皆様は、霊臭という言葉をご存知でしょうか?
霊臭という文字から霊が関係していると思われる方は多いかと思われますが、霊がいそうな場所で何か臭う、臭うものがないはずの場所から臭いがするという経験をされたことがありますか?
今回は、霊臭の意味や原因、消し方についてなど皆様に分かりやすいように紹介していきたいと思います。
霊臭とは?
霊臭とは、霊の臭いのことで独特の臭いを放ち、臭いによっては危険なものも存在するため注意が必要な場合があります。
霊感が強いから霊の存在を見たりするだけではなく、人によっては嗅覚に訴えかけられて臭いを感じたりします。
また、発生場所が不明なところで臭いを感じた場合は、霊が近くにいることを疑う必要も出てきます。
霊臭は良い霊と悪い霊の2種類にわかれています。
良い霊とは守護霊や手助けをしてくれるような存在のことで、悪い霊とは心霊や悪霊、生霊をことを意味します。
霊臭はどんなニオイなのか
独特な臭いを放つと言われている霊臭ですが、具体的にどのようなニオイなのでしょうか?
霊臭にありがちな「におい」をご紹介していきます。
生臭い
昔から霊臭は生臭く、古いお化け屋敷では生魚を置いて怖さを演出したという説があるように、マイナスのエネルギーを持つ悪い霊が放つ臭いは生臭いといわれています。
生ゴミの様な臭いを感じた時は、近くに悪臭のもととなっているものがないかチェックしてみて下さい。
また、霊だけではなく、生霊やサイキックアタックなどの場合も生臭い臭いがするといわれています。
生臭い場所は悪霊を引きつけやすいという特徴がありますので、あまりにも不快な生臭い臭いを感じた場合は、すぐにその場所から離れたほうが良いといわれています。
タバコ
タバコの臭いは、以前にタバコを吸っていた人の地縛霊の可能性があります。
亡くなった先祖や親交が深かった人が、生前に好んでいたタバコであることが多いといわれています。
タバコを吸っていない部屋や、禁煙の場所でタバコの臭いがしたら、悪い霊的なものが関係している可能性もありますので、その場から離れたほうが良いとされています
また、知っているタバコの臭いだった場合は、関わりのある人の生き霊がついていることもありますので注意が必要です。
お線香
嗅いでいて心地良く安心感を感じるお線香の香りは、先祖や自分に関わりの深い人などの良い霊臭である場合が多いといわれています。
ですが、お線香の香りは自分を思ってくれている霊によって放たれる香りであるからこそ、事故や事件に巻き込まれることに対するメッセージを含む可能性があるため注意したほうが良い場合もあります。
煙の臭い
家屋が焼けるような煙の臭いがした時に不快感や気持ちが悪いと感じた場合は、悪霊が近くにいる可能性がありますので注意が必要です。
また、焦げた臭いや火薬のような臭いを感じた場合は、戦場で亡くなった人たちの地縛霊である可能性がありますので、すぐにその場を離れたほうが良いとされています。
体臭
お風呂に入らず頭や身体を洗っていない人の臭いは低級霊を引き寄せるといわれています。
身体から落ちた皮膚や髪の毛も霊を引き寄せる原因となりますので、悪霊から影響を受けないためにも毎日お風呂に入り体を清めることが大切です。
口臭
口は会話をする時に必要な部位であるため、口臭があると大切な人に別れを告げられたりなど人間関係においてトラブルを招く可能性があります。
このようなトラブルを回避するためには、今まで以上に周囲の方たちに優しく接したり気を配ることが必要です。
オヤジ臭い(加齢臭)
加齢臭は加齢(老い)によるものですので、誰もが放つ可能性があります。
自分が年をとるということは、同時に子供や両親なども年をとっていますので、加齢臭の訪れは子供の結婚であったり、両親との悲しい別れが近づいているサインでもあります。
いつか別れは訪れますので、普段から大切な人を思い優しく接するように心がけることが重要です。
雨に濡れた時の犬の匂い
犬は雨に濡れると独特の体臭を放ちます。
近くに雨に濡れた犬がいないのに、そのような臭いを感じた時は動物霊がいる可能性があります。
愛犬やゆかりのある犬が霊となり善意で会いにくることが多いといわれていますので、警戒せずに来てくれてありがとうなどと感謝の気持ちを伝えると、未来が良い方向に進んだり縁が結ばれたりするといわれています。
人が多く集る場所
東京都心など沢山の人たちが行きかう場所は、人の思念や生霊がいたり、身体の不調を訴えている人たちが多いといわれています。その中でも特に駅のホームや地下鉄などには、かなりきつい霊臭が漂っていることが多い傾向にあります。
故人のニオイ
亡くなった人の声や仕草などは中々思い出せないのに、祖父が使っていた整髪料、祖母が好んでいたお香などの匂いを覚えている方は多いのではないでしょうか?
