アズライトの意味・石言葉・効果・相性を解説!

「天空の石」と呼ばれ、真っ青なカラーがとても美しいアズライト。古くから顔料や絵具、宗教儀式の装飾品として愛されてきた歴史があります。その変わった性質からとても貴重とされるアズライトについて、徹底解説します。

執筆者GYPSEE

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アズライトとは?意味

アズライトは、古代文明時代から神聖視されてきた鉱物で、歴史的建造物や遺跡から出土したり、顔料として使用されていた形跡が見つかっています。また、日本でも古い日本画に絵具として使われてきたことが分かっています。

アズライトの歴史や由来について、見ていきましょう。

アズライトの歴史・由来

アズライトは、古代ギリシャやエジプトで「天空の石」として神聖視され、宗教儀式や王族の装飾品に使用されてきた歴史があります。ラピスラズリと混同されやすいですが、見た目が似ている上にラピスラズリと並んでさまざまな装飾品に使用されてきた歴史があるため、混同されても致し方ないかもしれませんね。

アズライト(Azurite)の語源は、フランス語で青色系統の色を意味する「azure(アズール)」。さらに語源をさかのぼると、アラビア語で青を意味する「lazhward(ラジュワード)」にたどり着きます。「lazhward」とは、現在のトルキスタンにある一部地域の地名です。青い鉱石が取れることからこの地名が名づけられたとされています。

ちなみに、この「lazhward」を語源とするパワーストーンはアズライトだけではありません。ラピズラズリも「lazhwardの石」という意味で「Lapis lazuli」と名づけられています。

アズライトは装飾品として使われてきただけなく、アイシャドーなど顔料としてや絵具として絵画に使われてきた歴史もあります。同じ岩絵具の青にはラピスラズリが有名ですが、とても高価だったため、実際にはラピスラズリではなくアズライトが多く代用されていたことが判明しています。日本では、高松塚古墳壁画に使われているのが確認されています。

喋る石とも呼ばれる

アメリカ出身の預言者であり霊能力者でもあるエドガー・ケイシー(Edgar Cayce)をご存じでしょうか。オカルト好きの間では、ノストラダムスやジーン・ディクソンと並ぶ「三大預言者」の1人とされている人物です。

エドガー・ケイシーは、催眠術を自らにかけて前世を含む別人格を呼び出すことで、病気の治療やアドバイスをしたり、霊視や予言をしたとされています。

そのエドガー・ケイシーは「アズライトと波長を合わせれば、アズライトの声が聞こえ、導いてくれる」とし、アズライトを「喋る石」と表現しました。

しかし、当時はアズライトとラピスラズリが混同されることが多く、エドガー・ケイシーのこのエピソードはラピスラズリに対してのものとされた結果、ラピスラズリの一大ブームが世界中で巻き起こります。後の研究によって、エドガー・ケイシーが愛用していたのはラピスラズリとアズライトの両方だったということが判明しています。

K2アズライトとは

アズライトの中でも特に希少な、「K2アズライト(K2 Azurite)」をご存じでしょうか?

K2アズライトとは、K2と呼ばれる山で産出される特別なアズライトのことです。K2とは、パキスタン・中国の国境近くにある山のことで、世界第2位の高さがあることからその名前がつけられました。人里離れた山脈の一部であり気象変化が激しいことから、K2の登頂はとても困難です。その山から産出したK2アズライトは、「非情の山から産出する癒しの石」として重宝されています。

K2アズライトは、グラナイトの中にアズライトが混入したもので、その存在が知られ始めたのは2010年ごろ。白黒のモノトーンに鮮やかなアズライトのブルーが垂らされたような模様が印象的で、その見た目から「K2ブルーグラナイト」、「K2ブルー」といった別名もあります。

K2アズライトはグラナイトとアズライト、両方の性質を持ち合わせたパワーストーンとされ、グラナイトの心身のバランスを整える力と、アズライトの直感力や想像力を高める力の両方を兼ね備えています。1つの石に2つの鉱石が共生し両方のパワーが宿るとされているのは、アメトリン(アメジストとシトリン)や、アズロマカライト(アズライトとマカライト)などが有名でしょう。アメトリンもアズロマカライトも性質がとても近い鉱石同士が1つの塊となっているのですが、性質がまったく異なるグラナイトの中にアズライトが共生することは奇跡レベルです。そのことから、K2アズライトは「奇跡の石」とも言われています。

