【スピリチュアル】内観とは?効果・やり方!偉人も取り入れてる

皆様は、内観という言葉をご存知でしょうか?
また、自分の性格や考え方についてどれぐらい理解していらっしゃいますか?
自分自身を知る方法の1つに内観があります。内観とは内を観る、つまり自分と向き合い自分を知ることといわれていますが、実際にどのようにしたら良いのか分からない方もいらっしゃるかと思われます。
今回は、内観の大切さや、内観とはどのようなやり方なのか、また効果についても皆様に分かりやすいように紹介していきたいと思います。

執筆者GYPSEE

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内観とは

内観は大きく分けて3つの分野があります。

1. 内観は、自己の仏性・仏身などを観じるという修業の1つとして、自分を見つめる・自己を高めるというスピリチュアルな意味を示しています。
何かに怒っている・不安に思うなど悩みは人それぞれ違いますが、自分のありのままの思考と感情に気づいて自問自答することを内観といいます。大切なのはその時に感じた思考と感情を全て受け入れることです。

2. 内観は心理学や精神医療などでも使われている言葉です。
自分を良く知り自己を改善していくなど、心の状態を客観的に見て問題を解決していくだけではなく、瞑想や呼吸などを通して心身をリラックスさせる効果が期待できます。

3. ヨガでは呼吸を整えながら、自分の内側を観察していくことを自分と向き合う・身体と心の声を聴くなどさまざまな言葉で誘導していきます。
自分の内側は自分にしか分からないことで、感じ方や捉え方に良し悪しはありません。
また、内観したことは表に出す必要がないため、その時に感じたことや見えたものを気づきとして大切にしましょう。

内観療法はメンタルクリニックでも取り入れられている

内観療法は、1940年代に吉本伊信が「身調べ」という浄土真宗の修行法をもとに開発した自己洞察法「内観」を1960年代から医療へ応用した日本オリジナルの精神療法です。基本的な方法は集中内観と呼ばれるもので、メンタルクリニックや研修所に1週間宿泊して行います(内観施設サイトより一部抜粋)。

集中内観
クリニックや施設で静かな個室にこもり自由な姿勢で座ります。
新聞・雑誌・スマホ・テレビなどは精神集中の妨げになりますので持ち込まないようにします。また、私語も禁止とされます。

内観の経過
集中内観では、両親など身近な人に対して、過去や現在の自分のあり方を振り返ります。母親→父親→兄弟→自分の周りの人たちの順に、1. してもらったこと2. してあげたこと3. 迷惑をかけたことの3つのテーマについて、具体的なエピソードを思い出しながら自分を見つめます。1~2時間ごとに指導者が面接に来ますので、5分ほど話しをします。
この過程で、過去を思い出して自分を責めたり苦しんだりすることがありますが、それを乗り越えると素直な心に生まれ変わることができて大きな気づきが見つかるといわれています。

日常内観

集中内観は、1週間で自分や周囲の人たちへの見方が変わるという効果が得られるといわれていますが、集中内観後も学んだことを活かして、日常的に3つのテーマによる内観を続けることが大切です。

内観とヨガの密接な関係性

ヨガは、ゆっくり吸ってゆっくり吐く呼吸に合わせてポーズをとります。この時「自分の内側に意識を向けて」「自分の呼吸を感じて」という言葉を聞きます。
ヨガでは身体の外側の変化だけではなく、目に見えていない内側の変化も受け止めることが重要です。

ヨガの最後は「今日もレッスンを頑張ってくれた身体に感謝をしましょう」と手を合わせますが、内観も同じで自分自身の中に当たり前にあるものに気づき、そのことに感謝をします。
日常生活の中で自分の心身に感謝をすることはあまりないかと思われますが、これだけでも見える世界は変わりますので、その変化を大切にして下さい。

分かりやすく!内観の目的とメリット

この項目では、内観を実践してみようと思われた方に目的とメリットを分かりやすく紹介したいと思います。

1. 自己改善に役立つ

内観をすると、過去の出来事を受けとめることができたり、自分や人に対する否定的なこだわりから解放され感謝の気持がうまれたり、自分が愛されていることが分かったりなど、生きることの喜びの気持ちが自然に湧いてくるようになるといわれています。
また、内観で気づいたことは成果として残りますので、自分が苦しんでいる原因が分からない人、自分が何を求めているのかを知りたい人は、内観を通して自分を見つめたり自己改善をすることができます。

