【星座別】乙女座の世界を徹底解説!分析は自分と世界を整理する!

「初心者が最初に巡り会いたい『深楽しい』西洋占星術講座に」ようこそ!

今回は黄道12星座・星座別解説の第3弾として、乙女座の世界を解説させていただきます!

すべての星座別・徹底解説のページは、「太陽星座」のみの解説ではありません。

今回も占星術のシステムにおける、乙女座の世界観や、星座に関する深い知識を解説していきます。

それでは、乙女座の世界にご招待いたします!

執筆者GYPSEE

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乙女座の季節

乙女座の時空間である季節は、8月23日~9月22日の間です。

夏の終わりから秋の到来が、乙女座の時間と空間の肌感覚になります。


やっと暑さが引き、衝動的な言動が少なくなり、夏が始まる前の穏やかさが戻って来るようです。

ですが、春の時と違うことがあります。

それは乙女座が、これまでの経験を振り返り、考えることや整理することが多くなったことです。


勢いやノリ、衝動が抑えられることにより、乙女座は世界を冷静に観察するようになります。


春の季節には無かった感情が、6番目の星座の乙女座には芽生えます。

それは、自分の内面と身の回りの整理をしながら芽生えた、『現実』との付き合い方です。

獅子座で自分の意志を貫き、主体性で世界に影響を与えることに成功しました。

そこで次に、乙女座は世界からの『反応』を受け止めなければいけなくなったのです。

それは半ば強制的で、際限なく情報がやって来るため、着実に整理整頓を行うことにエネルギーを注ぎます。

だからでしょうか、乙女座は単に『綺麗好き』というよりも、物事の段取りをどこか義務的に行うのです。

なぜなら感情に意識を振ってしまうと、収集がつかなくなるからです。

そんな風に世界からのフィードバックをもらい、忙しくも、着実に世界への返信の手紙を用意するのが乙女座と言えるでしょう。

乙女座の世界

乙女座は、『細やかさ』に神経を注ぎつつ、世界への理解が深まっていく自分を客観的に見るような世界観です。

なぜなら獅子座の意志によって動いたことで、世界が持つ「客観性」という鏡を得たから。

客観性とは、自分以外の存在が持つ概念、意見、言葉、価値観、情報などを、主観を含めずに明確にすることです。

客観性を持つことで、乙女座は、宇宙が「際限のない愛」により成り立っていることを知ります。

「宇宙的な愛」とは、特定の人に対する個人的・主観的・一時的な感情ではありません。


むしろ誰もが成長し、変化し、そして破壊と再生の体験という恵みを与えられるということです。

この感覚は宇宙的で、壮大で、どこか幻想的に聞こえるかもしれませんが、宇宙のシナリオに『飛び級』は無いのです。

乙女座はその事実を知って、宇宙・世界や現実が何の偏りも無く示す事実を受け止め、分析しようと試みます。

それはこれまでの体験を材料にし、また自分の感覚や感性に従うことで、秋の始まり頃には乙女座的な答えを出します。

それは「整える」ことの重要性であり、次の物語の主役である天秤座のテーマに引き継がれます。

乙女座のキーワード

乙女座は『整理する』ことに長けている星座で、それは知識や情報と感覚の整合性によって培われた能力です。


土を司る星座ということもあり、地に足をつけ、段取りをよくするために、身の回りの環境を整えていきます。

乙女座のキーワードは、「 I Analyz(s)e 」=「私は分析する」


分析するためには、手元に情報があり、それを受け止める必要があります。

分析することなく、何でも真に受けてしまったら、自分も周りも振り回してしまいますよね?


