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【簡単・確実】明晰夢とは?絶対に見る方法

【簡単・確実】明晰夢とは?絶対に見る方法

明晰夢は、老若男女問わず、自らが望む世界を体験できる夢のこと。
明晰夢に熟達した人は仕事や恋愛などで幸せになるヒントを、夢から多く得ています。

この記事では、明晰夢を見る方法からメリット・デメリット、見やすい人の特徴などを取り上げます。明晰夢について興味があれば、きっと役に立つでしょう!

明晰夢とは

明晰夢とは、夢を見ながら、「自分がいる世界は夢(現実でない)」と認識している夢です。
あくまで夢の一種であり、意識があることが特徴です。

また、ふつう夢の中では流れる映像を見るだけですが、明晰夢では自らの意思で自由に行動できます。
明晰夢が現実で分析される主な目的は、精神衛生の状態を良くすること。

明晰夢は基本的に見た人の頭を柔らかくし、気持ちを安らかにします。
目覚めの悪い夢や意味のわからない夢などを見る回数を、調整できる効果もあるのです。

精神治療に用いるうえで

人は夢を見ている時、心の奥の世界、無意識に繋がっています。
明晰夢を精神治療として活用する際は、この無意識の世界を解析する必要があるのです。

無意識の世界の扉を開く一つ目の鍵とされているのが、夢の記憶を引き出せるようになること。

明晰夢によるリーディングを行う人は、そばにノートを用意して、毎晩見た夢を記録します。この作業はいわゆる「夢日記」を指します。

無意識に明晰夢を見やすい・なりやすい人の特徴

楽観的な人が明晰夢を見やすい

夢は誰しも見るものですが、そのほとんどが明確な意味を持っておらず嫌な感じがします。
ですが前向きで楽観的な人は、明晰夢にしても単なる夢にしても、非現実的な世界を楽しむことができます。

夢に対して明るい印象を持っていることが多いのです。「今晩はどんな夢を見るんだろう」とワクワクした心地で眠ります。

子どものような好奇心でもって夢に臨むので、明晰夢からメッセージを受け取りやすいようです。

長時間睡眠の人ほど明晰夢を見やすい

睡眠中、夢を見る状態はレム睡眠です。
眠っている時間が長ければ長いほど、レム睡眠の度合いが強まり明晰夢を見やすい条件が出来上がります。

芸術家肌

日夜問わず頭の中でアイデアを練っている人は、眠っている間もその活動が止むことはありません。
クリエイターやデザイナー、アーティストといった人々は、創造性に富んだ夢を見ることが多いようです。

彼らは長時間眠る傾向が高く、その要素と豊かな想像力の掛け合わせで明晰夢を見やすくなっています。

繊細な気質、あれこれ悩みやすい人も見やすい

芸術家肌の人に加えて明晰夢を見やすいのが、繊細な人です。
現実生活でも常にさまざまなことに気を遣い(配り)、ちょっとした刺激や衝撃にとても傷付きやすいです。

夢を見ている間、それが明晰夢か見極めるには、鋭い感性が必要になります。
繊細で不安傾向の強い人は、その感性を持っているのです。

そもそも夢自体は、曖昧で抽象的です。
たとえ明晰夢を見たとしても繊細な人は、その意味について、しばしば深く追究しすぎます。
結果的に、強いストレスを受けてしまうのです。

明晰夢で睡眠の質は下がる?睡眠障害?

明晰夢の精神治療的な効用は、近年認められてきています。
しかし、明晰夢を見ることによる睡眠の質への影響について、はっきりしたことはわかっていません。

上述したように、そもそも夢を見る睡眠は、レム睡眠です。
頭脳(前頭葉・海馬)が夜間でも働きを止めていない状態で、いわゆる「浅い眠り」はこれに該当します。

対する夢を見ない「深い眠り」のノンレム睡眠。
これだけ見ると、レム睡眠は頭が休んでおらず、「質の良い眠り」ではないように思えます。

ですが、脳は「休みたいのに休めない」のではなく、その日あった出来事、見知ったことなどを夜通しで整理するのです。
整理する情報の中には、顕在意識由来のものに限らず、無意識下の「影のデータ」もあります。

夢は、その整理業務を補助する意味合いで活用されるようです。
無意識下の影のデータを、いるものといらないものとに分別して、夢というシュレッダーに通して処理する。
そう考えると、ノンレム睡眠も眠りにとって悪いことばかりではないですね。

