る舞い方をして当たり前なのです。

私たちの人生は、こういった生き辛さや意識の保ち方で、とてつもない苦労をします。

苦労をすることは不幸や不運ではありませんが、「認められない」状況や在り方は、大変苦しいものです。

月は未知や心の安定を象徴しますが、同時に、『求めても得られないもの』を表し、私たちに「認めること」を教えます。

月という天体は、私たちに心と感情を与えるだけでなく、一生を通して学んでいく『影』も与えているのです。

月に関するキーワード

補足として、月に関するキーワードを以下に挙げます。

  • 感情
  • 深層心理
  • 幼少期の環境
  • 母親
  • 女性性
  • 生まれ持った体質、資質、性質
  • 心 etc

更に深掘りすると、以下のような表現ができます。

  • 影 (の部分)
  • 未知 (なるもの)
  • 隠されているもの
  • 抑圧されているもの
  • 知らないもの
  • 知らされていないもの
  • 与えられているもの
  • 安心感を感じさせるもの
  • 奪われているもの

地球において、月は2極性が働くために大きな貢献をしています。

月はただ単に『マイナス』を象徴するだけではありません。

プラスとマイナスが成り立つための「影」の役割を担っているのです。

月の正体とは?

こんなことを言ってしまうと元も子もないのですが、月の存在自体が謎です。

月がいつ、どのように誕生したのか、現在でも解明されていません。

月の出生については、以下のような仮説があります。

  • 地球の分身説:彗星の衝突により分離した
  • 地球と兄弟説:地球の誕生と同じ、もしくは少しズレて誕生した
  • 捕獲説:月が地球の軌道に入った際、地球の引力に捕まり、衛星として留まった
  • 彗星が地球に衝突し、時間をかけて月が形成された説
  • 地球から離れた場所で、彗星の衝突が複数回起こり、地球の軌道状に集まった説 etc


また現在の科学では到底受け入れられませんが、月が違う場所から瞬間移動した、という説もあります。

どの説も確実性に欠けるため、明確な答えは出ていません。

ですが月は太陽の光を反射する、日陰の存在で、常に地球の周りを周っています。

これは地球が地球であるために、月が特別な働きをしているという解釈ができるでしょう。

また新月や満月、日食や月食は、太陽と地球と月の3天体が、それぞれ最適な軌道を保っているからこそ起こります。

宇宙の神秘は、非常に奥深く、面白く、奇妙ですが、この奇妙さこそが、宇宙の意図が表現されている証拠かもしれません。

天体同士は引っ張り合うことで、円を描くように運行し、宇宙銀河を進んでいます。

広大な宇宙に果てがあるのか、膨張と収縮を繰り返しているのか、それもまた謎ですが、地球から最も近い天体である月でさえも、謎に包まれているのです。

ですから月の存在自体が、私たちが知覚・認識できないものを表す、という解釈に繋がります。

月と時間

占星術では、私たちの人生は月から始まる、としています。

生命の誕生に月が関与するということで、自然な考え方と言えるでしょう。

ですがそれは、概念・学問・形式的なことだけではありません。

現在の時間とカレンダーは、太陽暦に基づいて定められています。

太陽暦とは、地球の太陽の周りを回る周期を基にしている暦で、グレゴリオ暦とも呼ばれます。

地球は太陽の周りを周っていますから、ごく当たり前のことですね。

ですが、地球が太陽の周りを周る厳密な周期は、365.2422日で、4年に1度は閏(うるう)年、366日になる年が来ます。

それに対して、太陰暦という暦も存在していました。

太陰暦は、月の満ち欠け(29.5日) を基準にする暦で、日付と季節がどんどんズレてしまいます。

そこでズレを解消するために、地球の太陽に対する公転周期と、月の満ち欠けの双方を基準にし、3年に1度閏年を設ける太陰太陽暦が生まれました。

実際に日本でも、1872年までは太陰太陽暦が採用され、時間を月で捉えていた時代があります。

四季が無い国では分からないかもしれませんが、日本の新年は、真冬の1月1日に迎えるため、太陽暦という名目に沿わないような気がしませんか?

その証拠に、日本では春分の後に年度を切り替えています。

ですが重要なことは、数字ではなく、月が時間に深く関与しているという事実です。

特に太陰暦と太陰太陽暦では、新月を始まりと定め、月の満ち欠けが非常に重要視されていました。

ですから私たちにとって、月は時間と自然現象を結びつける存在と言えるのです。

占星術では、月が衛星でありながら、非常に注目されるのは、時間を司っているからに他なりません。

新月始まりのカレンダーやスケジュール帳があるのは、人間が今でも、自然と時間の関係性を強く意識しているからではないでしょうか?