乙女座はこれまでの経験から、好奇心も内省も必要であることを心得ています。

「経験は何にも勝る武器」であるのは、判断基準や判断材料を持っているからこそ。

分析や解析とは、表面に出ているテーマを掘り下げ、大元にある原因や、出来事や事象を連鎖的に繋げて、現実を上手く渡っていくことに繋がります。


これは知性が育ってきた証で、それと同時に自分の思考と感覚を整えることで、出来事を処理できることを、乙女座は確信しているのです。


ただ見るよりもじっくり観察し、観察したら次に分析をする、というように、あなたは、日常のあらゆるものを研究材料にすることができます。

世界の動向は、即あなたの知識になりますし、星座の物語は、「自分が動くことで、世界に近づく」という変化を見せます。


乙女座は、『分からない状態を嫌う』という潔癖症的なところがあるため、情報の整理だけでなく、身の回りの整理整頓にも手を伸ばします。

この習慣は、自分と自分以外のモノの間に詰まりを無くし、より自由に動ける自分が心地良いからです。

自己分析は主観に基づいてなされますが、乙女座は外の出来事を分析することで、偏った自己分析をしないように心がけます。

乙女座的な性質は、今後続いていく物語が深まるのを助け、次の天秤座が重要視する『バランス』に続いていくのです。

乙女座の支配星

乙女座の支配星 (ルーラー) は、水星です。


復習になりますが、双子座の支配星 (ルーラー) も水星でしたね。

星座に2度同じ支配星 (ルーラー) が回って来るのには、理由があります。


フットワークを軽い双子座は、活動的で、情報収集に長けていましたが、好奇心に寄り過ぎて、掘り下げが少なかった、という事情があります。

それは弱点や盲点ではなく、広く浅く見聞を広めることで、その後の成長のための冒険をしていた、という解釈をする方が健全です。

それに対して、月と太陽を挟んで、再び水星が支配星 (ルーラー) として物語に登場しました。


それは今後の物語が深くなるため、より一層客観性を高めるために、分析や問題解決のための思考力が必要になるため。

双子座が『複数のこと』を得意としていたのは、水星の恩恵を受けていたからです。

その水星が乙女座にも力を与えるのは、力を分散するのではなく、知性を段階的に高めるために他なりません。

なにより、乙女座で星座の物語は、後半戦への準備が必要になります。

今後の物語は、より広い視野と、より深い内省の両面での成長が必要なため、水星は2役を買って出たということですね!


双子座の知見に加え、乙女座は五感も使って、自身も世界からも納得できる方法を模索します。

地に足の着いた『分析力』は、乙女座が水星から授かった能力なのです。

乙女座とハウス

乙女座が対応するハウスは、第6ハウス (室) です。

ハウスについては、後の個別のページ深く解説させていただくとしても、双子座と第6ハウス (室) の関係性だけはピックアップしていきます!

第6ハウスのテーマは、以下の通りです。

  • 健康
  • 病気、症状、原因
  • 医者、看護師、医療従事者
  • 仕事、労働、条件
  • 個人的な奉仕
  • 農業、農作物
  • 工場、組合
  • よそ者、外国人 etc


乙女座は、「立ち回りが良い」ことを学ぶ星座です。

そのために分析をしたり、思考を働かせます。

健康や病気、また仕事や労働は、私たちの人生で大きなシェアを占め、悩みの種にもなれば、貢献する手段にもなります。


また第6ハウス (室) は、「人生における困難」と「その解決」についても学ばせる部屋です。

そのため乙女座は、現実を認め、建設的に解決ができるように努力します。

第6ハウス (室) は物理的な物や、身体や生活にまつわる事柄に関するテーマでもあるため、乙女座の象意と合致していると言えます。


獅子座・第5ハウス (室) のテーマである、楽しみや喜びの責任や結果は、第6ハウス (室) に続いているということですね!

自分の利益や損得に執着し続けると、人生に起こる困難が複雑化してしまうため、乙女座はここで踏ん張り、より地に足をつけることに敏感になるのでしょう。

乙女座と身体の関係

星座は、私たちの身体の部位と対応しています。

乙女座が対応する身体の部位は、「お腹」や「胃腸」です。


外からは決して、身体の精妙な作りや構造は見えません。

それはまるで、私たちが目に見えない世界のシステムが分からないことと似ています。

確実にあるはずなのに、見えていない…。

少し寂しさや虚しさを感じてしまいますね。

なぜこんな話をしたのかと言いますと、腹部は、食べたものが消化され、原型を変える内臓器官があるからです。

他の命を頂くこと、つまり『食物連鎖』によって、あらゆる生命は反映していきますし、否応なしに命のバトンタッチが行われます。

その『繋ぎ』のプロセスの中間が、腹部で行われ、栄養の吸収や消化には、私たちが思っている以上のエネルギーが必要です。


乙女座は、一体何を『分析』し、何のために『整理』をするのでしょうか?