アズライトの基本情報

長い歴史の中で顔料や絵具として実用化されると同時に、「天空の石」として装飾品にも使われてきたアズライト。その基本情報をチェックしてみましょう。

アズライトの和名・別名

アズライトは、和名を「藍銅鉱(らんどうこう)」といいます。銅の二次鉱物であり、日本の銅山でも産出されてきました。「孔雀石(くじゃくいし)」の和名を持つマカライトと共生することがほとんどで、アズライトからは岩群青、マカライトからは緑青の岩絵具が作り出され、日本画にも多く使用されています。

また、フランスのチェシー産のアズライトは「chessylite(チェシーライト)」と呼ばれるほか、「blue malachite(ブルーマカライト)」「azure stone(アジュールストーン)」「blue copper(ブルーカッパー)」などの別名もあります。

アズライトの産地

アズライトはアメリカ・アリゾナ州、ナミビア、メキシコ、モロッコ、イギリスなど世界中の銅山で産出されています。そのほとんどがアズライトとマカライトが一緒になったアズロマカライトですが、ロシア産のアズライトはマカライトの比率が低く、アズライトのブルーが深いグレードの高いものが多いです。

同じく銅山で採れるマカライトと共生していることが多いですが、K2アズライトのように、他の鉱石と一緒に産出することもあります。もしかしたら、今後も同じ銅グループの他の鉱物と一体化したアズライトが発見されるかもしれませんね。

アズライトの硬度

アズライトの硬度は3.5~4であり、パワーストーンとしては脆い方に分類されます。そのため加工や細工が難しく、市場に出ているアクセサリー加工されたものは、樹脂でアズライトを固めてからアクセサリーにしたものがほとんどです。樹脂による処理をせず純粋なアズライトをアクセサリーとしたものは、現在では手に入らないほど貴重ということですね。

そのため、アズライトは原石で飾られることが多く、また、マカライトとの混同石である「アズロマカライト」として未処理・未加工のまま市場に出ていることがよくあります。

アズライトの石言葉

アズライトの石言葉は「集中力の強化」「発想力向上」、「霊的な聴力」、「幻視能力」などがあります。

アズライトは「喋る石」という二つ名があり、霊的な直感力に語り掛け、インスピレーションを導いてくれる効果があることから、こういった石言葉がつけられたのでしょう。

実際にスピリチュアルな体験をしたという人も多く、霊能者や占い師などスピリチュアルな職業をしている人にとっては、お守りのようなパワーストーンとして愛されています。

アズライトの誕生石

アズライトは2月5日、7月16日の誕生石です。

アズライトの効果・効能

「天空の石」「喋る石」など神聖でスピリチュアルなパワーを持つと言われるアズライトですが、パワーストーンとしてどんな効果・効能があるのでしょうか?

ヒーリング効果

アズライトは緊張や不安、悲しみを取り除くヒーリング力の高いパワーストーンです。

青色や緑色はリラックス効果のあるカラーとして知られていますよね。青色は空や海を、緑色は森林を思い出させ、人々は自然とのふれあいによって癒されるからです。アズライトの鮮やかな青色も、空や海を連想させ人々を癒してくれます。

悩み事や不安の種を抱えて生活している人にとって、アズライトは癒しと深い愛情を与えてくれるヒーリングパワーストーンとなり、日々の疲れやストレスを癒してくれるでしょう。

霊性が高くインスピレーションを高める

アズライトは霊力が高く、スピリチュアルな力のあるパワーストーンです。

アズライトは未来を見通す力を授けるとされています。悩みや迷いに対しての解決策を示し、良い未来へと導いてくれるんだそう。「暗闇に突然光が差したように、直感的に答えが降ってきた」「考え方がガラリと変わり、世界が一変した」という経験談も多いです。

また、インスピレーションを高め、想像力や表現力をアップしてくれます。斬新なアイデアが浮かび形にできるので、芸術関係の人に向いているパワーストーンといえるでしょう。

アズライトは風水では「木」の属性に当たることも、集中力アップは直観力アップの効力がある要因の1つです。風水では、木の力を整えることで集中力が高まり意欲が沸くとされています。受験勉強や試験・資格の勉強にも役立ってくれるでしょう。