占星術における月の役割

占星術における月の役割は、以下のように表現されます。

  • 母、妻、お姫様
  • 母親との関係性、母親からの影響
  • 感情、心
  • 懐かしさや母胎回帰
  • 1日・毎月の時間の経過
  • 新月、上弦の月、満月、下弦の月の転換点
  • 日食、月食の大きな転換点
  • 内省
  • 生と死への感情・直感

衛星である月が、恒星である太陽と『対』の存在として捉えられているのは、月が受容な天体であるからに他なりません。

占星術において、天体を知る際には、必ず月について知ることから始まります。

それは月が、私たちの日常的な心理作用と、生死という確固たる答えの無い謎と密接に関わっているからです。

月の無意識と本能

生き物に備わっている母性や女性性は、子や近しい人を守りたい、育てたい、愛したいという本能のスイッチを入れます。

こんな表現をすると少し嫌悪感を覚えるかもしれませんが、本能とはプログラムされた設定のようなものです。

そもそも生まれた瞬間の私たちには、一切の概念や価値観、思い込みがありません。

目に移る現象や、身の回りの影響、外部刺激を受けて、私たちは解釈や意味づけをします。

赤ちゃんが母乳を飲む本能が備わっていますし、私たちには生存欲求や三大欲求といった本能が備わっています。

本能に従って起こした行動の後に、私たちの感情が動き、その次に思考が働くのです。

経験を積み、大訓詁とが習慣化されることで、私たちはあらゆることを思考によって意思決定している、と考えがちです。

ですから理性や感情が乱れた時、仕組み・メカニズムや、本能や構造を知ることで、私たちは我に返ります。

その我に返ることを妨げるのが、月の働きであり、無意識の力。

本来備わっているものから目を背けさせる月の働きは、「無意識」の働きそのものというわけです。

私たちが自発的に行動しなかったり、習慣や環境に従っている時、無意識の力が強まります。

無意識に行動できるということは、『いちいち考える必要が無い』という便利な側面と、『内面の癖が前面に出る』という側面の両方があります。

特に内面の癖というものは、なかなか変えたり、止めたりすることができません。

食事の仕方であったり、歩き方、休息の取り方、人との関わり方、安らぎを感じる対象が異なるなど、私たちは数えきれないほどの癖を持っています。

内面の癖は、私たちが自覚しない限り、『存在しないもの』と変わりません。

人から癖を指摘されたり、内省や反省、自己分析、自分と似た人を見ることによって、私たちは自身の癖に気づくことになります。

内面の奥底には、月の支配が根付いているからです。

ホロスコープの中心を地球とした時、月は以下のような働きを表します。

  • 外部からの刺激に対する感情の動き
  • 心の在り方、備わった感情の癖
  • 生まれ育った環境で育まれた内面性
  • 幼少期の世界観を守る、再現しようとする無意識の働き
  • 自己と世界に対する影・否定や拒絶・未知なるもの
  • 幻想や妄想、得ようとしても得られないもの
  • 心の安定と不安定を起こす要素 etc


私たちには、無意識と本能という異なるベクトルの初期設定があります。

本能が物理的・人間的であるとすれば、無意識は非物理的・エネルギー的な力と言えるでしょう。

私たちの人生は、本能を満たしながら、無意識から影響から解放され、より主体的に生きていく物語です。

月は本能とともに、あなたを強く逞しく、そして繊細に生きることを教える天体なのです。

【12星座別】月の意味

占星術ではまず、10天体が位置している星座を知ることが、ホロスコープに表される秘密を読み解く第1ステップになります。

あなたのホロスコープでは、月はどの星座にありますか?

天体は必ずどこかの星座に位置し、占星術では月星座と呼びます。

多くの天体が1つの星座に集中していることもあれば、バラバラに散らばっていることもあるでしょう。

10天体がどの星座にあり、天体同士の繋がり方を知ることで、ホロスコープはあなたの魂の計画を教えてくれます。

天体と星座の関係は、あなたの顕在意識と潜在意識の両方に影響し、その影響力を自覚できるかどうかは、天体によって異なります。

それでは、月星座の意味を見ていきましょう!