それは最適な選択をし、できる限り最善の成長をするためです。

食べ物だけでなく、情報や人間関係、場所や環境などは、極端な場合や制限を除き、本来は選べるものですよね?

私たちは常に、何らかの制限や制約、枠に支配されたり、誘導されたり、振り回されています。

特に幼少期の環境は、その後の生活習慣や価値観の土台になり、本当にそれらが正しいのかが分かるまで、もしくは答えを認めるまでは時間がかかります。

乙女座はそういった『勘違い』や『行き違い』を極力無くそうと努力します。

なぜなら時間は有限であり、自分の成長は世界の進化に直結するからです。

『腹』という漢字を分解して、パッと見た時、『月が往復する』という言葉が連想されませんか?

月とは、私たちが住む地球の衛星であり、深層心理や無意識の領域の窓口です。

また月とは、『繰り返し』や『迷い』の象徴でもあります。

詳しくは個別の天体・月の解説で説明しますが、日本語では、臓器の漢字には必ず『月』が使われます。

それは目に見える物は、目に見えない世界から来ていて、目に見える物で表現されていることを表します。

生殖器によって子孫の種が芽吹いた後、素の命はお腹で育てられます。

「腑に落ちる」や「腹に据える」など、お腹にはあらゆるものを『蓄える』能力と耐久性が備わっています。

乙女座の強みは、これまでの経験を精査しながらも、日常的に繰り返される事柄に意識を向け、「当たり前」が成している精妙さに気づく姿勢です。

あなたの身体は大宇宙の縮小版であるとともに、この世界の宝物。

あなたは身体を含めた内面を労り、大切にすることで、宇宙に恩返しをすることができるのです。

乙女座と時間の流れ

夏至という星座の流れの切り替わりと、夏から秋への季節の切り替わりには、少しタイムラグがあります。

タイムラグが生じる理由は、私たちが人間の社会システムを作り、従っているからです。

暑い季節から涼しい季節に切り替わる節目には、物事も意識も大きく変わります。

教育の現場では特に、長期休暇から学校に復帰して、元の世界に戻る期間が乙女座の時間の流れに相当します。

夏休みを挟んだ前と後では、どこか自分と周囲に変化があるように感じたことはありませんか?