2.病気の治療

内観は心身の病気の治療として心理療法、精神療法として活用され、不登校など思春期不適応の改善、人間関係の不和による出勤困難、不眠・不安・緊張などの神経症、うつ病・心身症など心因性の病気の治療、自律神経失調症や更年期障害などの症状改善、薬物・アルコール依存症などに対して非常に高い確率で回復することが認められています。

3.問題行動の改善

内観をすると、家庭・職場などでのさまざまなトラブルやストレスの改善、悩みの原因となっている問題への対応の変化による解決、長年の悪習慣などの問題行動が改善されます。

4.より良い人生を送るため

内観をすると、精神統一・注意力のアップ、仕事や学業成績の向上、イメ-ジトレーニングによるスポーツや芸術活動の向上、トラブルのない人間関係をつくる、自力で悩みを解決できる力を得るなど、人格を高めることにより人生の目的や生きがいを探すことができ、より良い人生を送ることができます。

5.内観の目的

内観しようと思う人は、性格を改善したい、心に問題を持つ、自己啓発など目的はさまざまです。内観によって自分が愛されていることや生かされてきたことに感謝することができると、自分のマイナスの面も受け入れることができるようになります。
自分で自分を救えたということを実感し、感謝が大切という意味にも気づけますので、内観は生きていく基となる元気や希望を得るために行うものです。

スピリチュアルにおける内観とその効果

こちらの項目では、スピリチュアルにおける内観とその効果について紹介したいと思います。

引き寄せや潜在意識を知るのに必要

人は1日に7万回思考(自己対話)しているといわれています。頭の中では自分が意識できる顕在意識が働いていますので、自分のことは良く理解していると思いがちですが、自分が理解している自分というのはほんの一部だといわれています。
人の心には、意識できない潜在意識があります。
現在、お金や仕事、人間関係や恋愛などの問題を抱えていて悩み苦しんでいる場合は内観をしてみて下さい。これらの問題が行動だけで解決できないのは、自分の内面が変わらないのが原因だといわれているからです。
普段は意識していない潜在意識に意識を向けることが問題解決に繋がりますが、自分の潜在意識に向き合うことに怖さや抵抗があったり、自分と向き合おうとしてもうまく向き合えない人が多いといわれています。
医師に「どうしましたか?」と問われた場合「頭が痛い」「転んで足を捻挫した」など自分の状態が分かっていることが多いと思われます。心もそれと同じで、自分の心の状態を知ることが第一歩です。
自分の潜在意識に向き合うと、身についていた思い込みに気づいたり恐れや不安が解消され、本当の自分や本音が分かってきます。

引き寄せたい場合は、内観をして潜在意識の欲求を知ることが必要です。
例)自分の引き寄せたいものが年収1000万円だとした場合
何故、年収1000万円が欲しいのか?→仕事をやめて自由に暮らしたいから
何故、仕事をやめて自由に暮らしたいのか?→残業が多くて辛いから
何故、残業が多くて辛いと感じるのか?→自分の自由な時間がないから
何故、自由な時間がないと辛いのか?→ゆっくり休めないから
何故、ゆっくり休めないと嫌なのか?→疲れが溜まって身体がきついから
何故、身体がきついのが嫌なのか?→元気に過ごせないから
このように徹底的に深く掘りさげていくと、年収1000万円は顕在意識から出てきたもので、本当に自分が欲しいものは他にあるような気がするということが分かります。

これを何度も行うことで、潜在意識の欲求(本当に自分がしたいこと)を知ることができるといわれています。
潜在意識の欲求を知れたら、次は潜在意識の欲求を満たすためにできる行動は何かを堀りさげていきます。ただ、人は本当の欲求を知った時は絶対に手に入れようと心が先に動き出すため、無意識に行動を起こすといわれています。
引き寄せが出来ない理由は、表面上の欲求だけで心が反応しないというのが原因ですので、無意識に行動を起こしてしまうほどの潜在意識の欲求を見つけられると引き寄せは簡単だといわれています。

カルマの法則や前世に繋がりやすくなる

カルマとは日本の仏教でいう善行・悪行で、どちらも前世(過去世)での行為が現世に反映される因果応報のことで、スピリチュアルでは頻繁に出てくる言葉です。
自分の心の問題を認識していないと、どの前世(過去世)のカルマを癒せば良いのか分からないといわれています。このためには、内観をして自分の心の問題を知ることが重要です。内観を続けていくと、カルマとは少しづつ繋がりやすくなるといわれています。