月 × 牡羊座

あなたのホロスコープで、月が牡羊座にある時、あなたには牡羊座的な内面性が与えられています。

牡羊座とは、『自意識の目覚め』を表しますので、あなたの月は、何でも自分でやりたい!という欲求を駆り立て、行動を促します。

何かを始めること、生み出すことや誕生に関わることで内面が満たされるのです。

牡羊座は支配星である火星から、勝負や勢いといった力を与えられています。

月に牡羊座がある時、主体的に動くこと、自分から物事を仕掛けることで、あなたの心が満たされるでしょう。

牡羊座は強い『生命力』を与えられているので、『自分が行うこと』に焦点が与えられます。

月の影としての牡羊座

月の影の部分を見てみると、牡羊座的な月は、自分が生まれ育った環境で培ったものでしか、何かを生み出すことができません。

そのため『隣の芝生は輝いて見える』ということが起こり、強い不安を抱えてしまうことがあるでしょう。

牡羊座は生命力という火を表し、不安や恐怖の感情という水で、自分自身の存在意義を脅かさないことが大切です。

月 × 牡牛座

あなたのホロスコープで、月が牡牛座にある時、あなたには牡牛座的な内面性が与えられています。

牡牛座は、体感と実感、そして物質的な豊かさに価値を置く星座です。

月が牡牛座にある時、五感を満たしてくれる物事に強い関心と執着が生まれます。

牡牛座は比較的フットワークが重く、現状維持を続けようとし、今あるものの価値と有難みを感じながら、更なる充足感を得ようとするでしょう。

牡牛座にとって豊かさとは、『自分で体感すること』ですから、日常的に物質の豊かさによって心の安定が育まれます。

また自分のテリトリー内にある物を守る意識が強いのも特徴と言えるでしょう。

月・牡牛座の内面からは、温厚さや包容力が溢れ出ますが、それを可能にするのは日々のルーティンやセルフケアを続けることです。

月・牡牛座は『自分を大切にすること』を象徴すると言っても過言ではないでしょう。

月の影としての牡牛座

月・牡牛座は、物による豊かさを感じることができないことで、心が不安定になってしまいます。

それを言い換えるなら、『物を持つことに対する不満足』です。

物を持つことに対する不満足とは、健康面・金銭面・精神面などの要因によって、豊かさを感じられないことを意味します。

牡牛座が持つ物質に対する執着は、恐怖によって突き動かされている側面があるのです。

月は、物が無いことや持てないことに対する恐れを刺激します。

ですが裏を返せば、物に対する執着を削ぎ落していくことを教えているとも言えるでしょう。

月 × 双子座

あなたのホロスコープで、月が双子座にある時、あなたには双子座的な内面性が与えられています。

双子座は興味関心に突き動かされて、あちこち動き回り、色んな刺激を受けて知性を高めようとする星座です。

月・双子座は、知的好奇心によって成長することに生き甲斐を感じ、伸び伸び・自由気ままに生きることで心の安定が得られます。

忙しさを忙しさと感じず、刺激を求めて旅をするのが双子座的な在り方です。

双子座は同時に複数のことをこなしたり、次々に物事をこなそうとするため、『奥行き』のある体験を取りこぼしがちなところもあります。

また双子座は支配星の水星から、言葉とコミュニケーションの力を与えられていますから、月・双子座は多くの人と関わることを求め、多くの刺激を得ようとするでしょう。

その姿は活気に満ちていて、自分を満たそうとする在り方そのものが、周りに活気を与えます。

月の影としての双子座

月・双子座は、忙しくしていたり、好奇心を満たすことができないと不満足を覚えます。

もっと言えば、動けない状況や、目の前のことが本当に自分を満たしてくれるのか、という疑問を抱く時、双子座の活気は失われるのです。

双子座の好奇心は、常に純粋に『収穫を得ることができる』ことが前提にあります。

ですが時折月の影が差し込むことで、双子座は好奇心を高めること自体に疑問を持ち、動きが封じられてしまうのです。

月・双子座は一見、手当たり次第に動き回っているように思えますが、自分を真に満たすことを探している星座でもあります。

そして月は、外側にある情報や刺激ではなく、等身大の自分であることを教えるために、双子座に影を落とすのです。

月 × 蟹座

あなたのホロスコープで、月が蟹座にある時、あなたには蟹座的な内面性が与えられています。

月は蟹座の支配星ですから、蟹座ほど月的な内面性を重視する星座はありません。

蟹座は保守的であったり奥手なところがあり、身近な人との繋がりを深めることに喜びを得ます。

蟹座は、『閉じられた世界観』の中で育まれる感情に価値を置くため、自分にとって大切なものを守ろうとし、またそのことを理解してもらうことが生き甲斐と言えるでしょう。

月は内面性を表すのに対し、蟹座は家族や家庭を象徴し、『家族の一員』のような繋がりを持つことで、心の安定が得られます。

心の在り方は人それぞれですが、蟹座は自身と、自分に関わる人の心が満たされるように努め、『優しい世界』を維持しようと心がける星座なのです。

月の影としての蟹座

月・蟹座にとって、感情が満たされない原因や状況が大きなストレスになります。