それは「単純接触効果」という、頻繁に触れ合う回数が多いほど、親しみや慣れ、信頼関係が生まれる、もしくは継続されるからです。

同窓会で数年ぶり、数十年ぶりに同級生と会うと、年月の経過を痛感します。

そこまでの大きな時間の感覚の開きはありませんが、乙女座は季節の切り替わりとともに、より『冷静さ』が強まる流れになっていきます。

それは獅子座の自己主張や自己表現に対する、他者や世界の反応を受け止め、冷静に自分自身を客観視しようとするようになるからです。

その際に、人の意見を気にし過ぎたり、過度に不安要素ばかりに意識が向くと、乙女座的な働きが逆効果になる場合があります。

人生は解釈次第で、本人の意識の持ち方次第で変幻自在と言われますが、実際のところ、乙女座はまだそこまで達観してはいません。

次の星座・天秤座で、ようやく自分という存在が、世界でどのように評価されるのかの実感が沸いていきます。

それまで乙女座は、情報収集をしたり、問題解決に向けて色々な段取りを組み、身の回りを整理していきます。

暑い時は熱気により、脳の働きが鈍くなるのですが、それは熱があらゆるものを『膨張させる』からです。

反対に秋が始まっていく時、乙女座は冷静さを獲得し、次なる成長へと自身と世界を分析する流れに乗っていきます。

乙女座を構成する要素

乙女座を構成する、属性・宮・性の3つの要素について解説していきます。

乙女座の属性

乙女座の属性は、土です。

冷静さと地に足がつき、思慮深い乙女座は、現実をより具体化できるようになりました。

すべての属性は繋がり、補う関係にあります。

乙女座に求められる成長は、これまでの成長を定着させ、世界にその成果を還元することです。

乙女座の宮

乙女座の宮は、柔軟宮です。

地の属性をもちながら、柔軟な発想を持つ乙女座は、双子座に続き2回目の柔軟宮の体験をしていきます。

それは観察・分析・客観視によって、自分自身と世界とを対比し、主観と客観を擦り合わせます。


その結果、より現実的な目線を手に入れ、視野を広げることが可能になるのです。

乙女座の性

乙女座は、女性性の星座・女性星座です。


包容力と感受性の豊かさが、冷静な判断をもたらします。

そうすることで、獅子座の自己主張から一転して、世界と歩幅を合わせようとするのが乙女座の働きです。

乙女座とその他の11つの星座との関係性

乙女座は、頭が硬かったり、融通が利かない時もありますが、それは繊細さゆえの性質です。


その他の星座は乙女座を見て、『健気さ』や『段取りの良さ』を感じ取ります。


どの星座にも『適材適所』があり、得手不得手はありますが、乙女座はそのことを飲み込もうと努力はします。

ただ真面目さが仇となって、ストレスを溜めてしまうこともあります。

乙女座・土の属性とその他の星座

属性別に星座を表現する時、以下のように表現していきます。

  • 火の属性 = 火星座
  • 土の属性 = 地星座
  • 風の属性 = 風星座
  • 水の属性 = 水星座

乙女座 (土)  x 火星座

火星座は、牡羊座同士・獅子座・射手座の3つです。


乙女座にとってこれらの星座は、刺激的ではありますが、イマイチタイミングが合わなかったりします。

そのため、小まめな確認や打合せが必要になるでしょう。


反対に火星座からは、乙女座に対して几帳面過ぎる、という声が上がるかもしれません。

どのような場合にせよ、『過ぎる』ということは不調和を引き起こします。


『お互い様』を言い合える仲になるためには、少し楽観的になり、許容範囲を広げることが大事になります。

乙女座 (土) x 地星座

乙女座以外の地星座は、牡牛座山羊座の2つです。

『馬が合う・水が合う』という言葉があるように、これらの星座は『土が合う』関係性と言えます。


土壌の質は、その土地によって異なり、文化やエネルギーの質も異なります。

そういった違いは、スタンスやペースに表れますから、同じ地星座と言えど、タイミングを合わせるために打合せは必要です。

またノリや勢いでは動かないのが地星座。

ですから何かを始めたり、継続する際には、期限を決めたり、計画を念入りに建てることが突破口になるはずです。

乙女座 (土) x 風星座 

風星座は、双子座・天秤座・水瓶座の3つです。


同じ水星を支配星 (ルーラー) に持つ双子座でさえも、属性の違いにより、乙女座と話が合わない時があります。


天秤座と水瓶座は、乙女座と感性の違いから反りが合わないことがあるでしょう。

こういった場合、間に誰か、他の属性の人を呼び込み、円滑に話し合いが進むように工夫するのがベターです。

乙女座 (土) x 水星座 

水星座は、蟹座・蠍座・魚座の3つの星座です。


乙女座にとって、話をよく聞き、同調してくれるのが、これらの水星座。

心地良い時が多いのですが、水星座からの感情的な要求が多くなると、乙女座は壁を作りたくなります。

乙女座は内面も環境の1つだと考え、他者の感情に飲み込まれたり、左右されることを嫌がるからです。

とはいえ、基本的に乙女座と水星座は『水と土が合う』関係性と言えます。

こういった場合、曖昧な言葉使わず、その時の相手のコンディションを確認して、時間をズルズルと使わないように意識することが大事です。

乙女座 (柔軟宮) と活動宮・固着宮/不動宮

占星術的なシステムについては、何度も同じ表現を繰り返しますが、それはあなたに「いつの間にか覚えていた!」という感覚を掴んでいただきたいからです。

3つの宮は、「トリプリシティ」といって、星座を3つの分類をするシステムです。

宮は、星座毎の性格や雰囲気ではなく、自然のサイクルの3つの流れを役割として持っています。

  1. 活動宮 = 始まり
  2. 柔軟宮 = 変わり目
  3. 固着宮 (不動宮) = 定着

乙女座 (柔軟宮) x 固着宮 (不動宮)