アズライトは第3のチャクラがある額に当てると、特にその効果が高まるとされています。潜在能力を開花し、先見の明を授かるでしょう。

アズライト金運

アズライトはインスピレーションを高め、未来を見通す力を授けることから、金運にも良いとされています。

アズライトによって直感力が上がれば、損得勘定ができるようになり、人の機微に敏感になるでしょう。結果、ビジネスやギャンブルのチャンスを逃すことなく、危機回避もしてくれるので、金運もアップするとされています。

アズライトと相性の良い石・組み合わせ

アクセサリーとしても人気のアズライトですが、他の石との組み合わせはどうなのでしょう?相性の良い組み合わせを見ていきましょう。

アズライトとオニキスの相性

アズライトとオニキスは、お守り効果が抜群です。

オニキスは古くから魔や邪を寄せ付けない石とされ、お守りとして使用されてきました。真っ黒なカラーが印象的で、男性用アクセサリーにもよく使われていますよね。

一方、アズライトは霊的能力が高く、先見の明を授け、インスピレーションを高めてくれます。オニキスと組み合わせることで直感力がアップし、危機を回避できるでしょう。

また、オニキスが怠けや邪魔者を排除しアズライトが意欲を高めてくれるので、目標達成や仕事・勉学にも良い効果を発揮してくれるでしょう。

アズライトとターコイズの相性

アズライトとターコイズの組み合わせは、厄払いやお守りとして効力がアップします。

ターコイズは和名を「トルコ石」といい、トルコ商人が旅のお守りとして持っていたことから世界に広まった石です。インディアンの間では、その鮮やかなブルーから「地上と空を繋ぐ石」と崇められていました。欠けたり変色したりして、持ち主に危機を知らせてくれるという逸話もあります。

身の安全を守ってくれるターコイズと、インスピレーションを高めて癒してくれるアズライト。組み合わせることで、持ち主の心身を守って健やかな状態へと導いてくれるでしょう。

アズライトとマラカイトの相性

アズライトとマカライトの組み合わせは、人間関係や仕事運に良いです。

アズライトとマカライトは、元々同じ鉱物といっても過言ではありません。アズライトとマカライトは同じ銅山で共生していて、2つが混ざり合った「アズロマカライト」という石もあるほどです。

マカライトは持ち主の洞察力を高め、厄除けの効力があります。ビジネスシーンで損をしないように守ってくれるとされ、インスピレーションアップの効果があるアズライトと組み合わせることによって、より危険回避能力が上がるでしょう。

アズライトとラピスラズリの相性

アズライトとラピスラズリは、願望達成に効果を発揮する組み合わせです。

アズライトもラピスラズリも真っ青なカラーが印象的で、混同されてきた歴史があります。さらに、両者ともに「天空の石」として崇められ、神聖視されてきました。宗教儀式や高位の人間の装飾品に使われたり、絵具として使われた歴史も似ています。そんな2つパワーストーンの組み合わせですから、相性はとても良いです。

ラピスラズリは、別名「試練の石」。「ラピスラズリを身に着けると途端に悪いことが起きるようになった」という話がよくありますが、これは、ラピスラズリが持ち主に対して幸運を運ぶに値するかをテストしているんだそう。試練を乗り越えた後には必ずといってよいほど幸運が待っていて、最終的には幸せになれるとされています。

一方、アズライトは持ち主の霊力を高めて心を癒してくれるパワーストーンです。アズライトのサポートがあれば、ラピズラズリからの試練の本質に気づき乗り越え、幸運を手にすることができるでしょう。

アズライトの浄化・お手入れ方法

アズライトの浄化方法として向いているのは、セージの煙や音、水晶クラスターです。

アズライトは硬度が低く、とても脆いパワーストーンです。柔らかいので、塩を利用した浄化方法では表面を傷つけてしまう可能性があります。また、水や太陽光に弱く、性質が変化したり色が褪せたりしてしまいます。月光浴も避けた方が無難でしょう。

水に弱い性質があるため、普段から水には注意して身に着けてください。また、脆く柔らかいので、アクセサリー加工されているものはほとんどが樹脂加工されているとはいえ、ひっかき傷にも注意が必要です。

アズライトQ&A よくある質問

アズライトはアズロマカライトとしての産出が多いため、純粋なアズライトは希少価値が高いです。

貴重なのによく見かけるアズライト、よくある質問をピックアップしてみました。

本物のアズライトと偽物のアズライトの違い・見分け方は?