また感情を汲み取ってもらえない時、心にフタをしてしまうこともあるでしょう。

月は蟹座に、感情は水のようで、いつも同じように振る舞っていては、流れはスムーズにならないことを教えます。

感情や情緒はグラデーションですから、今日の喜びが必ず明日の喜びと同じ、とはなりません。

月・蟹座は、感情が流動的である事実を認められない限り、自ら心を満たすことができないのです。

月は蟹座に、感情で心を満たす以上に、自分の心を柔軟にすることを教え、常に同じ状態や状況を求めないことも大切だ、と教えています。

月 × 獅子座

あなたのホロスコープで、月が獅子座にある時、あなたには獅子座的な内面性が与えられています。

獅子座は『意志力』を象徴し、周りに認知してもらうかどうかに関わらず、物事を動かすことに生き甲斐を感じる星座です。

獅子座の意志力は、支配星である太陽の力強い後押しを受けて輝き、月はその輝きの受け皿となります。

月・獅子座は、自分の存在感を自身で実感できる時に心が満たされるため、あらゆる経験をすることで、強い独立精神を育むことを促すでしょう。

月に輝きを与えること、すなわち心を情熱で満たすことが獅子座の生き方・在り方と言えます。

月の影としての牡羊座

月・獅子座は、独立心や自立心によって充実感が得られますが、物事が思い通りに運ばないことに憤りを覚えます。

月が獅子座にある時、光は闇があってこそ輝くことを象徴し、獅子座に対して広い視野と客観性が重要であることを教え、影の部分を直視させるでしょう。

火は暑さの中では暑苦しいだけですが、寒さと暗闇の中では希望となるように、獅子座は自分の炎の使い方を学ぶ必要があります。

月は獅子座に、思い通りにならないことに対して冷静に対処し、局面を乗り越えることで、自身の輝きを内側から立ち上がらせるよう導くのです。

太陽は獅子座に、ただ単に強い影響力や指導力を与えているわけではないからです。

月 × 乙女座

あなたのホロスコープで、月が乙女座にある時、あなたには乙女座的な内面性が与えられています。

乙女座は物事を的確に判断し、現実に沿って分析や洞察を深め、想像力を高める星座です。

だからこそ乙女座は、物事を整理し、『自分の現実』を整えようとするのです。

月・乙女座は、清潔さや整理された環境を整えることで、判断が鈍らないように心がけ、物事の本質を抽出できる状態が健全と言えるでしょう。

思考や感情が混線している状態では、想像力もアイディアも働きませんから、乙女座にとって『内的な環境整備』が心の安心に繋がるのです。

月の影としての乙女座

月・乙女座は、常に整っている環境でなければいけない、と脅迫的な価値観を持っているところがあります。

その価値観は、物理的にも、内的にも大きな影響を持ち、心の安定を左右します。

目の前の仕事をしなければいけないのに、身の回りの状況を整えることに時間と労力を使ってしまっては、何事も進展しません。

月は地星座である乙女座の、物質に対する価値観からの解放や、柔軟な在り方を覚えることを促します。

月・乙女座は、環境や外部刺激による影響・干渉・介入に左右されたくないのです。

牡牛座と同様に乙女座の影は、物質による執着と、自身の価値観への固執に焦点が当たります。

ですから月は、意識を外側から内面に移すことを促す働きがあり、乙女座は外部環境に依存することを認めることで、より心の安定が得られるでしょう。

月 × 天秤座

あなたのホロスコープで、月が天秤座にある時、あなたには天秤座的な内面性が与えられています。

天秤座は、支配星である金星から『調和』の意識を与えられ、客観的な視点を持つ星座です。

客観性は歪みを整え、誰にとっても『美しさ』や『均一さ』が感じられ、信用が生まれます。

月・天秤座は、内面と外面ともに『整っていること』に意識を当て、その状態を保つことで心も整い、内面と現実が繋がっていることを体現しているのです。

天秤座にとって、『信用されること』は大変重要で、健康、身だしなみ、言葉遣いなどを整えることは自然なこと。

また仕事や趣味、人間関係においても、無意識のうちに『見られること』や『調和』に重きを置くため、重宝される傾向が強くあります。

月・天秤座は、独りよがりではなく、『認められる』ことを自分に課しているとも言えますが、いつ人前に出ても恥ずかしくない自分自身に誇りを持っていると言えるでしょう。

月の影としての天秤座

月・天秤座は、客観性を重視するあまり、主観や感情を蔑ろにしがちなところがあります。

また外側の判断基準を優先し、周りに合わせることに時間を使うことで、心が疲弊してしまいます。

月は天秤座に、『完璧主義はアンバランスを生む』という学びを与え、真の調和は単に理路整然とした、無機質な在り方ではないかとを教えます。

月・天秤座は、心が不安定になることを強く嫌いますが、不安定な自分自身を受け入れることこそが必修課題なのです。

月の影は、主観と客観の対立を超えて、『等身大から生まれる調和』を実現するように導きます。

天秤座の真の喜びは、『条件付け』や『形だけ』の信用ではなく、自身を肯定することで生まれる『信頼』なのです。

月 × 蠍座