固着宮 (不動宮) の星座は、牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座の4つです。


発想が柔軟であることと、フットワークが軽いことは少し話が違います。

地星座の乙女座が良い例です。

乙女座にとって、これらの星座は話やしすいものの、話が進展しにくかったりします。


『実際に動いて見ないと分からない』という意見や、『そんなことする前から分かる』という意見が飛び交う時、乙女座はため息をつくでしょう。


乙女座は感情が生まれても、冷静になって、現実的になることを望みます。

このような場合は、実際のモデルや実績などの例を挙げて、具体的に動けるように導線を張ると話が進むでしょう。

乙女座 (柔軟宮) x 活動宮

活動宮の星座は、牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座の4つの星座です。

乙女座には、これらの星座が『働き者』に映ります。

決して乙女座がサボっている、というわけではないのですが、乙女座はもう少し狭い範囲や規模に身を置きたいタイプです。


特に山羊座は、乙女座の上司にあたるような存在で、無下に意見することもはばかられます。


また感情を無下にして、『理論攻め』するのも時と場合によりけりです。

乙女座はこういった場合、沈黙を貫くか、似通った意見に合わせるのですが、ここは自己主張をするだけして、協調性を保った方が得策と言えます。

乙女座 (柔軟宮) x 柔軟宮

乙女座以外の柔軟宮の星座は、双子座・射手座・魚座の3つです。

柔軟宮同士はペースが合うのですが、スタンスが異なります。

双子座は好奇心、射手座は高次の学びや理想、魚座は融合まで至る一体感など、乙女座の許容範囲とズレることが多いのです。


ただ発想は柔軟な星座たちですから、常に一緒に居なければいけない、というよりは、相互理解を踏んだ上で、別々に役割分担することで衝突は避けられます。

乙女座の段階で、トリプリシティが2回りし、星座の物語が半分に至りました。

これは意識すべきことが増えてはいますが、確実に成長し、功績を残している証拠です。


性質と働き、役割が影響し合うことによって、12星座はそれぞれの『役柄』をスパイスにすることもあれば、『火種』にしてしまうこともあります。

ですが物語には必ず『フック』があり、どこかにフックがあれば、誰かが手を伸ばし、その役割が全体に貢献していきます。


占星術のシステムは、星座の物語に触れていくうちに、だんだんと慣れていきますし、面白くなってくるはずです。

そうすることで、言葉としての星座が、イメージの中でキャラクター性を持って動き始めます。

そうなれば反復、繰り返しあるのみです!

個別の星座の解説は、遂に折り返し地点に来ましたので、このまま全体の流れを汲み取りながら、どんどん占星術のシステムに慣れていきましょう!