明晰夢は自分で意識できているので睡眠障害ではない

明晰夢についてよく知らないと、「何か悪い症状の兆候ではないか」「睡眠障害を引き起こすのでは」と心配になってしまいます。

ですが明晰夢は、当事者が夢を見ていることを「認識しているの」が特徴です。
つまり、「自分が明確に目覚めた意識のもと」に夢見ていることを意味します。

睡眠障害に繋がることはまずないので、安心しましょう。
ただし、目覚めた後に「気持ちの悪い夢を見た」と感じる場合は悪夢のサインです。

明晰夢のように自らの意識下にないので、こちらは睡眠障害のもととならないよう注意しましょう。

明晰夢の効果

明晰夢を通して、自分の無意識に「私はこんなふうになりたい」というイメージを送ることができます。無意識は自己実現でも重要な役割を果たすのです。

アファメーションと同等の効果が期待でき、無意識の世界でなりたいあなたの姿がつくられ、現実に投影されます。

アスリートなど運動競技の選手たちは、明晰夢で技術のトレーニングを行ってさらなるレベルアップに役立てています。

前述した精神治療としての側面だけでなく、一般の人でも日々発生する小さな問題への処方せんを、明晰夢から与えてもらえるのです。

明晰夢でできること4つ

自分ではない誰かになれる

明晰夢を自らの意思で操作できるようになると、現実の自分とは違う、別の誰かになれます。

筆者の夢の例を挙げます。(※夢の内容は記事中「明晰夢を見る方法」を参照ください)
通常の夢で背中に翼が生え、明晰夢では童話の世界でドラゴンになっていました。

明晰夢でどんな人(もしくは動物や精霊)になるかは、その人の無意識下に抱くセルフイメージや願望によります。
筆者自身はおとぎ話と龍が好きなので、ドラゴンに変身したのも納得できます。

身体ごと動かせるVR空間

現実のVRは専用の機械とゴーグルを使って映像をつくりだします。
いっぽうで明晰夢の場合、何の道具もなしに自分の意識一つだけでVR空間に飛び出せるのです。

明晰夢のVRではなりたい自分になって、自由に動き回れます。
筆者の例ですと、いくらでも空を飛んだり魔法を使い放題できるのです。

夢の空間でも五感が働く場合がある

明晰夢でも、人によっては現実の(肉体の)五感が働くことがあります。
通常の夢に占める五感は視覚ですが、明晰夢では食べ物や植物の香りを知覚できるケースが見られます。

筆者の夢では視覚以外に働いた感覚では、皮膚感覚の痛覚でした。
背中に何かが生えてきたとき、リアルな激痛を覚えました。本当に翼が生えたのではないか?と恐れたほどです。

超常現象や奇跡を体験(遭遇)できる

明晰夢がつくれるようになると、フィクションで描かれるような超常現象を起こすことができます。

ドラゴンに変身したのであれば、さながらファンタジー作品の特殊効果のように、口から火を吹いたり、雨を降らせることが可能になるわけです。

明晰夢のメリット

明晰夢を見るメリットは、主に4つ挙げられます。

まず4つに共通している要素が、「明晰夢は心をわくわくさせるもの」であること。
子どもが見る夢のように、希望とイマジネーションにあふれていて、見る人の心を活気づかせるのです。

現実のハードルを乗り越えるチャンス

明晰夢のメリットは自分が人生で壁にぶつかっていることを、克服するヒントを得られることです。
具体的には、現実生活で自分が苦手に感じていることやもの、人がいる(ある)とします。

実際に困難を克服するのは勇気が要るものですが、明晰夢だったらそんなことはありません。
苦手意識を少しでも解消するために、夢の中でその困難を乗り越えるよう意図できるのです。

心のオアシスとなり、内なる自己と対話できる

夢の空間は顕在意識ではなく、潜在意識が主導権を握っています。
現実(目覚めている間)でなかなか言い出せない気持ちは、明晰夢では不思議と言葉にしやすいのです。

明晰夢を心の安らぐシチュエーションにすれば、あなただけのオアシスになります。
そこで、ハイヤーセルフ(内なる自己)とゆっくり対話し、自分の気持ちを整理できるでしょう。