あなたのホロスコープで、月が蠍座にある時、あなたには蠍座的な内面性が与えられています。

蠍座は感情を吟味し、一対一の繋がりの中で生まれる喜びと葛藤に力を注ぐ星座です。

蠍座は、行動力を象徴する火星と、逆らうことができない圧倒的な力や生死を司る冥王星、2つの支配星からの力が与えられています。

蠍座はこれら2つの天体から、内面で激しく動き、喜びと苦しみが混ぜ合わさった混沌の中、深い感情を感じることに生き甲斐を感じます。

月・蠍座は、数多くの情緒を体験し、自分と他者を大切にしながらも、傷つけることで、味わいのある繋がりや関わり、感情が持つ爆発的なエネルギーを感じるのです。

月が蠍座にある時、見たくない・認めたくない感情に対する恐怖や願望に対して素直になることで、この上ない解放感と充実感が得られるでしょう。

月の影としての蠍座

月・蠍座は、『特別』や『秘密』に関心があることで、自身と他者を追い詰めてしまうところがあります。

『石橋を叩き割る』というのは、実に蠍座的ですが、際限のない疑いは破滅に行き着くしかありません。

月・蠍座は自分の中にある、崇高な願望や価値観を重要視し過ぎることで、ありのままの在り方を歪めてしまう危険性を持っているのです。

月は蠍座に影を落とすことで、『誰もが自分と同じ願望を抱いていないこと』を教え、そのことを受け入れるよう促します。

蠍座は影や日陰に居ることに対しては、何の違和感も抱きませんが、自身の存在価値を揺るがすこの事実に対しては、激しく抵抗するでしょう。

とはいえ蠍座は、情動的であるからこそ成長する星座。

月は蠍座に、陰りと重みを加えるのではなく、逆に抜くことで、意識を逸らし、内面に広がりを持たせようと働きます。

月・蠍座は、自身の願望が受け入れられないことを認めた時、内面の奥底から真の願望が沸き上がり、現実的にも健全さが反映されるでしょう。

月 × 射手座

あなたのホロスコープで、月が射手座にある時、あなたには射手座的な内面性が与えられています。

射手座は木星から、発展性や広がり、楽観性、柔軟性を与えられている星座です。

月・射手座は、広い活動範囲とフットワークの軽さ、そして思慮深さとチャレンジ精神によって経験を積もうとします。

射手座にとって、より多くのことを経験し、腑に落とすことが生き甲斐です。

世界には無限の可能性と機会があるため、射手座の情熱は尽きることがありません。

また月・射手座の心は、神秘性に導かれ、物事や現象を貫く真理に関心を持ち、研究者的な目線で動くことで、内面を活性化させます。

月は射手座に学ぶことと、未知に対する無知に喜びを見出させ、より賢明で精悍な身心を得るよう促ます。

そのため射手座は頼られ、人気者であることが多いと言えるでしょう。

月の影としての射手座

月・射手座は、現象や現実に合わせて、意識を育て、忙しく動き回るところがあります。

楽観主義は執着が薄く、淡泊なところがありますが、裏を返せば、飽き性とも言えます。

崇高さや神秘性に惹かれながらも、月・射手座は『奥行き』を感じることに関しては詰めが甘いところがあるのです。

月は、影や闇の奥にこそ秘密や発見があり、普遍性があることを象徴しています。

ですから月・射手座は、多くのことを学びながら『手応え』を感じられない時にストレスを感じます。

いくら大らかで楽観的であっても、手応えを感じられないことが分かってしまった時、落胆や悲壮感が生まれるでしょう。

だからこそ月は、目に見える事象だけではなく、内面を深掘りしながら世界を理解していくことを射手座に教えます。

月・射手座にとって、自身が『無知である』ということが最も痛いため、無知を少しでも減らそうとします。

ですが本当に必要なことは、無知であることにコンプレックスを持つことではなく、内面にも現実世界にも、一生かかっても理解できないことがある事実を認めることです。

月・射手座にとって、無知が真理や神秘を支える1つの要素であることを知り、自分自身の無知を認めることこそが、人生を飛躍させることになるでしょう。

月 × 山羊座

あなたのホロスコープで、月が山羊座にある時、あなたには山羊座的な内面性が与えられています。

山羊座は現実世界を完成させ、人生にまとまりをもたらす星座です。

また支配星である土星は、山羊座に仕組みや統率力、制限といった力と働きを与えています。

月・山羊座は、無秩序や非現実性を嫌い、数字や成果、現実的で論理的な在り方によって、心の安定が得ます。

土星はある意味、私たちの人生を管理し、導く天体です。

少し話が逸れますが、月と土星の2つの天体は、『時間』に関与し、私たちを導くとともに、圧力をかけます。

月は人生の始まりと日々の時間を、土星は人生という長いスパンで時間に関わり、私たちに影響を与えるのです。

月・山羊座は、心の安定に関しては葛藤を覚えやすく、物質と精神のギャップを覚えやすいところがあります。

物質に執着することや、成果主義的な側面で言えば、感情は常に刺激されていることになるからです。

ただ月・山羊座は、努力家であり勤勉で、強い忍耐力であらゆる局面を乗り越え、長期的に物事を判断し、非常に頼られる存在。

現実や社会に重きを置き、得られる成果と実績は、心の安定と充実感に直結するでしょう。