2極の性と星座の移り変わりについて

乙女座は冷静に、エゴからのお土産と、副産物として持ち帰った疑問や混乱、葛藤などを整理していきます。

それはまるで、仕事から帰った夫が大量の洗濯物を出し、妻が待ったなしで洗濯機を使い続けるような光景を連想させます。

文句を言っても始まらないことは、時間をかけてやるしかありません。

それが乙女座の役割である観察であり、分析、静観することに当たります。

また冒険で傷つき、癒しを求める獅子座は家に帰った瞬間に、乙女座に切り替わることで、自分を大切にすることに時間とエネルギーを費やします。

それは外の世界が飽きたとか、疲れた、というわけではなく、単に『キャパオーバー』であって、休息の時なのです。

双子座から蟹座に切り替わった時は、どちらかというと、緊張から解放されて、癒しや安らぎを求めるような変化がありました。

ですが今度は、学びが多く、理解が追いつかないほど多くの刺激や影響を受け、自分の中を整理する必要が出て来たたため、落ち着こうとするのが乙女座です。

一般的に女性は感情的、と言われますが、1度感情になると暴力にまで発展し、関係性を一気に絶やしてしまうのは、男性の方が多いかもしれません。

それは建前と我慢が成せる業なのですが、その点女性は『ガス抜き』を心がけます。

それは蟹座の時に体験した、感情との向き合い方であり、世界や他者との関わり方の実感と実践の賜物と言えるでしょう。

物語が後半に行くにつれ、獅子座が本来持っていた『太陽的』な自分の保ち方が確率されていきます。

ただ乙女座は、獅子座の生き方を否定はしません。

どんなに困ったことが起こったとしても、それは経験や資源であることに変わりがないからです。

次の天秤座に映る時は、内的な分析や精査を、外でもやろうとし、またできるようになります。

理性と情緒を天秤にかけることは難しいですが、自分がどの程度のキャパがあるのかを普段から知っておくことは非常に大切です。

そうでなくても宇宙は、ちゃんとそのような機会を与えますから、安心して、また用心して物語は進めていかなくてはいけませんね!

乙女座を客観視するのは?

乙女座の場合、正反対に位置する星座は「魚座」です。

魚座は乙女座と同じ柔軟宮で、属性は水。


属性的には、水が大地を育むため、乙女座にとって魚座は『救い』となります。


ただ乙女座は、目の前の物に集中し過ぎ、分析の深みが浅いということがあります。

もちろん深みとは、成長をすることで増していくもの。

幼稚園児にスーツを着ることを迫るのは、不適切です。


とはいえ、自我が成長し、周りとの交流が増えると、つい物質や目に見える物に注意が取られてしまいます。

その間、目に見えないモノの影響を受け、どうして上手くいかないのか?ということに悩んだりもするでしょう。

知識が増え、賢くなることで、物に執着し、意識が狭まってしまうということもあります。

その点魚座は、「すべては同じところに還る」という原理を確信し、転生の準備に入る段階です。

また魚座は、「形あるものは必ず滅びる」ということも知っています。

物を突き詰めても、それを形作る、裏や奥の存在にまで意識を届かせることをしなければ、いつまで経っても『行き止まり』なのです。


魚座はある意味、浮世離れした感覚が強い星座ではありますが、それは物語の結末を迎える時だからこそ持てる境地。

すべては繋がっていることを実感し、これまでの道のりが『成就』したからこその境地と言えるでしょう。


乙女座は潜在的に、魚座的な感覚を追い求めてはいますが、まだ自分の中ではハッキリとしていません。

星の王子さまの物語で、「目に見える物だけを信じてはいけないよ」という言葉があります。

それは来たる物語の結末は、目に見える物を手放すことができる境地がゴール、という壮大な星座の終着点を意味していると言えるでしょう。

行き詰りやドン詰まりを迎えた時こそ、目の前から目線を外し、遠くの星々を眺め、宇宙の働きを改めて感じ取ろうとすることが大切です。

乙女座と数秘【6】

獅子座・数秘5で、自分の意志を世界に反映させることに成功しました。

それは内面が外側の世界と繋がっているということ。

次に星座の物語は、その意志力と世界の変容を定着させようとし、数秘6では、「調和」という名の働きで表されます。

数秘術とは、宇宙の原理を1~9の数字で表したものです。

乙女座は12星座の6番目の星座であり、数秘6の意味合いを持ちます。


数秘6には、以下のような意味があります。

  • ハーモニー、調和
  • 創造性、アート
  • 正義
  • バランス
  • 象徴
  • 責任
  • 奉仕
  • 愛 etc


数秘4の『安定』の働きに対して、数秘6は「調和」の働きです。

安定とは維持をすることを意味し、柱のように立ち位置は固定されます。

調和とは「変化が循環する流れ」という意味で、数秘6はトライアングルが2つ掛け合わさっている形でもあります。

六芒星・ヘキサゴンの形がその象徴的な形です。

もっと具体的な表現をするならば、『目に見える世界と目に見えない世界の通信』となります。

世界は、目に見えるモノだけでは構成されていないということを確信する、という境地でもあるのです。

『6』という数字を逆さまにすると、後の講座で解説する『9』になります。

これは結果論ではありますが、上下を逆さまにすることが重要ではなく、実質的に顕在するモノと、潜在するモノがあるという世界の理が伺えますね!