子孫が幸せに暮しているのかと故人は心配をし、いつでも見守っていることを匂いで伝えてきているといわれています。
このような匂いを感じたら、お墓参りに行って感謝の気持ちを伝えたり、家族で話題に出すと故人も喜ぶと思われます。
霊臭の原因
基本は霊が発する臭い
霊臭は、霊が存在しているのかどうかという判断基準の一つとなるだけで、本当に霊が存在しているのかどうかを確認することではありません。
臭いの物理的な原因と思われるものを発見した場合は、まずその原因を取り除いていきます。それでも、まだ霊臭がするようであれば、その場所には悪い霊が存在している可能性があります。
不幸が続いている場合は低級霊や悪霊に憑かれている可能性
悪臭を好む低級霊や悪霊は、悪い臭いを漂わせている場所(人)に憑きやすく、良くないことが続いて起こるといわれています。
スピリチュアルで見た場合、悪臭が発生するような原因が水回り周辺にあると、部屋の運気が下がることで悪い霊を呼び寄せている可能性もあります。つまり霊がいるから悪臭がするのではなく、悪臭を感じるような原因があることにより霊が寄り付いているということです。
また、冷蔵庫から漂う悪臭も原因となりますので、掃除を定期的に行わないと悪い霊を寄せ付けてしまいます。
霊臭を感じることができる人の特徴とは?
1.感受性が豊かである
霊臭を感じることができる人は嗅覚が敏感で、他の人たちに感情移入しやすく少しのことでも驚きやすいという特徴があります。
そのため、自分のモチベーションが周囲の環境に左右されやすく、他の人たちが感じることがない些細なことでもストレスに感じてしまう傾向にあります。
2.密閉された場所が苦手である
霊臭を感じることができる人は、満員電車やバス、窓のない部屋などさまざまな匂いが充満している場所にいるのが苦手だという特徴があります。
マスクをするなど匂いを防ぐ工夫をしていても、ストレスを感じている場合が多い傾向にあります。
3.他の人が感じていない匂いを感知できる
霊臭を感じることができる人は嗅覚が敏感なため、周囲の人たちが感じていない匂いを感知できるという特徴があります。
同じようなことが重なるにつれて、自分は他の人が感じていない匂いを感じているのかもと自覚する傾向にあります。
4.良いことや悪いことを察知することができる
霊臭を感じることができる人は、良いことや悪いことを嗅覚で察知することができるという特徴があります。
なんとなくうまくいく気がするやなんとなく嫌な予感がするという直感は、ほとんど外れることがないといわれています。
5.不幸の前兆がわかる
霊臭を感じることができる人は、不幸の前兆がわかるという特徴があります。
不幸なことが起こる前に、生臭く不快な臭いを察知する能力があるといわれています
霊臭を消す方法
掃除をする
部屋の中で霊臭を感じた場合は、風呂やトイレなどを中心に部屋を掃除する必要があります。トイレや水回りを綺麗にすると幸運を呼び込むといわれていますが、霊を引き寄せないためというスピリチュアルな意味もあります。
また、部屋にある古い物にも霊は寄ってきますので、必要なもの以外は断捨離するのも良いとされています。
霊は、ネガティブな感情やエネルギーに引き寄せられます。悪い霊を引き寄せないためにも、掃除で部屋も心も浄化させ、カーテンと窓を開けて光を入れ空気の入れ替えをすることが大切です。
すぐにその場から離れる
一番簡単な対策方法は、霊臭を感じた時にその場所からすぐに離れることです。
その場所から離れても霊臭が消えない場合は、悪霊に憑かれてしまっている可能性もあるため、すぐに別の対策を取る必要があります。
お線香をたく
お線香は神聖な力を高めてくれる効果がありますので、炊くことにより除霊効果が期待できます。