月の影としての山羊座

月・山羊座は、常に自分を社会的な立場や、大きな括りの中で自分を貢献させようとし、疲弊し、ストイックさで自身を追い詰めるところがあります。

山羊座の目的は、単に現状維持を目指したいわけではありません。

あくまで『多くの人が多くの恩恵を得られる』ように、仕組みやシステムを整え、自身もその中に身を置いているのです。

月は山羊座に、『際限が無い事実』や『均一では無い現実』という影を突きつけ、自身の内面が乾いていることを指摘します。

感情は水のように、常に流れているのが健全です。

ですが戒律や規則を絶対視することで、山羊座の内面から潤いが失われていきます。

だからこそ月・山羊座は、自身が行うことに対して、疑問や不甲斐無さを感じる時、理性でもって感情を封じ込めてしまうのです。

月は山羊座に『水を求めること』、すなわち『感情を潤すこと』を促し、感情に新鮮さと瑞々しさがあることで、周りにも恩恵があることを教えます。

月・山羊座は、自分自身に対して必要以上に『役に立つ自分』を課さないことが、心の安定に繋がるでしょう。

月 × 水瓶座

あなたのホロスコープで、月が水瓶座にある時、あなたには水瓶座的な内面性が与えられています。

水瓶座は、制限や不平等を嫌い、常に自由自在に動けることを生き甲斐とする星座です。

革命を象徴する天王星が水瓶座の支配星で、水瓶座の意識は、どこか刺激的で、現実にメスを入れるような要素を多分に含んでいます。

月・水瓶座は、『自分が好きなようにしたい』のではなく、『自分の好き』も『他者の好き』も認められる世界を生きていたいのです。

残念ながら現代でも、多種多様な主義主張、立場や精神性は衝突し続け、混沌としています。

月・水瓶座は、この事実を踏まえながらも、従属的な意識で生きる選択をすることなく、自分で動き、仲間を集うことで、新しい流れを作ろうとするのです。

そんな水瓶座は、『共通の志』や繋がる時や、自身が思い描くものを追求している時に心が満たされます。

それは独りよがりなのでも、アナーキーでもなんでもなく、『みんな違ってみんな良い』という在り方と言えるでしょう。

月の影としての水瓶座

月・水瓶座は、既成の枠組みを壊し、自由を実現させることを求めています。

それがいつ実現されるかが分からなくても、志を貫くことが重要だと考えるのです。

ですが元々あったものを破壊したい、不自由さをひっくり返したい、という願望が、多くの人の共感を得られない場合もあります。

水瓶座は『博愛的な意識』を持つ星座ですが、自身が掲げる志や意識が、そこまで賛同を得られない時、また関心を持たれない時に落胆するでしょう。

日常的なことで言えば、仕事や人間関係で、意見や主張を蔑ろにされたり、事務的な対応をされた時に『虚しさ』を感じてしまうのです。

虚しさは、私たちの生命力を奪い、それまでの経験が無意味であるかのように錯覚させます。

月の影は、『無に帰す』という働きに同調させ、生命力や輝きを奪う素後面もありますから、水瓶座は自身の存在意義を見失った時が大変危険なのです。

ですから月は、『多様性』や『新しい世界』には必ず影の部分があり、現状を覆すことで全てがクリアにはならないことを教えます。

そもそも長い時間をかけて構築されたシステムは、簡単に滅びることが無いどころか、私たちに恐怖や焦り、緊張から守ってくれる側面があると言えます。

そのため物事に新しい展開を望む時は、少しずつ進展させながら、声を上げ続けることが大切になります。

月・水瓶座は、影から虚しさだけではなく、『裏支え』という意識を知り、時間をかけることを学び、感情の繋がりに大きくて深い喜びを見つけることができるでしょう。

月 × 魚座

あなたのホロスコープで、月が魚座にある時、あなたには魚座的な内面性が与えられています。

魚座は、個性と全体性を繋ぐ感情に繋がり、最も目に見えない世界に近い意識を持っている星座です。

また魚座は、精神世界や未知の領域を象徴する海王星が支配星で、直感や潜在意識、高い感受性が備わっています。

月と海王星の2天体は、目に見えない世界と違う角度で繋がっていて、月・魚座は、双方のベクトルから影響を受けていると言えます。

月は、生命の原初・本質と影の側面を持ち、海王星は、高次の精神性や意識という、個性を超えた領域に繋がる天体です。

月・魚座は、目に見えない世界に意識を向けるため、地に足がついていないと言われながらも、包容力や共感力によって存在感を持ち、また癒しの対象として見られます。

その姿は神秘的でありながら、性別に関係無く、包容力という『母性』を感じさせます。

月・魚座は、心の奥底を貫く『愛』や『信頼』に価値を見出し、また自身と他者にそれらがあることを確認しようとするでしょう。

また月・魚座は、心が移ろうのが自然であり、流動性や浸透性によって、私たちが心で関わり、意識で繋がることを知っています。

月は魚座に、感情を活かすことが、自分と他者を生かすことであり、私たちがこの地で生かされていることの恩返しだということを教えているのです。

月の影としての魚座

月・魚座は、『信じる』ことこそが、愛や信頼に繋がると無意識に考え、段階を無視したり、状況を考えないところがあります。