創作のヒントがたくさん得られる

クリエイターやデザイナーといった仕事に就く人にとっては、新しいものを生み出すためのヒントを明晰夢から得られます。

夢そのものが不思議とロマンに満ちていますから、自らの創造性を豊かにするのに大いに役立てられるのです。

自主予備練習の個別スペースとして活用

夢という非常にプライベートな空間を利用して、さまざまな発表や試験、競技のための予備練習ができます。

誰も見ていませんし、自分の意図するように環境をつくれるわけですから、夢をさながら本番の会場に見立ててのシミュレーションが可能です。

明晰夢の危険性・デメリット

明晰夢は楽しくてためになることばかりではありません。
危険性としては、明晰夢からの目覚めのタイミングが中途半端だと、金縛りに遭うのです。

起床時の困りごとの一つで、特に明晰夢を見た直後は完全な覚醒に至る手前で起こりやすいです。
意識があるのに手足が固まってしまい、その中でも夢は続行して非常に不快に思うかもしれません。

ただ、金縛りは意識がはっきりしてくれば自然に解けるのでそこまで心配することではないです。

夢の空間で命を落としたり、閉じ込められることも

明晰夢の内容によっては、突然の事故に遭ったり事件に巻き込まれたりして、亡くなってしまうことがあります。

「私は今夢を見ている」と自覚した中での出来事なので、精神的に大きな打撃を受けるのです。

閉じ込められる事態は、明晰夢の中でさらに夢を見ているような感覚に陥ることで生じます。
こうなると、目覚めた意識のもとで夢に干渉できなくなります。

また、現実生活に嫌気がさしている人は明晰夢に居心地のよさを覚え、執着するようになります。
現実で生きること自体を諦め、その夢の中に留まってしまうのです。

安定した精神状態のもと、トレーニングの積み重ねで明晰夢を見る分には問題ありません。
しかし、幻覚や人格の多重化といった精神疾患を抱えている場合です。

明晰夢によって、そうした症状がひどくなるおそれがあるので、おすすめしません。

明晰夢を見る方法・コツ

明晰夢を見るには、何をすればいいでしょう?
最初の項で、夢の記憶を紐解くために夢日記をつけることが最適と書きました。

目覚まし時計または携帯電話のアラームを、朝5~6時に設定して就寝します。
その時間の間に目を覚ましたら、昨晩(直前)見た夢について思い出せるものからメモしてください。

起き抜けの状態だと、意外に起床直前まで見ていた夢の世界について、覚えているものです。

キーワードだけで十分ですので、夢の中の出来事に関連した言葉を書きつづっていくと、自然とビジョンとして頭に浮かんできます。

この夢日記(キーワードの覚え書き)を続けていると、次第に夢の記憶が形を持つ(一連のストーリーとして)ようになるでしょう。

夢の記憶をたどる例として、筆者の夢を取り上げます。
筆者は見た夢を覚えているほうで、最近は特に明らかな意味を持った夢をよく見るのです。

筆者の明晰夢~キーワードの覚え書きから夢の関連性を見出す

筆者にとって印象的だった夢を、キーワードごとに書き起こすと以下になります。

  • 朝日が差す部屋で、筆者はまだ眠っている
  • 浅い眠りに移りつつある中、背中に激しい痛みを覚えて目を覚ます
  • 激痛が走った後、背中から何かが「生えてくる」のを感じる
  • 確認してみると、鳥の翼のようなものが生えていた
  • 自分が自分ではなくなる恐怖を感じた

この夢には続きがあります。後日見た夢で、筆者は現実世界ではなく、童話風の世界にいました。
私の周りには、人間ではないドラゴンや妖精・精霊といった超自然的な存在がいたのです。

上述した夢との前後関係は、特徴的なシーンだけ覚えていて、細かい点は曖昧です。
筆者はその世界で、翼を生やして「人間ではない」姿でした。龍のような、空飛ぶ生き物になっていたのです。

その時感じていたのは恐怖ではなく、ただ自由に空を駆ける「生命体」としての、純粋な躍動感でした。

キーワードを書き留めると、「背中に翼が生える」「ドラゴン、龍」「ファンタジーの世界」「不安から生き生きした感覚へ」です。
これらだけで、自分が人ではなくなって違う世界に存在していると把握できます。