また、リラックスすることでも除霊効果は得られるため、自分が最も落ち着くことができるアロマ付きのお線香を炊いてみても良いとされています。
外出をしない
外出する予定がある日に霊臭を感じた場合は、守護霊からの警告である可能性もあるため予定をキャンセルすることも考えてみて下さい。
特に慣れない場所に遠出することは、大きなトラブルに巻き込まれてしまう可能性があるため、できるだけ普段とは違う行動をしない、遠回りをしても安全な道へ迂回するなど細心の注意を払って移動することをおすすめします。
明るい気分になれることをする
悪霊は霊臭を放つことで取り憑く人を弱らせる目的があるため、悪霊の攻撃に負けない強い精神を持ち、趣味など楽しいことに没頭したり明るい歌を口ずさんだりしてポジティブな気持ちを維持することが大切です。
身体の浄化をする
霊臭を感じた時には、塩とお酒を入れた熱いお風呂に入ることで霊がついてしまう危険を避けることができるといわれています。
また、外で霊臭を感じた時は、霊感の強い人だと霊を連れ帰ってしまう場合がありますので、部屋を明るくしてお線香を焚いてからお風呂で身体を清めて下さい。
【確実&おすすめ】除霊・浄霊をしてもらう
霊臭を感じた場所から離れても臭いが消えない場合は、霊に憑かれている可能性があるため、念のために除霊をしておくと安心です。
読経や塩で清めるなど自分一人でできる除霊を行っても、原因不明の体調不良に襲われたりするようであれば、神社にお願いしたりプロに除霊してもらうのが良いでしょう。
霊臭を浄化させるパワーストーン
トルマリン・イン・クォーツ
水晶の中にブラックトルマリンが針状に入っているトルマリン・イン・クォーツは、魔除け効果があるといわれているパワーストーンの中でも一番浄化の力が強いです。
マイナスのエネルギーを浄化するため、運気と共に下がってしまったモチベーションを上昇させてくれる力も持っています。
水晶
水晶は身に着けても部屋に置いても、その場を浄化してくれるパワーが強く悪い物を寄せつけない特徴があります。
また、水晶は組み合わされた他のパワーストーンの効果を引き出すという力も持つといわれています。
クラスター
クラスター(アメジスト・モリオンなど)は原石そのものの塊で、無限の可能性を秘めた地球の宝物といわれています。
柱状のポイントから出るパワーが部屋を浄化したり、外からの悪いものを家の中に入れない効果もあるため玄関に置くと良いとされています。
霊感が強く嗅覚が敏感な人は、感受性豊かで繊細な特徴があります。
周囲からの影響を受けやすいのでストレスを溜め込んだり、気分のアップダウンも激しいといわれていますので、自分の気持ちを支えるためにも魔除け効果のあるパワーストーンを身に着けてみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回は霊臭について紹介しましたが、いかがでしょうか?
霊臭には良いものと悪いものが存在することが分かりました。
霊は汚い場所を好み憑りつく傾向にありますので、そのような場所には近づかないことと、霊的に良くない臭いを断つためにこまめに掃除をして清潔を保つことが大切です。
それでも霊臭を感じる場合には、何らかの霊が存在している可能性が高くなるため除霊や浄化を行う必要があります。
このような場合には、素人判断ではなく、占い師や霊能力者などプロの人間に判断してもらったり、悪霊除去の鑑定をお願いすることをおすすめします。
皆様の幸せのお手伝いができれば幸いです。
最後までお読みいただきまして、有難うございました。
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