『正論がいつも通るとは限らない』や『正義がいつも勝とは限らない』という言葉は、一方的な優しさにも言えることです。

愛とは、表面的な言葉を使えば、心を救ってくれる素晴らしいものですが、極論を言えば、すべてを肯定するものではないでしょうか?

厳しさや痛み、恐怖や不安、悲しみや虚しさの中にも愛はあります。

愛とは、私たちを包み込み、導くものではありますが、決して心地良く、耳触りが良い言葉だけではないのです。

月・魚座がこの真理を知らず、愛を振りまいている自身に気づいた時、底知れぬ失望感に見舞われます。

それは日常生活の小さなことがキッカケになるかもしれませんし、自分では気づいていないことを言われたことがトリガーになるかもしれません。

月は魚座に、海の上を漂っているだけが、海を楽しむ方法ではないように、感情の使い方は十人十色であることを教えます。

もちろん受け手の捉え方も考慮に入れる必要がありますが、魚座が真の愛を目指すのであれば、『すべてを肯定する力』を身につけなくてはいけません。


それは至るところで生まれている哀しさや、残酷な現実に向き合って尚、『愛を諦めない』生き方によって実現されていきます。

月の影は魚座に、『自身が光になる』ことを促し、内面から溢れ出る生命力と、生命の源から与えられるエネルギーを融合できるように導くのです。

その導きは、暗く深い領域に手を伸ばし、感情を感じることで達成されます。

ですから月・魚座は、感情の使い方を自分自身で知る必要があり、そのことを生き方・在り方として示すことで、多くの人に安心感や癒しという愛を配ることができるのです。

月の影響力

月の影響が強く出る時は、大きく分けて3つあります。

1つ目は、月が誕生月に月星座に入る時。

2つ目は、毎月1~2回月星座に月が入る時です。

3つ目は、新月・満月・日食・月食の時。


月は約3日で星座を移動し、毎月12星座を一巡しますから、あなたの月星座に月が巡って来る時、月の影響が強く出ます。

また誕生月に、あなたの月星座に月が入ることをムーンリターンと呼ぶこともあります。

特にムーンリターンの時に、新月や満月が重なると、月の影響力が何倍にもなると言われています。

また月は常に満ち欠けをしていますから、月に1~2回の新月と満月を繰り返します。

年によって異なりますが、日食と月食が起こる時、個人的にな影響はもちろん、社会的・世界的の影響が強まります。

月は時間を刻みながら、心や感情、深層心理に働きかけるとともに、私たちが普段は意識していない『死』や『無意識』の領域に繋がる『窓口』のような役割を果たしています。

月が支配する星座に、他の天体はある?

少しテクニカルなことになりますが、今のうちに月と他の天体の絡みを覚えておくと、後でホロスコープを読む解きにラクになります。

月のナチュラルサインは蟹座でしたね。

あなたのホロスコープでは、蟹座に天体は入っているでしょうか?

12星座と10天体は支配関係・管理関係にあるので、天体が支配する星座に天体が入ることで、天体同士の絡みや繋がりが分かります。

ホロスコープを読む時、また星座や天体について覚える時は、星座と天体をセットで考えていきましょう!

天体同士の絡みは、別の講座で解説していきますので、今は蟹座に天体があるかどうかだけをチェックしてくださいね!

チャートルーラーとしての月

まずホロスコープで重要視されるのは、① 星座、② 天体、③ ハウスです。

ホロスコープでは、星座は外側の円に『反時計回り』に描かれ、ハウスは内側の円に『時計回り』で描かれています。

金星を除き、9天体は左回りで自転と好転をしているため、ホロスコープ上の星座は左回りに描かれます。

対してハウスは、時間の経過を表すため右回りに回っているのです。

ハウスについては天体別の解説の後に解説していきますが、今回は月の解説ですので、チャートルーラーとしての月について少し触れておきますね。

チャートルーラーとは、アセンダントの星座の支配星のことを指します。

アセンダントとは、「東の地平線」で、星が上昇していく地点です。

ホロスコープでは、アセンダントが生まれ持った性格や性質を表すため重要視されます。

そのアセンダントがある星座の支配星が、チャートルーラーとなり、ホロスコープで影響力の強い天体と考えられるのです。

以下に、チャートルーラーの一覧を挙げておきますね。

  • アセンダントが牡羊座:チャートルーラーは、火星
  • アセンダントが牡牛座:チャートルーラーは、金星
  • アセンダントが双子座:チャートルーラーは、水星
  • アセンダントが蟹座:チャートルーラーは、月
  • アセンダントが獅子座:チャートルーラーは、太陽
  • アセンダントが乙女座:チャートルーラーは、水星
  • アセンダントが天秤座:チャートルーラーは、金星
  • アセンダントが蠍座:チャートルーラーは、冥王星と火星
  • アセンダントが射手座:チャートルーラーは、木星
  • アセンダントが山羊座:チャートルーラーは、土星
  • アセンダントが水瓶座:チャートルーラーは、天王星
  • アセンダントが魚座:チャートルーラーは、海王星 (と木星)