夢の記憶の輪郭がはっきりしたら

自分がどんな夢を見ていたか大まかな輪郭がつかめたら、次の段階へ進みます。
明晰夢を見るよう意図するのです。

自分の望む世界を明晰夢に投影するには、無意識の操縦権を自分が握ってしまうこと。ですがこれは至難の業です。

意図的に明晰夢を見るために行うことは、就寝前に精神に何かしらの刺激を与えて、夢の傾向を決定します。
刺激は物理的に何かをするのではなく、頭の中で「つらいこと」「悩み」を思い出すのです。

目下自分の頭を悩ませていること、過去の経験で強烈に印象に残っていることなど。
あなたにとって「大きな刺激」と感じる問題を選びます。

眠る時は非常に不快な状態ですが、意識を失うと無意識から、脳内の日中は眠っている部位への回路に接続できます。

意図的に明晰夢を見た?

明晰夢を見るためではないですが、筆者はいつも眠る前直近で心に引っかかっていることについて考えを巡らせます。

ほとんどは人間関係ですが、あまり親しくない人について、自分と正反対の性格で人の輪の中心にいることに、憧れを馳せています。

眠りにつくと、夢には羨望心を抱く相手が現れるのです。私とその相手は現実ではほとんど接点がないのに、かなり親密な仲でした。

しかし、夢の中では相手に煙たがられて距離を置かれるという、これまた苦々しい展開を体験しました。

私はショックに加えて、なぜか人からドラゴンに変身します。前述の夢の記憶と繋がっているのです。
私個人は明晰夢をコントロールしたつもりはまったくありません。

ですが、意図的な操作という観点からすると、確かに眠る直前に考えたことが夢の基盤になることはありそうです。

明晰夢には記憶力を鍛えるのが鍵

明晰夢の専門家によれば、確実に明晰夢を見たいなら記憶力を鍛えるのがいいそうです。
日常の身近なものでいいので、何か一つ完璧に記憶する練習をしましょう。

一つの物事を記憶し思い出すことが容易になると、その積み重ねで夢を見た翌朝の意識状態が変わります。
何かを明確に記憶から引き出すには、「今このとき」にしっかりフォーカスできていることが不可欠です。

翌朝「私は今起きている」ことに注目できるようになれば、夢を見ている間もそれを「現在の状態」として把握し、「夢」だと認識できます。

最初の項で解説したように、この「今このとき」への集中を助けてくれるのは、目覚まし時計です。普段起きる時間より、数時間早く時計の時刻を設定します。

例えば普段は6時30分に起きるなら、4時30分~5時30分の間に時計を設定します。
これは夢から覚める直前の境界にかかっていて、この境界に目覚めれば明晰夢をリアルに思い出せるようです。

ですが毎日、明晰夢を見るわけではありません。
必要な時に明晰夢を「見て」、無意識からアドバイスを受け取るというスタンスでいたほうが、明晰夢に執着しなくて楽です。

その他の明晰夢の見方

簡単に明晰夢を見る方法に、「MILD」という方法があります。
「Memory Induced of Lucid Dreams」の略称です。「Lucid Dreams」は明晰夢の英語訳になります。

やり方はとてもシンプルで、床につく直前に次の言葉を何回か唱えます。

「この後夢を見たら、翌朝私は夢を見ていたことをはっきり自覚してる」

「自覚してる」の部分は、思い出せる(す)でもいいです。
確実に明晰夢が見られるわけではありませんが、無意識にこの言葉がスキャンされて、明晰夢の発生に繋がりやすくなります。

明晰夢は嘘でオカルト?存在しない

ここまでは、明晰夢は非常にクリエイティブで魅力的なもの、と紹介してきました。
しかし、世の中には光あるところには影もあります。

明晰夢を肯定する意見もあれば、反対(否定)する人々も一定数はいるのですね。
反対論を取り上げるのは、夢好きな筆者としては心苦しいですが反対側から見てわかることもあります。

主な否定的立場を取る人の意見としては、以下です。

  • 明晰夢で欲求を満たすことは非常にいかがわしい。
  • 明晰夢を見る人間は現実と対峙する度胸がない。
  • 明晰夢は黒魔術から派生したものだ。
  • 明晰夢はそもそも存在しない。

いくつかピックアップして、考えてみます。

明晰夢で欲求を満たすことは非常にいかがわしい

これは、倫理・道徳的な観点で明晰夢を反対しています。
明晰夢の内容は見る人によって変わります。時に、自分で夢を創造できる人が「性的なイメージの夢」を創ることがあります。