だからでしょうか、乙女座には『慎重さ』があります。


よくよく分析し、感覚と現実を擦り合わせることで、目に見えない世界からの合図や鍵の在りかを見つけようとするのです。

それは現状を維持するだけでも、前進し続けるだけでも実現することはできません。

これまでの物語・冒険を経ての今だからこそ、見つかるモノがあり、それは目に見えない世界から来た魂からの『お試し』とも言えるでしょう。

なぜなら星座の物語は、再度目に見えない世界へと還るのですから。

乙女座と数秘6は、「調和」という宇宙の摂理の確信の扉を明け、目には見えない壮大な宇宙のシステムを前に、真理探究をする役割を持っているのです。

乙女座とタロットカード

乙女座に対応するタロットカードは、「隠者:The Hermit 」です。


「隠者」のカードには、以下のような意味があります。

  • 思慮分別
  • 理想の追求
  • 孤高
  • 専門知識
  • 相談者
  • アドバイス
  • ベテラン
  • 内省 etc

乙女座は現実に則して行動しますが、その目線はどこか遠く、いえ「奥」を見ています。

それは破壊と再生や、内側と外側の出入りによって、現実と目に見えない世界の距離を図る意識が強くなったからです。


『隠者』のカードは、どこまでも続く霊的世界や無意識の世界に、灯りを灯す賢者を表現しています。

賢者の姿は、物質世界で成長していく星座の内面での姿。

内面では、姿はいかようにも変幻自在に変わります。


賢者の象意とは、探求し続けることの意味を自身に問い続ける、ということです。

実は私たちは普段、周りの影響に刺激され、それに対応したり、反射をしたりしているため、本質的に考えている時間は極端に少ないと言えます。


『思考停止』という言葉は、自らに問いかけをせず、他人に答えを求めることが当たり前になっている状態を指します。

乙女座の支配星は水星ですから、情報を集めたり、周りとのコミュニケーション、実際に自分の足で移動することで、知識を増やすことに長けています。


ですが乙女座は知識を増やすだけではなく、「分析」や「整理」をすることで、世界が差し出すヒントに対する答えを導き出そうとします。

それは自分自身に問いかけ、確固たる裏付けとともに、経験則に基づいた実感によって得られるプロセスです。

とはいえ、この段階で『世界の秘密』が完全に解き明せたわけではないので、引き続き冒険と学びは続きます。


隠者はその旅の深みと、学ぶことの喜びを教えてくれると言えるでしょう。

暗闇に希望があることを望むだけでなく、あなたは自らの意志で、手にある灯りを点けることで、人生に輝きが増していくのです。

乙女座は分析する材料を次々に揃えていく!

今回の講座では、乙女座の全貌を詳しく解説させていただきました。


乙女座は、分析と整理によって、自分自身を客観視し、世界をありのままに見るための成長を辿る星座です。


主観だけ判断してしまうと、トラブル続きに見舞われてしまう恐れがあります。

私たちは1人で生きているわけではないからこそ、また誰かにサポートしてもらっているからこそ、冷静な判断が必要になります。


蟹座で感情を、獅子座で自己実現を体験し、折り返し地点を迎える乙女座では、自分を外から見るという意識が芽生えました。

この意識は、全体性の中で生きる上で大変重要な要素であり、次の成長のための起爆剤となります。


なぜなら、私たちは意識を向けたものを手にし、人生はいかに意識を広げていくかに懸かっているからです。

それは宇宙の望みでもあります。

あなたがホロスコープを使い、ご自身の魂の計画を知るためには、乙女座のような冷静な判断が必要になります。


理性と感情、そして全体性への意識が掛け合わさることで、あなたは宇宙とのシンクロが起こりやすくなっていきます。


それは『幸運体質』とも言われますが、宇宙からすれば当然のシナリオです。

ですから、宇宙のサインやメッセージには敏感でいたいものですね!

そうなるためには、次の天秤座の成長段階がどのようなものか気になります。


それでは、次の天秤座の講座も楽しみにしていてくださいね!

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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