月とハウス

ハウスについての解説は、ハウス別の講座で行いますが、軽く月が入るハウスについても触れておきます。

10天体すべては、あなたの心・魂・意識の要素です。

ハウスは、あなたの人生や時間の流れ、成長段階のテーマを表します。

月が入るハウスは、あなたの心や深層意識が強く打ち出される部屋になります。

月の役割は、① 感情、② 安心・安全、③ 手に入らないもの、でしたね。

月が入るハウスを、これら3つの視点で見る時、あなたの人生と日常生活に関わる重要なことが浮かび上がって来るでしょう。

また月は『時間』や『時間の経過』を表します。

『時間が解決をする』や『諸行無常』という言葉があるように、人の心は移ろっていきますし、変化していくのが自然です。

月が入るハウスに着目することで、執着や依存、内面でくすぶっている事柄とテーマを明確にすることができるでしょう。

月が位置する星座の度数

細かい技術は抜きにして、『星座の度数』と天体の関係についてお話します。

ホロスコープは円を描き、12分割して、12つの星座が配分されていますね。

そこで、更に重要なポイントが加わります。

360度の円を12分割するということは、それぞれの星座は30度の部屋ということになります。

星座の度数によって、星座の性格が異なるわけです。

ですから占星術では、星座の度数を参考にすることで、星座の成長段階や性格を割り出し、天体との絡みを読み解きます。

ちなみに1つの星座の度数は、0度~29.99度の間で、30度は次の星座の0度となります。

また1つの星座は、1~9度、10~19度、20~29度の3つの区分けで考えられます。

火・土・風・水の属性の段階のように、1つの星座の中にも3段階ある、と考える分かりやすいかもしれません。

宇宙の原理1・2・3は、度数にも表れているということですね!

サビアンシンボル

そして占星術には、「サビアンシンボル」という解釈があります。

サビアンシンボルとは、星座の度数の1つひとつに、意味やメッセージがあるというものです。

サビアンシンボルは、10天体が位置する星座の度数をはじめ、小惑星、アセンダントやMC、ディセンダント、IC、ノードを読み解く時に使われます。

サビアンシンボルについては、また後の講座で解説していきますが、あなたの月が位置する星座の度数をまずチェックしてください。

サビアンシンボルは、1920年代に占星術家のマーク・エドモンド・ジョーンズとチャネラーのエリス・ウィーラーの2人が作った概念、宇宙から導き出したメッセージです。

サビアンシンボルは抽象的な短文なため、想像力と直感力が必要とされますし、研究は100年をやっと超えたくらいで、意見と解釈がバラバラだったりします。

とはいえ、現代占星術ではホロスコープリーディングの際に活用されますから、10天体のサビアンシンボルだけでもチェックしておくといいかもしれませんよ!

月の導きは、人生の始めと終わりを結ぶ!

今回は天体別の講座としまして、月について深く解説させていただきました。

10天体を学んでいくにあたり、始まりを象徴する月の解説は複雑で、月は占星術の多重構造を垣間見せてくれる天体と言えます。

今回の月の解説を読むことで、宇宙は精妙な仕組みによって作られていることが分かりますね!

月は私たちの日常と、生命の生死、感情と目に見えない世界への繋がりを表します。

月についての解説は壮大過ぎますが、月の役割を意識に上げることで、ホロスコープのリーディングに深みが増していきます。

月を知ることは、心と感情を知り、あなたの魂が内面を育て、より濃い感情を体験するための意図に繋がっていくでしょう。

この世に生まれて来たからこそ、私たちは感情を楽しむことができます。

感情や情緒は、数百種類以上あると言われています!

私たちの個性が1人ひとり違うように、日々感じる感情もまた違って当たり前なんですね。

特に違う状況や場面、新しい挑戦をする時、立場が変わる時、緊張やリスクが伴う時、私たちの心に成長のスイッチが入ります。

月を知ることは、自分という未知の存在を解き明かしていくことでもあり、全体性の中に自分を含めることを学ぶ始まりとも言えるでしょう。

今回は月について解説させていただきましたが、このまま10天体も深く知っていきましょう!

それでは、今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

次の天体別・太陽の講座でお会いしましょう!

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