ふつう夢は操作できませんから、意図せず好きな人が夢に出てくると嬉しくなりますね。
明晰夢では、その好きな人との仲をさらに「発展させて」、刺激的なシチュエーションをつくれるわけです。

夢はプライベートなものですが、わざわざ意図してまで肉欲の世界を夢に持ち込むのは理解に苦しむようです。

明晰夢は黒魔術から派生したものだ

明晰夢は時に恐怖をあおることもあります。前述したように、夢を見ているのにさらにその中で夢を見ているという、二重現象が起こるのです。

精神疾患で普段から幻覚を見やすい人が明晰夢を見ると、現実と夢の認識に大きな障害をもたらします。
こうした場合、明晰夢の明るい側面より暗い側面が目立ちます。

人間の無意識にアクセスすることや、なりたい自分を明晰夢で実現するということ自体を「黒魔術」の類に見なす人もいるのです。

都市伝説的な明晰夢の話

明晰夢は見る人によっては、現実から遠く引き離されてしまうおそれもあります。
明晰夢を見る方法の項でご紹介した「夢日記」ですが、そのリスクを招く因子なのです。

特に精神疾患を持たない一般の方でも、明晰夢に馴染みすぎて、夢日記をつけるとさらに夢の記憶が鮮明になります。
そうすると、永遠に夢を見続けるループに閉じ込められてしまうのです。

以下のnoteにて発表された体験談は、明晰夢の「黒魔術的」怖さを示しています。
何事もやりすぎは危ない、ということを認識させてくれます。

夢日記をつけていたらおかしくなりそうになった話し|そいつどいつ 松本竹馬

明晰夢のQ&A

明晰夢を見るにあたって、実際に試してみて発生した悩みや疑問について、調べて解答をまとめました。

明晰夢で悪夢ばかり見る

通常の夢で悪夢を見るのであれば、明晰夢で解決できます。
しかし反対の場合、あなた自身の体質(性質)に明晰夢そのものが適していないかもしれません。

もしあなたが何かしらの精神疾患を抱えているなら、明晰夢は症状をひどくさせる危険性があります。
一人で対処するのではなく、主治医に相談するか、明晰夢に詳しい心理カウンセラーやセラピストに相談ください。

悪夢によって生活に支障をきたしているレベルであれば、明晰夢のワークはしばらくの間お休みすることを検討してください。

通常の睡眠に切り替え、規則正しい生活を送れば悪夢を見ることも少なくなるはずです。

明晰夢で動けない

いわゆる金縛りの状態に陥っています。明晰夢と現実的な目覚めのはざまで生じやすく、ここにはまったときは、非常に強い不快感を覚えることでしょう。

金縛りを解くには、それが過ぎるのを待つことです。明晰夢の場合、「夢を見ている」と自覚しているので意識上の作業はできます。

少し経ったら、夢の中で身体を起こしている姿をイメージしましょう。次第に意識が完全に目覚め、夢からも金縛りの拘束からも解放されるでしょう。

明晰夢の途中で起きてしまう

明晰夢ワークを始めたばかりの人に多い悩みです。
「自分は今夢を見てると自覚できている」ことに感動して、そのまま夢から覚めてしまうのです。

ワークに慣れるまでは、自分が夢の中に入ったとわかったら、まず一息つきます。
深呼吸して、まばたきしてみてください。静かに、「私は今夢を見てるんだ」と思うに留めましょう。

心の中で、声に出さずアファメーションを行います。「私は今夢見てる」といった、今の状況を脳に認識させる言葉を言いましょう。

最後に、手足を少しだけ動かしてみます。大きな動作を取ると、現実に戻る可能性があるので、ごく単純な動きにしておきましょう。

そして、夢の世界を存分に冒険し、主人公になりきって楽しんでください。

まとめ

筆者はよく夢を見る性質ですが、明晰夢が含まれていたのは後から知りました。
背中に翼が生えるという、何ともファンタジーな夢の後、関連性のある夢を見て「どんな意味が?」と興味をそそられました。

明晰夢は魔法のようなもので、トレーニングをすれば誰でも(才能あるなし関係なく)、見たい夢を見られるようになります。

ただ、あくまで夢ですので現実を上回ることは決してありません。
自分の生活をよりよくするための一つのツール、という位置づけで明晰夢を活用しましょう。

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