何をもってして本物・偽物というかによりますが、純粋な意味でのアズライトは、市場にはほとんど出回っていないと思いましょう。

そもそも、アズライトはアズロマカライトとして産出されることがほとんどです。アズロマカライトとして産出されたものをアズライトとマカライトに切り離したとしても、アズライトは脆くて加工が難しい上に、性質が変化するため品質維持が難しいのです。そのため、アクセサリーにするには樹脂加工を加えたり、アズロマカライトとアズライトを混ぜたものがほとんどです。

こういったものを偽物とするなら、アクセサリーやビーズになったものでアズライトはほとんどが偽物ですが、アズライトの性質上致し方ないともいえるでしょう。

原石の場合は、強度のあるものや水場においても変色しないものは偽物です。しかし、アズライトの粉末を集めて練り固めたものも存在し、こちらは表面がアズライトのため脆く水に反応し変色もします。こういったものは、成分上はほとんどアズライトといえ、偽物とも本物ともいえませんよね。

また、アズライト単体で産出されることはほとんどないので、原石でもマカライトが混じっているものがほとんどです。厳密な規格ではありませんが、半分程度がマカライトだとアズロマカライトとされる上にアズライトはマカロライトに変化する性質があるため、アズライト単体としての原石も、ルーペで見れば多少のマカライトがあるものです。ルーペで見てもまったくマカライトがなくお値段も安いとなれば、偽物のアズライトである可能性が高いでしょう。

パワーストーンの真贋鑑定は素人には難しいので、あからさまなものでなければ鑑定に出すしかありません。鑑別書のあるものなら比較的安心ですが、鑑定書すら偽物の場合もあるため、注意が必要です。

アズライトは変色しやすい?

アズライトは太陽光で色褪せる性質があります。そのため、太陽光や月光に注意が必要です。

また、アズライトは水に反応してマカライトになってしまうという特徴を持っています。空気中の水分に反応するほど繊細なので、水に直接触れなくてもマカライトへと変貌してしまうこともあるでしょう。過去にも、絵画の絵具として使っていたところ、時間が経つにつれアズライトからマカライトに変化し、青い部分が緑に変色してしまったという話もあるほどです。

アズライトがマカライトに変化する性質は不可逆性なので、アズライトの希少価値を高める要因の1つとなっています。

アズライトの色

アズライトは、、青色、藍色、紺色など青系のカラーをしています。

和名も「藍銅鉱」ですし、フランス語で青色系統の色を意味する「azure(アズール)」、アラビア語で青を意味する「lazhward(ラジュワード)」に由来した名前だけあって、名前通りのカラーリングですね。

アズライトの購入におすすめの販売店・通販

アズライトの通販にオススメのショップをピックアップしてみました。

Infonix(インフォニック)天然石とパワーストーンの専門店

埼玉県吉川市の天然石専門店・パワーストーン通販 Infonix(インフォニック)

埼玉県に店舗を構えるパワーストーンショップです。加工やネット通販もやっています。鑑別書を発行してくれるので、安心できますね。

銀座東道天然石専門

天然石やパワーストーンの卸なら銀座東道 天然石専門店

純粋で高価なアズライトではなく、マカライトの混じったアズロマカライトが豊富です。グレードは下がりますが安価ですし、鑑別書の発行をしてくれるため、偽物の心配がなく安心して買い物できるでしょう。

まとめ

アズライトはインスピレーションを高め、新しい世界や思ってもみなかった考えを浮かばせてくれるパワーストーンです。ヒーリング能力も高く、心を軽くし持ち主の頑張る気持ちを沸き上がらせてくれるでしょう。

マカライトと混合した状態で産出されることが多く、純粋なものはとても少ないとされるアズライトは、空気中の水分に反応するほど水に弱く、マカライトに変化するという特殊な性質を持っています。とても貴重なので、購入の際には鑑別書付きのものがオススメです。アクセサリーを購入するなら、樹脂加工されているのを理解した上で購入するようにしましょう。

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