瞑想がより深くなる

過去世での修行の成果もありますが、お釈迦様は瞑想により悟りを開いたと伝えられています。内観は自分自身の内面を観察することで、瞑想は座って自らの内面を観察することですので、本質は同じものとみなされています。毎日瞑想を行い自分の心を観察し続けることにより、人の心は急激な変化をとげることができます。
瞑想の時間は長いほど良く、瞑想による効果は医学的・科学的にも良いと証明され、Googleの社員研修プログラムに採用される程です。しかし、やたら時間だけ長くすることを目標にすると苦痛になるかもしれません。時間経過を意識するたびに、人は時間を長く感じることが心理学的研究で分かっています(日本心理学会サイトより)。

瞑想はリラックスして座り、吸って~吐いて、吸って~吐いて、この繰り返しを心の中でつぶやき自分の呼吸を観察し続けるというものです。ですが、10秒もしないうちに呼吸の観察を忘れ、他の考え(雑念)にのみ込まれていきます。
雑念が浮かぶことは悪いことだと思い、考えないように努力することは心理学的に逆効果だといわれています。
呼吸を観察する、雑念にのみ込まれる、それに気づいてまた呼吸を観察することの繰り返しですので、最初は、深呼吸1回分だけしか瞑想できなかったり、10秒ほどで呼吸を観察することを忘れてしまったりしても、何度も続けていくことで習慣となり呼吸を観察する時間が徐々に長くなっていきます。

人生が変わる

内観で人生が変わるのは事実ですが、自分が現実をどのように認識しているのかが重要となります。
過去の記憶(過去の出来事とその時に感じた感情のことを思い込みという言葉で現す)と、今、見ている(た)ものが現実となります。
例えば、幼少時期に犬に追いかけられた経験があり犬が怖くて嫌いな人が、今、犬を見た時に、過去の出来事として犬に追いかけられたことを思い出す、その時に怖い・嫌いと感じた、今、現実に目の前にいる(た)犬は怖い・嫌いとなります。これは、今、目の前にいる犬が過去に追いかけてきた犬ではないことと分かっていながら、怖い・嫌いと感じるのは、過去の記憶が、今、見てるものに反映されているということです。
ここで、過去の記憶(感情)の捉え方を変えると→現実の感じ方(感情)が変わる→人生が変わったように感じるとなります。
現実に起きていることではないのだと認識することが、内観をするための重要なポイントになるということです。

内観の効果○つ

この項目では、実際に内観を進めていくうちに得られる効果を紹介したいと思います。

1. 足りないものばかりを見るのではなく、既に持っているものを見て自分が満たされていることを認めることができるようになる
2. 自分が何をしたいのか、何をするべきか迷っている時に、道が見えてくるようになる
3. 心が軽くなったり楽に生きられるようになる
4. 視野が広がる
5. 本当の自分の姿がはっきりと見えてくるので、もう少しましなはずだという空想の自分との差がなくなっていき、自己嫌悪や劣等感から解放されていく

以上の5つが内観を通して得られる主な効果となります。
内観は頭で理解するものではなく、また人から押しつけられるものでもありません。
内観を通して自分で自分を観察していく中で、自然と心が開放されていき、結果として病気の症状が軽くなる・治る、悩み苦しみから解放される、楽に生きられるようになるといったことに繋がります。

内観のやり方

内観のやり方は簡単ですが、内観をしているとさまざまな雑念が心に浮かんできて、自分を見ることができなくなってしまうため、内観を成功させるのは意外と難しいかもしれません。この雑念を振りはらうコツは、今という時に集中することです。

内観とは自分の心と向き合い、真実や原因を探ることでもあります。
何かが起きるということは必ず原因があります。過去世が原因の場合もありますので、すぐに分からないかもしれませんし、悩んでしまうこともあります。
ですが、何度も自問自答していると原因がふとうかんできたりします。

今、自分が抱えている悩みや苦しみ・辛さを、他の人の悩みや苦しみ・辛さに置き換えて、誰かから相談されたことと仮定してみて下さい。これに対して自分はどう答えるかで、自分自身の本心が見えてくる場合があります。
これは、物事を客観的に見る訓練にもなりますし、他の人の視点で捉えてみたとしても実際は自問自答していることになります。

内観ノートのやり方

内観ノートは、書くことで気持ちがすっきりしたり、新しいアイデアを引き出したりもできる方法です。

始めは日記として1日に起きたことを真っ白な無地のノートに書いていきます。
重要なのは、嬉しかったこと、誰かに話を聞いてもらいたいこと、その時に思ったことや独りごとを全て書くことです。
ノートに書き出してしばらくしてから読み直しをしてみると、似たようなことを書いている場合があったり、意外と気づかない思い込みに気づいたり、自分の思考パターンなどが見えてきます。
自分のことは意外と分かっていないことが多いということを知れたり、客観的に自分のことを把握することができます。

断食内観法のやり方

断食内観法は体から心へと働きかける治療法の1つで、断食という身体的ストレスを加えることにより、心や体の働きの再調整を行うものです。
10日間の絶食期と5日間の復食期からなる東北大方式絶食療法が現在の標準的な方法ですが、断食内観法は自分だけで行わず指導のもと行ったほうが良いと思われます。

まずは毒を出すこと
宿便を排泄する方法の1つが断食です。人の消化器は口から食べ物を入れ排泄するまでに早くて18時間ほどかかりますので、1日3回食べ続けると常に胃腸のどこかが食べ物の消化のために働いています。
断食をして胃腸を休ませ、空腹にすると、腸内に残っている食べ物のカスや老廃物(宿便)を排泄するために腸の動きを亢進させるモチソンというホルモンがでます。
腸は空腹になるほど動きが活発になるので、宿便が排泄されるのです。

断食内観法の効果
断食は、宿便が排泄されるだけではなく、病気を予防し病気と対抗する免疫力や病気の症状を治す自然治癒力を高めたり、体質を変える(ダイエット・美容など)効果などが明らかにされています。他にも、環境毒素の排泄・活性酸素の減少・スタミナ増加・遺伝子を活性化するなどがあります。
断食内観法は、断食と内観療法をあわせて、心の毒素(トラウマなど)を排泄しやすくしたり、心身症などの心の病を治していきます。
断食が身体にたまった毒(宿便)を排泄する効果があるのと同じく、内観療法は心の毒(トラウマなど)を出やすくします。

どうしても内観が苦手・できないときは?

内観は、何故?と掘り下げていく過程で途中で止まってしまうこともあり、簡単そうで難しい部分もあります。自分を見つめるのが苦手、どうしても内観ができないという時は、可能でしたら、会話の中で一緒に掘り下げてくれる人と進めていくと良いかと思われます。
例えば「いつも◯◯でいいね」「◯◯が得意で羨ましい」など、友達からいわれた言葉から何かが得られるかもしれません。逆に友達に無意識的にいった「こういう◯◯な部分が凄い」という言葉が友達の良い部分の発見に繋がる可能性もあります。
親しい友達とのちょっとした会話から発見できることもありますので、会話する機会をもうけてみてはいかがでしょうか?

内観は危険?デメリットはある?

イギリスの哲学者・デビッド・ヒュームが、偉大な師から「内観しなさい」という助言をもらい瞑想をしてみたところ、彼の内側には、思考・空想・イメージ・夢・過去の記憶などしかなく他には何も見つからなかったことがあったと伝えられています(日本心理学会サイトより)。
自分の目的もなくいたずらに内観や瞑想を続けると、普段の日常生活において何をするにしても思考・分析・解釈に振り回されてしまい、考えるということなしでは生きていくことが難しくなる場合があるといわれています。
これが自我というもので、神経症を患った状態になっていきます。
瞑想の目的は、思考を観察している意識に気づけば充分だということを忘れないようにして下さい。

まとめ

今回は内観について紹介しましたが、いかがでしょうか?
内観とは、自分を深く見つめることで、自分が沢山の人たちに支えられ愛されてきたことが分かるようになります。
また、ありのままの自分自身を受け入れることができるようになれば、人生が変わったり、自信を持って生きていけるようになることも分かりました。

この記事をきっかけに内観について詳しく知りたい、また、自分も内観をしてみたいけれど1人ではうまくいくか分からないと思われた方は、スピリチュアル能力を持つヒーラーや鑑定士に相談して力を借りてみてはいかがでしょうか?

皆様の幸せのお手伝いができれば幸いです。
最後までお読みいただきまして、有難うございました。

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